あたしねぇ~こう見えて、稲川怪談っていうんですか、好きなんですよ、ええ。毎年ライブをやってるでしょ? おっかねえなぁ~なんて思いながらも、つい行ってしまうんだなぁ。でね、帰ってきて、何かおかしい……、て感じることがある。でもってよーく考えると、語りに熱中していて、ちっとも細かいところを覚えてないんだ。怖かったことは覚えてる。でもそれがどんなものだったかはまるで覚えてない……。でもねえ、これが漫画だと違ってくるでしょ。ほら、この「血を吐く面」。なんだかなぁ~オチまんまだったりするわけなんだけど、このお面の絵みたらば、あーやなもの見ちゃったなぁってなるでしょ。実はあたし、同じ内容の違う作家さんの作品を見たことがある。ところがこれがダメなんだ。まるでお面が××そのまんまで、思わずよせや~い、って叫んじゃいましたよ。ええ。あたし、ここでピーンときたんですよ。この作家さん、瀬川美紀さんの絵って、怪談向きなんだなぁ、って。ねぇ。そんな貴重な体験を夏の終わりにさせてもらいました……。はい。

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稲川淳二のすご~く恐い話「路地に住む人影」

稲川淳二のすご~く恐い話「路地に住む人影」

引っ越ししたディレクターから部屋に招待された稲川は、その部屋の窓から怪しい声を聞く。それは路地を通る人々の話し声だと言うディレクターだったが…。リイド社刊『コミック稲川淳二のすご~く恐い話~霊は復讐する~』より。

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稲川淳二のすご~く恐い話「内ヶ島一族滅亡の謎」

稲川淳二のすご~く恐い話「内ヶ島一族滅亡の謎」

岐阜県の白川郷で繁栄していた内ヶ島一族は、欲に目がくらんで神社に祀られた黄金の本尊に手を出し、その祟りで破滅してしまう。その呪いは現代にまで…!?リイド社刊『コミック稲川淳二のすご~く恐い話~さまよう人形~』より。

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稲川淳二のすご~く恐い話「私の店に来るピンクの女」

稲川淳二のすご~く恐い話「私の店に来るピンクの女」

稲川が経営するバーへ後輩と飲みに行くと、店内でピンクの顔をした女が浮かび、そしてすぐ消えた。マスターはその女を見た人は他にもいると話して…。リイド社刊『コミック稲川淳二のすご~く恐い話~旧家の首吊りの家~』より。

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稲川淳二のすご~く恐い話「犬鳴きトンネルの怪」

稲川淳二のすご~く恐い話「犬鳴きトンネルの怪」

人間を生きたまま焼き殺す事件が起こった犬鳴きトンネルを取材することになった稲川だが、霊能者は怖がり、女性スタッフは倒れてしまう。そして悲鳴が…。リイド社刊『コミック稲川淳二のすご~く恐い話~犬鳴きトンネルの怪~』より。

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稲川淳二のすご~く恐い話「生田の怪」

稲川淳二のすご~く恐い話「生田の怪」

テレビの撮影で有名だが、いわくつきの生田スタジオ。新人の美術スタッフを肝試しで真夜中のスタジオに行かせたが、彼は朝になっても戻ってこなかった…。リイド社刊『コミック稲川淳二のすご~く恐い話~犬鳴きトンネルの怪~』より。

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コミック稲川淳二 恐怖傑作選 怨

コミック稲川淳二 恐怖傑作選 怨

日本の夏の風物詩としてなくてはならない、恐怖実話の最高峰、ホラーの語り部・稲川淳二。その実話怪談を原作とした、夏の稲川コミック! テレビの怪奇特集の番組、とある掛け軸が紹介されていた。そのテレビを見ていた視聴者からある電話が……「首切りの掛け軸」、深夜の工場に足音が響く。見回りに出た宿直の人が遭遇したものとは……『窓を叩く女』や番組の中継の後、残ったスタッフと闇鍋をやる事になったのだが……『真っ赤な闇鍋』など全15編収録。

コミック 稲川淳二のすご~く恐い話「病院長の別荘」

コミック 稲川淳二のすご~く恐い話「病院長の別荘」

日本一の恐怖の語り部・稲川淳二。その独特の口調で語られる身の毛もよだつ恐い話の数々をコミック化!廃屋に封じられた怨念は、恨み、呪い、復讐するために、新たな依り代を呼び寄せた…

コミック 稲川淳二のすご~く恐い話「いわくつきの家」

コミック 稲川淳二のすご~く恐い話「いわくつきの家」

日本一の恐怖の語り部・稲川淳二。その独特の口調で語られる身の毛もよだつ恐い話の数々をコミック化!近畿地方の南部に「いわくつきの家」があるという…稲川さんの友人は、軽い気持ちで探しに出かけたのだが…「いわくつきの家」を含む全10話を収録。あなたにお勧めの、いわくつき物件、多数ご用意いたしました…

コミック稲川淳二 恐怖濃厚傑作選

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日本随一の恐怖の語り部、稲川淳二の独特の口調で紡ぎだされる恐怖実話の数々をコミック化!東京・八王子にある有名な心霊スポット・八王子城址。そこへ撮影に行くことになったのだが、猛スピードで走り去る肝試しの帰りとおぼしき車とすれ違うなど、出だしから嫌な予感が……そして、その嫌な予感通り、とんでもない恐怖に襲われることに……

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