モンキーピークについて語ろうにコメントする
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名無し
1年以上前
長谷川と林としては、 「ここで警官隊が到着するまで待機することになったら  もう安斉や氷室を殺せなくなる。  それだけは避けなければ。」 ということで動いたのだろうけれど、 そうだとしても長谷川達のやることが中途半端すぎる。 警官隊の到着を待たない、安斉たちを追う、 というならその理由を説明せねばならんし、 「自分たちは猿の仲間で安斉達を殺したいからだ」 と素直に言ったら、その場で早乙女達に殺されかねない。 そこまではわかる。 だから毒を飲ませて逆らえないようにしようと考えた、 ってところまでは。 しかし断固として安斉と氷室を殺す、 というのならば、早乙女達にたいして 協力してくれ、とか、頼む、とか、 選択の余地を与えるようなヌルイ交渉なんてしないだろ普通。 即効性の毒で早乙女達を殺して、安斉氷室殺しに専念するか、 確実に助かる解毒剤を4時間以内に渡すから協力してくれ、だろ。 協力するなら毒の名前を教える、上手く行けば助かる、って なにその中途半端な話。 今のところ本当に毒を飲ませたのかわからない、 毒だったとして解毒剤が存在する保証はない、 そもそそ長谷川や林が返り討ちにあったら あとで教えるも何もない。 早乙女達に対して確実に助かるか確実に死ぬかの どちらかだとハッキリと認識させない限り、 交渉だの交換条件だの成立しないよ。 早乙女達も普通に判断すれば この場で長谷川と林を叩き伏せて拘束して 「とにかく毒の名前を言え。  言わなきゃ俺たちは死ぬが、  お前らも安斉たちを追えないぞ。」 っていう方法を選ぶだろ。 そうこられたら長谷川・林には打つ手がない。 もしも本心では早乙女達を殺したくはない、と 思っていて毒というのがハッタリでした、とかならば 最初から素直に協力を求めるか、 睡眠薬で早乙女達を眠らせるのがベストだろうし。 長谷川達のやり方、矛盾しているというか穴だらけだろ。  
創作文芸サークル「キャロット通信」の崩壊

なぜ人は物語を綴るんだろう?

創作文芸サークル「キャロット通信」の崩壊
toyoneko
toyoneko

「今年読んでよかったマンガリスト」を作ったときに、今年読んだ読み切りで何が良かったかな…と思いだす中で、真っ先に思い出したのが本作だったんですよね というか、「ゼロ災でいこうっ」のシーンが思い浮かんだ(添付) 衝撃的なシーンでした 大人になっていく中で、飛行機事故を契機に、自分の「核」が創作ではなくなっていたということ(又は、自分の「核」は最初からそんなところにはなかったということ)、そして、現実を前に情熱は失われてしまっていたこと、そのことを自覚する物語 それが、本作に対する私の印象でした …が、読み返してみると、実はそうではなかった だって、主人公は、そのことを自覚しながら、それでも、創作をやめられないから 「他の選択肢がない」という理由で、やはり創作を辞めることができない 別の人生を歩めるなら歩みたいと泣くのに、それでも辞めることができない それどころか、キャロット通信は解散し、仲間もいなくなり、 誰も読んでくれない、読者すらいないのに、辞めることができない 「にもかかわらず…私は…懲りもせず」 「また繰り返す…どうして?」 「なぜ??」 たぶん、このセリフこそが、この作品の核心なのでしょう 主人公にとって、創作は、苦痛なのでしょう でも、主人公の救いは、もはや創作しかない だから、主人公は、創作に向き合い続ける 「赤羽」に登場するペイティさんが、 「やはり創らないと気が狂いそうだから創るってコトですね…」 と言ってました(増補改訂版4巻、ボーナストラック9話)、 「創作」というのは、もともと、そういうものなのかもしれないです あ、ところで、そんなふうに「創作」をやめることのできない綿本おふとん先生ですが、トーチwebで新連載とのこと!みんなで応援しようね! https://x.com/offton_w/status/1873197901478019149

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