日本のオタク四天王(ヲタではない)の一人、エヴァンゲリオンやシン・ゴジラの監督として名を馳せた庵野秀明を夫に迎えた妻・安野モヨコの2人生活ってどうなってんのーってのがユルユル描いてあります。

限定のDVD付きが出た時にも買ったし、自分としては紙の本2冊持ってる珍しい例でもあります。そのぐらい好きであります。

だって、もう「流行り」の話じゃなくて昔のオタク道なんだもの、これって廃れないんですよ。
いつ読んでも題材が廃れないコンテンツである安心感たるや。
エヴァンゲリオン世代なので庵野監督に素直にハマりました。車で古い特撮の主題歌を聞いたりするのが楽しくなりますのでやってみよう!

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私はかつてエヴァンゲリオンを見て
「なにがなんだかわからん」
と、自分が新しいアニメにはついていけないオッサンに
なったのだと自覚しました。
だが庵野監督については
「天才なんだろうな。俺にはワカランけれど」
と思うようになりました。
その思いは島本和彦先生のアオイホノオを読み、
それに出てくる庵野監督のエピソードをみて
「やはり色々とちがうデキル人なんだなあ」
とさらに、この人は凄いんだろうな感が強まりました。

まさか、こんな感じに凄い人だったとは(笑)
いや、奥様との結婚「オタ」生活も素晴らしいし、
いい感じに好感度は増しましたけれども、
やはりこの人は自分には理解出来かねる大物なんだ、
と思いました。

BLUE GIANT SUPREME

ジャズは深くて難しくてカッコいい

BLUE GIANT SUPREME
さいろく
さいろく

まず主人公のダイはすごくすごく熱がある。 周りのメンバーもそれぞれ真っ直ぐで、熱量が高い。 で、出会うその他のジャズやる人達も同様に熱い。 向き先は少し違えども、ジャズに対する熱量の高い人達を描いているんだけど、やり続けるとどういう葛藤があるのか想像もつかない。 ※もちろんコレだけが正解じゃないし特殊なんだけど 前作「ブルージャイアント」で感動と、落胆に近い憤りとを感じた人がほとんどだと思う。シュプリームではさすがに同じことにはならないと信じたい(今でもアレは本当にハッキリ憶えてるぐらいツラく、「ふざけんなーー」と口に出たぐらい熱中というか没入していた) 前作からそうだけど、途中途中で後にダイのことを語る人々(恐らくインタビューを受けている)が出てくる。 そこからは当然、未来がある程度想像できるワードがいくつも含まれており、それを踏まえて読む事でまた口角が上がってしまうのを抑えきれずに先を楽しみにして待とうと思えるそんな漫画。 ジャズが苦手であろうとわからなかろうとそんな事はどうでもいいぐらいに、五感を揺さぶってくるすごい漫画なので絶対読んだほうがいいし出来ればネタバレは見ないほうがいい。 ググると「ブルージャイアント ひどい」が一番上にサジェストされて笑ったけど、シュプリームがなかったら本当にただひどかったかもしれない。 ただ、ひどかった(と私含む多くの読者が思っている)のは本当に後半の、割と最後の方の展開の一部でしかなく、それは本当に衝撃的だったけど、その衝撃が大きい人ほどこの作品をちゃんと読んだ人であるのは間違いない。 大好きなので是非多くの人に読んでもらいたい。

かんとくふゆきとどき
監督不行届
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安野モヨコ選集 プレイボーイ団地/脂肪と言う名の服を着て

