人の命の儚さ
雪の峠 戦国時代、男同士の妬み嫉みは命がけ。 必ず、密告者がいるので誰を信じて誰が疑わしいのか常に気を許すことができない大変な時代。 その中で、浪人だった渋江内膳が、佐竹義宣に仕えて頭角を現していく。 実戦経験はないものの、机上で戦いを挑み見事実戦経験しかない家臣たちの鼻を明かしていく痛快さ。 今も昔も、大切なのは、広い見解を持っている側近である。 剣の舞 親兄弟を惨殺され、その上自身もなぶり者にされたハルナが、復讐のために男になりすまし、剣を学び、その師匠である疋田文五郎に恋をする、そして、・・・。 報われない、哀しみ。