気に入ったミニバイクを運転していた稲川だったが、途中のT字路にさしかかると不自然な事故を起こしてしまう。頬と手に残された傷跡は実は…!?リイド社刊『コミック稲川淳二のすご~く恐い話~旧家の首吊りの家~』より。
古い洋館に引っ越した一家の飼い猫「マー」がやたら鳴くようになった。一家の母親はその鳴き声はマーではなく赤ちゃんの声だと確信するのだが…!?リイド社刊『コミック稲川淳二のすご~く恐い話~マーが鳴いている~』より。
壁の隙間に生首を見た若者。誰にでも見えるわけではないようです…。リイド社刊『コミック稲川淳二のすご~く恐い話~非常階段の生首~』より。
「稲川さんの左肩の上よ!」稲川の独演会で最前列の客が謎の言葉を残して出て行った。会場のスタッフもその時に奇妙な足音を聞いて…!?リイド社刊『コミック稲川淳二のすご~く恐い話~非常階段の生首~』より。
冬山でのスクープを撮るために吹雪の中、山小屋で過ごすカメラマン。彼は外からの足音を聞いてドアを開けるのだが誰もいない…。翌朝残された足跡をたどると…。リイド社刊『コミック稲川淳二のすご~く恐い話~非常階段の生首~』より。
社会人になったのを機に一人暮らしを始めたかおり。その部屋で眠りについた後に誰かを呼ぶ声が聞こえたが、それは夢だと思い、眠り続けていると声はだんだん…。リイド社刊『コミック稲川淳二のすご~く恐い話~霊は復讐する~』より。
学生の頃、後輩の家に泊まりに行った稲川。真夜中に奇妙な音を立てる窓が気になって眠れず、稲川がカーテンを開けるとそこには!?リイド社刊『コミック稲川淳二のすご~く恐い話~富士の樹海~』より。
寝たきりのお爺さんが行けるはずのない隣村の子供に悪さをした話をし、それが現実となっていた。その事を聞いた人は動物霊「くだしょ」のしわざだと考えて…。リイド社刊『コミック稲川淳二のすご~く恐い話~見つけた~』より。
古い家に暮らしていた少年は、天井のシミを何かに例えることを楽しんでいた。しかしシミは増えていき、だんだん人の顔に見えるようになって…。リイド社刊『コミック稲川淳二のすご~く恐い話~さまよう人形~』より。
あたしねぇ~こう見えて、稲川怪談っていうんですか、好きなんですよ、ええ。毎年ライブをやってるでしょ? おっかねえなぁ~なんて思いながらも、つい行ってしまうんだなぁ。でね、帰ってきて、何かおかしい……、て感じることがある。でもってよーく考えると、語りに熱中していて、ちっとも細かいところを覚えてないんだ。怖かったことは覚えてる。でもそれがどんなものだったかはまるで覚えてない……。でもねえ、これが漫画だと違ってくるでしょ。ほら、この「血を吐く面」。なんだかなぁ~オチまんまだったりするわけなんだけど、このお面の絵みたらば、あーやなもの見ちゃったなぁってなるでしょ。実はあたし、同じ内容の違う作家さんの作品を見たことがある。ところがこれがダメなんだ。まるでお面が××そのまんまで、思わずよせや~い、って叫んじゃいましたよ。ええ。あたし、ここでピーンときたんですよ。この作家さん、瀬川美紀さんの絵って、怪談向きなんだなぁ、って。ねぇ。そんな貴重な体験を夏の終わりにさせてもらいました……。はい。
あたしねぇ~こう見えて、稲川怪談っていうんですか、好きなんですよ、ええ。毎年ライブをやってるでしょ? おっかねえなぁ~なんて思いながらも、つい行ってしまうんだなぁ。でね、帰ってきて、何かおかしい……、て感じることがある。でもってよーく考えると、語りに熱中していて、ちっとも細かいところを覚えてないんだ。怖かったことは覚えてる。でもそれがどんなものだったかはまるで覚えてない……。でもねえ、これが漫画だと違ってくるでしょ。ほら、この「血を吐く面」。なんだかなぁ~オチまんまだったりするわけなんだけど、このお面の絵みたらば、あーやなもの見ちゃったなぁってなるでしょ。実はあたし、同じ内容の違う作家さんの作品を見たことがある。ところがこれがダメなんだ。まるでお面が××そのまんまで、思わずよせや~い、って叫んじゃいましたよ。ええ。あたし、ここでピーンときたんですよ。この作家さん、瀬川美紀さんの絵って、怪談向きなんだなぁ、って。ねぇ。そんな貴重な体験を夏の終わりにさせてもらいました……。はい。