安斉には法を犯しても裁きは受ける、 という主義を最期まで通して欲しかった。 それか、徐々にキャラが壊れて狂っていく 哀しいキャラになって欲しかった。 隠蔽工作に関して今週の場面で安斉が述べるべきだったのは 世の中の損得論とか己の正当性ではなく、 心にたまっていた、自分を正当に評価しない世間に たいする恨みつらみ、怨念であるべきだった。 戦術を理解しなかったアメフトのチームメイト、 薬害のある製品を開発し販売した自社の仲間、 自己保身だけで隠蔽を支持する会社役員、 証拠もないのに殺しに来る殺人者達、 戦うのも逃げるのも無能で無策な仲間、 それらに対しての怒りを慟哭してほしかった。 ここにいたれば論理的な正義論ではなく もっと感情的な人情論を叫んで欲しかった。 安斉自身の信じる正義は、いずれにしろ 読者の共感を得るものではない。 作者はそこを更に強調することで安斉を 読者の怒りを買うラスボス的な悪役に したかったのかもしれない。 キャラ設定は作者の自由だが、 私としては安斉には、 自分は有能だし回りのためだと行動している、 そう思っているのに世間が認めてくれないと 不満だらけの人生を生きてきた悲劇の男、 というキャラにして欲しかった。
@名無し

(本来は)薬害被害者の報復がテーマだから、
隠蔽した安斎を悪役にするのは仕方ないとは思うが、
絶対正義のままの方が良かったのは全く同感。
夢の中で「猿に近い」と指摘された行動原理は
そのままにして欲しかった。

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バスタード・ソードマン

異世界で(本当に)スローライフ! #1巻応援 

バスタード・ソードマン
サミアド
サミアド

ハーメルン、小説家になろうの人気小説。 書籍化も好評でニコニコ漫画・カドコミで漫画の連載も始まりました。 主人公はチート能力を持つ異世界転生者。 圧倒的な力と地球の知識を持っています。 …が、ハーレムも商会も国も作りません。 世界を救いません。成り上がりません。 平和な地方都市で庶民的な宿屋に住み、低ランク中堅冒険者として依頼をこなしダラダラ生活します。 『スローライフ』と名乗りながら忙しく生活する漫画が沢山ありますが、この作品はガチでスローライフ寄り。 釣りやジビエ料理や呑み屋で仲間と酒を呑むのがメインイベントです。 暮らしを豊かにするために前世知識を広める事もあります。・・・匿名で。 面倒&目立ちたくないので信頼できる相手に情報を与えて代わりに頑張って貰います。 自分で印刷業を始めたりはしません。 壮大さや痛快成り上がり感は無いですが主人公と周囲が良キャラだらけなので彼らの日常を気楽に見守る事が出来ます。 小説の挿絵も良いですがコミカライズ作者のマスクザJさんも原作に合う絵柄でリスペクトも感じられます。単行本1巻の裏表紙は気合いの入ったエビ素揚げ🦐!

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