ネタバレ
なまこデラックス

読んだけどとても良い。伊藤潤二の不気味さと太宰の鬱々とした感じが合わさってすごく良い。
人間失格描くならこれ以上いい漫画家はいないんじゃないと勝手に思っている。
特に顔のアップがどれも焦りとか絶望とかがよく出ていてすごくいい。

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今回の話はすごかった。如是我聞から始まる章は原作にもあるが、お経の抜粋を増やして見開きで観音的な女を描いているところはいきなりすぎておもわず笑ってしまうほどすごかった。それ以降の葉蔵の顔付きもこれまでとまるで違ったしさすがだ。

なまこデラックス

アカの活動に加わったがまた厄介な女が増えてきた。股木苗子ってすごい名前だな。粘着質な感じだからのちのちまた出てきそうだな。
そして給仕の女は心中することになる女かな

なまこデラックス

アカでの活動は終わらなかったね。股木苗子たちにスパイ探しを命じられて、股木に呼び出されてはセックスをしていて地獄のような日々に拍車がかかった。
あの女給の女とは心中するんだろうな。ドロドロになって溶けているところとか気持ち悪くて良かった。

1話目のあの女と似ているような気もするんだけど、1話目の女より頬がこけているから別人かもしれないな

ヒラメ一家に厄介になり始めたということは、もう中盤に差し掛かっているんだね。もともと長い小説ではないが、連載で読んでいるとあっという間に感じる。

堀木の顔がどんどんいやらしく不気味になっていく。「色魔!いるかい?」の時の顔が人形みたいでとても怖い。

股木がビンタしているシーンは、伊藤潤二なら思わず笑ってしまうように仕立てていてもおかしくないと思った。「人間失格」はそういう思わず笑ってしまう怖さがほとんど登場させず、人間の暗部をえぐる怖さに徹底しているね。

かなり終わりが近い、このペースだと2巻で完結くらいかな。ヨシちゃんの話は原作の方でもかなり印象に残っているんだが、桜のシーンは綺麗で良かった。そのあとのボロボロのタコを引きずった少年も含めて。

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