わたしは真悟 #推しを3行で推す
・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ もう何回も読んでるが毎回面白い。安定して面白いというのではなく毎回新鮮な気持ちで楽しんでる。テーマ性とか時代性とか考えればキリがないが、今回は楳図かずおのラブコメというのを意識して読んだ。 この記事を参照 https://manba.co.jp/manba_magazines/22572 ・特に好きなところは? 奇蹟は 誰にでも 一度おきるだが おきたことには誰も気がつかない ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! なんかものすごいものを読みたい気持ちになりたい時に読むのがおすすめですがこれ以上になんかすごいものを読みたい場合のこれを読んだ後に難度が上がりすぎるのが難点。
能條純一作品はまるで邦画を見ているかのような気分になる。
しかも昭和の作品…松田優作の「蘇える金狼」のような空気感。
その雰囲気と空気感は凄まじい。
その一方、現在連載中でマンガ好き達にこぞって好評である「昭和天皇物語」ではスピード感を封印してゆっくり目に見えるオーラの漂う神秘的な人物像を描いている。
能條先生は凄いのだ。
私は本作で初めて能條純一作品を読んだ。当時スピリッツで連載されていた中でも異色を放っていて、ベタ部分から見える圧が下手なホラー漫画よりも恐ろしく見えた。
とかいうと言い過ぎかもしれないけど、それだけ「本気で集中している人間」というのを描くのが上手かった。
本作では将棋の天才、棋士 氷室将介が巻き起こす嵐の物語。
ただ、周りの登場人物たちも負けていない。
なにはともあれ、鈴本永吉戦が終わる3~4巻あたりまで読んでみてほしい。