安野モヨコ選集 プレイボーイ団地/脂肪と言う名の服を着て

選集第二弾は、人間の「本質」に向き合い描いた4つのストーリーを集成。こんなにも女性の内面を浮き彫りにする漫画はあっただろうか……。単行本初収録となる注目作『プレイボーイ団地』のほか、『カメレオン・アーミー』『観覧車』を含む「怖い女」の傑作集。#1『プレイボーイ団地』 女をバカにするヤツには、恐ろしい結末が待っている――。日々「最低の現場」を覗き見するのは、幽体離脱するひきこもりの女!? 2002年「FEEL YOUNG」(祥伝社)で連載され、大きな反響を呼んだ全4話をカラーを再現し収録。#2『脂肪と言う名の服を着て』 やせれば人は、綺麗になれるのか――。妬みや他者への誹謗中傷など、陰湿な人間模様を描きつつも、真の「美」とは何かを追求した話題作。#3『観覧車』 虚言にあふれる密室空間。欺きの心理が、凝縮された傑作。#4『カメレオン・アーミー』 気づけば自分と同じ服、同じメイク、同じ言葉づかい。見下していた相手に完コピされ、自分より美しくなってもてはやされ始めたら……。虚無感が巧みに表現された、恐怖の物語。

安野モヨコ選集 さくらん

安野モヨコ選集 さくらん

第二章(全3話67P)を初収録した決定版 デビュー35周年を記念し「安野モヨコ選集」プロジェクト、始動。遊郭の世界を丁寧に描き、映像化もされた『さくらん』が第一弾を飾る。本作は、2001年から2003年まで「イブニング」(講談社)にて女性読者に向け連載された時代劇漫画だ。今回の選集では、2005年に特別掲載された幻の第二章(計3話・計67ページ)を初めて単行本に完全収録。最新の印刷技術でカラーもモノクロも原稿から版面を細部まで美しく再現。さらには、著者が描きセレクトした江戸の美人画も巻末に収載。耽美な世界を存分に味わえる、特別な一冊をお楽しみいただきたい。人より多くもらうものは 人より多く憎まれる―― そこは嫉妬が渦巻く女の世界。身売りされた幼ききよ葉は、やがて吉原の花形へと上り詰める。気性の荒さと器量。知性と策略。花魁として生きる術を身につけたきよ葉がトップに立つのは、たやすいことだった。だが、華ある世界の裏側は、過酷だ。型破りなきよ葉に敵は多く、幾度となく罰を受け、傷めつけられ、貶められる。気の強さの影に見え隠れする、折れそうで、でも苦しいほどにまっすぐな心。本作を読み終えた後はきっと、「自分らしく生きる」 「たくましく生きていく」 そう、思えるに違いない。

「エロイカより愛をこめて」に愛をこめて!!

「エロイカより愛をこめて」に愛をこめて!!

参加作家(順不同・敬称略)市東亮子・酒井美羽・魔夜峰央・奈々巻かなこ・赤石路代・中山星香・青木朋・遠野由来子・小川彌生・シマあつこ・はるな檸檬・萩尾望都・高橋美由紀・大和和紀・本田・紫堂恭子・浜田翔子・浦沢直樹・潮見知佳・野上武志・安野モヨコ・山村東・永野のりこ・木原敏江 単行本未収録エロイカショート 青池保子「いきなり日本昔ばなし」も収録

安野モヨコ STRIP!

安野モヨコ STRIP!

人気漫画家安野モヨコ、初めての原画集。1989年に漫画家としてデビューして以来、同じ人物が描いたとは思えないほどさまざまな作品を発表し、読者を驚かせ続けてきた安野モヨコ。ストーリー、絵の強さ、リアルな描写に「まるで自分のことのよう」と、安野作品に等身大の自分を見てきた人は数知れません。今回の画集では、初めて単行本化された『ハッピーマニア』をはじめとし、『さくらん』『働きマン』『シュガシュガルーン』などの人気作をメインに、『花とみつばち』『ジェリーインザメリィゴーラウンド』ほか、『オチビサン』『鼻下長紳士回顧録』の原画や、描き下ろし作品も収録します。そして!! 過去に3回だけ連載され、単行本化されずにお蔵入りしていた「第二章」の3話分を、特別に全ページ公開します!! 描くことに常に真剣勝負で、自分に厳しい課題を課し続けてきた安野モヨコ。著者初めての原画集!!

