>>何らかの理由で離れ離れになった父親は行方不明の長谷川
2人が組んで藤谷に復讐している

これはありかも。
ただ2人が組んで、というよりは
林ちゃんは、長谷川が父親であることも、弟が薬害被害者で
あることも知らない。
長谷川のほうで実の息子が薬害被害者になっていることを
知って、猿と組んでの凶行に及んだ、て形のほうが良いな。
これなら林ちゃんは天使ってことになるし(笑)。
まあそれだとしたら、少し林ちゃんが危険にさらされ
すぎなところが矛盾してくるけれど。

氷室も殺していないし、計画の次の段階に入ったのかもしれない。
田中の映像を準備していたから、山小屋の火事は予定外でも、
救助隊が入山するのは予定通りで、おそらく、現在は
上書きした登山計画書の下山予定日を過ぎた頃なんだろう。

人知れず皆殺しにするのではなく、この事件を公にして藤谷製薬の悪事を
暴くことが目的のようだが、救助隊まで殺しちゃってるから、普通に考えれば、
警察も強硬手段に出ると思うけどね。

仮に、藤谷製薬がオウム真理教なみに悪の存在だったとしても、
猿側に大儀は無いと思う。
救助隊とか殺してしまったのでは。

まして救助隊の入山を阻止するだけなら
殺す前にビデオを渡せば済む話。

こうなると猿側は人類すべてか、あるいは日本人全てくらいを
敵に廻す覚悟でやっているのかな、と考えてしまう。
でもそれならたかが「藤谷製薬」を執拗に襲う意味もないんだよな。

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この世界の片隅に

漫画と映画を久しぶりに見返した!

この世界の片隅に
かしこ
かしこ

2025年のお正月にNHK広島放送で映画「この世界の片隅に」が放送されたのは、今年で原爆投下から80年が経つからだそうです。この機会に私も久しぶりに漫画と映画をどちらも見返してみました。 やはり漫画と映画の一番の違いはリンさんの描き方ですよね。漫画では夫である周作さんとリンさんの関係について触れられていますが、映画ではありません。とくに時限爆弾によって晴美さんと右手を失ったすずさんが初めて周作さんと再会した時に、漫画ではリンさんの安否を気にしますが、映画ではそれがないので、いきなり「広島に帰りたい」という言葉を言い出したような印象になっていました。映画は子供のまま縁もゆかりもない土地にお嫁に来たすずさんが大人になる話に重点を置いているような気がします。それに比べると戦時下無月経症なので子供が出来ないとはっきり描いてある漫画はもっとリアルな女性の話ですよね。だから漫画の方が幼なじみの海兵さんと2人きりにさせた周作さんに対して、あんなに腹を立てたすずさんの気持ちがすんなり理解することが出来ました。個人的には男性達に対してだけではなく、当時の価値観で大事とされていた後継ぎを残せない自分に対しての悔しさもあるのかもしれないと思いました。けれどもこの選択をしたのは原作である漫画を十分に理解してるからこそなのは映画を見れば明らかです。 久しぶりに漫画と映画を見返してどちらも戦争が普通の人の生活も脅かすことを伝えているのはもちろん、すべてを一瞬で無いものにしてしまう核兵器の恐ろしさは動きのある映画だから強く感じた喪失がありました。そして漫画には「間違っていたら教えて下さい 今のうちに」と巻末に記載されていることに初めて気づきました。戦争を知らない私達が80年前の出来事を想像するのは難しいですが、だからこそ「この世界の片隅に」という物語があります。どんなに素晴らしい漫画でもより多くの人に長く読み続けてもらうのは大変なので映像化ほどの後押しはないです。これからも漫画と映画どちらも折に触れて見返したいと思います。

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