恋を飛ばして良いのかな??
前作よりルポタージュのエピソードがしっかりした分だけ恋しない世界の輪郭がくっきりして面白い。合理的に生活するのが良いのか、感情に任せて生きていくのがいいのか?この問いかけが前作より強くて出て考えさせられた〜。
舞台は、2034年の日本。「合理的な結婚相手」をマッチングするシステムが発達し、恋愛を“飛ばし”た結婚が一般化している。新聞社で働く社会部記者・青枝聖(あおえひじり)は、時代の象徴ともいえる「非・恋愛コミューン」と呼ばれるシェアハウスで起きたテロ被害者の追悼記事(ルポルタージュ)を書きながら、時代遅れのはずの“恋”に落ちていく……。人気作『ルポルタージュ』が電撃移籍リメイク!
前のバーズ版に比べて親しみやすくなったと感じました。
掲載誌が変わったからなのか?
主人公が恋愛してるからなのか?
色々と考えてたら作者の売野機子先生がTwitterでペン先も変えたとおっしゃてて、そこもリーニューアルしたんだ!とハッとしました。