安野モヨコ ANNORMAL

安野モヨコ ANNORMAL

安野モヨコの30年を詰め込んだ決定版 『さくらん』では、才ある者の孤独と他者からの嫉妬を、『働きマン』ではかくべきモノと求められるモノの狭間での葛藤を、『鼻下長紳士回顧録』では「創作とは何か」への問いを、巧みな表現力で訴えた。安野モヨコが描く漫画は、どこまでも心をえぐる。異常なほどの連載を抱え、走りに走った安野の筆が突然止まったのは、およそ10年前のこと。一体、何があったのか。華々しい作品の裏にあった苦悩と葛藤、世間からの批判によるダメージ等、心が壊れるほどに、描いて描いて描きまくった果てのことだった。その安野が復活を遂げ、2020年4月には、デビュー30周年の展覧会も開かれた。展覧会の図録を兼ねた本書では、作品に加えて安野自身にも深くフォーカスし、作品の根源にある作家の人間性を、代表作の原画や設定資料、イラストレーションとともに紹介する。歴代編集者やアシスタントの証言、夫であり監督・プロデューサーの庵野秀明の言葉、そして安野本人によるロングインタビューも収録し、安野モヨコの作品と人に迫る。単行本未収録作品、幻の漫画、さらに、「FEEL YOUNG」に異例の2号連続掲載となった、貴重な読み切り版『後ハッピーマニア』も特別収録!

シュガシュガルーン フルカラー分冊版

シュガシュガルーン フルカラー分冊版

<単行本コミック1巻収録の第1話~第3話を収録>2003年~2007年、少女漫画誌「なかよし」で連載されていたあの名作『シュガシュガルーン』フルカラーになって電子書籍化!! 魔界の次期クィーンを決めるため、人間界へとやってきた魔女・ショコラとバニラの2人が巻き起こす、おしゃれでキュートな傑作マジカル・ストーリー! 2005年に第29回講談社漫画賞受賞。

オチビの台所

オチビの台所

オチビサン公式サイトにて連載中のレシピページ「オチビの台所」が電子書籍になりました。「夏編」は、夏に食べたら美味しい食材でつくるお料理やデザートが詰め込まれています。日々の生活にちょっと一手間をかけて、豊かに、丁寧に。そんなお料理のレシピを集めました。

働きマン

働きマン

週刊『JIDAI』編集部の女性編集者・松方弘子28歳独身。弘子は編集長や上司や同僚たちと一緒に右往左往しながらもいい雑誌を作る為に日夜奮闘する。寝食を忘れ、恋人との逢瀬もままならず、ジレンマに悩み、誰かとぶつかり……。それでも弘子はいざ仕事モードとなると”男スイッチ”が入り『働きマン』となり、「30歳までに編集長になる」夢を叶える為、日夜働き続けるのだ!!「あたしは仕事したなーって思って、死にたい」

花とみつばち

花とみつばち

どうしたら女の子にモテるようになるんだッ!?高校生の格差社会、もちろんモテるかモテないかが最重要秩序のシビアなヒエラルキー社会。末端じゃないけど、フツーでモテない男子・小松。ある日、どう考えてもムリめな女子にときめいてしまい、モテ男を目指して精進することに……。偶然出会った美女姉妹に理不尽なモテ指導を受けるなか、小松の勘違い暴走が始まった!!安野モヨコ、初の青年コミック!!

さくらん

さくらん

江戸吉原は男と女、女と女がだまし合う色の街。その中の「玉菊屋」に売られてきた、ふてぶてしくて意地っ張りだけどちょっと健気な少女。彼女が、ほかの遊女たちの生き様や悲劇的な最期を目の当たりにしながら位の高い遊女である花魁へと成長していく。のちに伝説の花魁となる「きよ葉」の型破りな生き方を描く、破天荒花魁ストーリー!

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