たしかに
早乙女が脱いだ時、ゴリマッチョ安斎が脱いだ時、飯塚が脱いだ時、それぞれに2丁目界隈はにわかに沸き立った。藤柴は無駄に脱がされただけになりリアクションがほとんど無かった。他に脱いだ者はいない。ここいらでAかBカップのモヤシのようなカラダした30オーバーお局の砂糖や長谷川や氷室といったオッさん部長勢より若くてピチピチした宮田や林を脱がせて盛り上がりたいのはヤマヤマの深層心理は理解出来るかな。

トオルなんか
フードも被ったまま
一言も発していないゾ
読者に一言の挨拶も無いとは社会人としてどうなのか
製薬会社社員の企業人を中心に山を舞台にまわしている物語にしては
失礼極まりないな
若者ならば挨拶なしに粗相をして回るのも後々にキッチリ教育してやるって事でまだ許される
しかし氷室や長谷川の世代ならば
これは、どうなのか
社会人、企業人うんぬんの前に読者への冒涜に近いのではないか

トオルは長谷川によれば
元々は長谷川の指示に従って動く立場
つまり長谷川んとこの若い衆だったわけだ。
今や長谷川の指示がきかんくなってしもた
ようは成長途上、発展途上の極道モンや。
そりゃ20代の若者、林や早乙女や宮田の世代やな。それか10代のヤンチャ盛りの小僧かやな。
どこかで久々に富久の話しが出てきたが、富久は若いモンを大事にしとる、若いモンの未来をキチっと考えとる会社らしいやないかい。
それにしてもトオルちゅうんは殺りすぎやなー死刑になんでこりゃあ。
宮田まで死んどったら氷室も殺るの辻と2人目やしな、佐藤の未遂も含め死刑囚ばかりになってまって始末に負えんでほんま。

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宝石の国

重さと軽さが同居する、命の話

宝石の国
アフリカ象とインド象
アフリカ象とインド象

大好きな漫画です。 学生の頃、この漫画に狂っていた時期がありました。 友人全員にこれを読めとしつこく勧めて、 読んだ人に対してはお前はこの漫画の何もわかってない!と浅い考察を語る最悪のオタクでした。黒歴史です。 つまり、人を狂わせるほど魅力ある漫画ということとも言えます。言えますね。 とはいえ、こちらは既に多方面で紹介され尽くした人気作でもあります。 今さら自分の稚拙な語彙でレビューしても読むに耐えませんので、 ネットの海に散乱した情報に少しだけ補足をして、読むことを迷っている方の壁を取り払えればと思います。 この漫画が話に上がる時についてくるのが、とんでもない鬱漫画だという話題。 これが読み手の1つのハードルになってしまっていると思います。もったいない! 大丈夫。救いはあります。怖くないです。 確かに取り扱うテーマは重く、展開に心が締め付けられることはありますが、この作品の魅力はそこだけではないです。 素晴らしいのは重厚な世界観の中に、ポップさのエッセンスを忘れず組み込んでいること。 (ここで言うポップさとは、いわゆる大衆に寄り添う心のこと) 会話のテンポ、 キャラの関わり、 かわいらしいジョークのセンス。 そういう要素の節々に、作者である市川春子氏の人柄を感じられます。 そしてその人柄から読み取れるのは、 この人は読者の心をズタズタにしたい訳ではないよ〜。 ということ。 きっと最後まで読み切った方なら共感してくれると思います。 苦しさの先に希望がある。 これは人間の話。命の話。生と死の話。愛の話。宇宙の話。 火の鳥超えてます。ガチ。

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