私は元コメントの発言者ではないから推測だけれど、
モンキーピークは小説ではなく漫画なのだから、
ただセリフとして文字だけで述べるのではなく、
各コマや各ページで絵適に
ドラマチックに見せて欲しかった、
というような意味じゃないでしょうか?
例えば、
「5人殺されたそうです」
とフキダシの中の文字で発言として
書いて終わり、とかよりは、
田畑のセリフの次のコマは
一転して4日前の東京のシーンに、続いて
元社長が恐怖におののいているシーン、
闇の中から暗殺集団が襲い掛かってくるシーン、
無残な死体のシーン、
それらが続いて連続殺人らしいと世間が
騒然となっているシーン、
そして岩砕山にもどって、林が
「上手くやってくれたみたい、仲間達が」
とつぶやくシーン・・
そんなふうに漫画としてもっとわかりやすく
セリフ(文字)を読ませるだけでなく
絵も使って面白く見せて欲しかった、
という意味ではないでしょうか?

自分も元・社長他が殺されていたことに付いて、
田畑のセリフと佐藤さんの解説という
文字だけの説明だったので
アッサリしすぎていて物足りなさを
感じましたので。

確かに重要な部分のはずでありながら簡潔すぎッて感じではあるね。
えっ、そんな扱いでいいの!?的な。

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野球で話せ

漫画で話せ

野球で話せ
かしこ
かしこ

何を隠そう私も自分の描いた漫画を第11回青年漫画賞に応募していたのです。とはいえ私は記念受験のようなものなので箸にも棒にもかからないのですが…それでも言わせて下さい、私のライバルって中原とほるだったのかよ!!と。いや〜でもこれは完敗です。だって全編を通して「漫画を描くのが楽しい」って感じだったじゃないですか。働きながら漫画を描くのは大変です。やりたいことがあるのは幸せだけど、休みの日なんかに一人で引きこもってコツコツ描いてると「誰にも求められてないものをこんなに一生懸命やって何になる?」と虚しくなります。それよりも情けないのは描きたいから描くのではなく「漫画家になりたいから描いている」という気持ちのブレが起きてしまうことです。それでは本末転倒なのです。だからこそ作中で叔父さんが言っていた『表現を続けなさい』というセリフに胸を打たれて勇気づけられました。それは連載デビューを経験された後も医師として働きながら投稿を続けられたご自身に対しての言葉なのかもしれませんが、私もこんな風に漫画と向き合いたいと思わされる姿でした。いつか私の漫画を中原さんに読んでもらいたい。漫画で話したいです!

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