読み切りから連載に、そして面白そう
あれ〜?モーツーなの!?って感じですがじわじわと面白いですね〜 講談ってなに?講談社? ぐらいには無知ですが話し始める姿はなんかみたことがある気がする。 若い人は知らないだろうことを若い人間が一生懸命やる姿、結構くるものがあるので応援したい… 一話いい感じだったので次も期待です!
島耕作は、初芝電産という巨大組織の中で、部長となっても自分の意志に忠実に、最前線で闘い続ける!部長となって現場から離れると、少しはヒマになるかと思っていたが、とんでもない思い違いだった。毎日が目のまわるような忙しさだ。弘兼憲史が描くサラリーマン漫画の最高傑作!
日本の不況がこんなに島耕作に影響するとは…。前シリーズの課長島耕作では海外に行ったり、巨額の資金を動かすような仕事がしょっちゅうでしたが、あれは幻だったんじゃないか…?と思うくらいスケールが小さくなってしまった。しかし思い出せるキャラクターは全員再登場するのでそういう面ではとても楽しい。
【バブル崩壊期】
初っ端から不況。あんなに苦労したコスモス・スタジオ買収やベトナム半導体工場も結果的に失敗し、中沢社長もそれらの責任を取り辞任することになった。中沢社長が活躍する話を期待していたから残念だけど仕方ない。島耕作も早期退職か出向をしなければいけない立場になる。
【ワイン貿易会社期】
初芝電産貿易でワイン部門の新専務になり完全にワイン漫画になる。大町久美子とは結婚を前提としない真面目な交際をしていたが、彼女に他に恋人が出来たこともあり何となく疎遠になる。島耕作から「年齢のせいか…50歳をすぎたら恋愛に対して億劫になってきてる…」という弱気なセリフが出るとは思わなかった。それと入れ替わるように女秘書の高市とバー・チャコのママが登場する。
【レコード会社期】
今度は子会社サンライトレコードの立て直しを命じられる。リストラする側になるのも心苦しいですね。美空ひばりをモデルにした大物歌手も登場したけど、まるで宇多田ヒカルみたいな14歳の天才少女がアイリーンとの間に産まれた島耕作の娘だなんて…欲張り設定すぎないか!と笑ってしまった。島耕作プロデュースのオーディションも実際に開催したんですね!大人になった奈美と一緒に仕事をしたり、中沢相談役が亡くなったり色々あったけど、京都で出会った元芸者のかつ子が再登場したのが一番ドキドキした。
【福岡の販売センター期】
博多山笠でふんどし姿になったりご当地ネタが多かった。ここで再会した今野社長は前シリーズから悪役として島耕作の邪魔ばかりしていたけど、最後は良好な関係になれてよかった。自殺した大学時代の同期は学生島耕作にも登場するのかな。最終回はモーニング編集部から電話で「次回から取締役島耕作にタイトルを変えます」と告知されるお茶目な演出だった。
ライバル候補の元部下だった八木の存在も気になりますが、大泉相談役の財産を典子が相続したら初芝電産の株はどうなるんでしょう…?取締役島耕作の活躍を読むのが楽しみです。