村上隆への批判回があったなにコメントする

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名無し
3ヶ月前
本当にお読みになったのか、それとも現代美術について偏った知識しかないのかわかりませんが、 ここで批判されてるのは現代美術全般ではなくて、コンセプト(言葉)だとかステートメント(言葉)だとかが本体になってるタイプの現代美術のことですよ。 そういうのを「未だにその愚行から脱せず、言葉に振り回されている人間たちが少なからずいる」と指弾しているわけです。 だから「現代美術の作品だって言葉じゃない部分で十分伝えているだろう」という指摘はまるで見当違いです。そういうものは非難されていません。 「美術界はそういう論理で動いてないのに」とも書かれていますが、作中で「そういう論理で動いていない」美術館や学芸員が登場していますよね。 その上で批判しているので、作者はある程度どころかちゃんと当然わかっているに決まっています。 ちなみにギャラリーフェイクは古典美術に対しても、既存の美術界隈を無批判に肯定するようなマンガではありません。 現代美術に対する理解どころか、お読みになられたはずのエピソードへの理解もなさ過ぎるのは残念ですが、それでも楽しめるというのは自分の都合のよいように読んでいるからに他なりません。そういう方にはフェイクニュースすら必要ないでしょうね。
ねずみロワイアル
かわいい恐怖の殺し合い #1巻応援
ねずみロワイアル
兎来栄寿
兎来栄寿
『ムムリン』や『オオカミの子』の佐々木順一郎さんのかわいい絵柄で描かれる、残酷なバトルロワイアル。 そう、まさに高見広春さんの『バトル・ロワイアル』と同じようなクラスメイト同士の殺し合いが描かれていきます。1999年に出てリアルタイムで読んだ小説が、四半世紀経った今でもこうして色濃く影響を与え続けてフォロワーを生んでいるのは感慨深いです。 基本的なルールも『バトル・ロワイアル』に準拠しており ・殺し合いは島で行われる ・生徒たちには全員爆発する首輪が付けられている ・島にはランダムで刃物や銃器など武器が配置されている ・1日ごとに禁止エリアが設定され行動エリアが狭まっていく といった具合です。進化しているのは、スマホのような携帯端末でさまざまな情報を得られるということ。ただそれもどこかで充電ができないとずっと使い続けることはできないという制約も面白いです。 殺し合いのゲームが進行する傍らで頻繁にエモーショナルな回想が挟まっていく構成もまた『バトル・ロワイアル』を思い出します。それぞれの同級生たちが、普段の学校生活では見られない陰の姿を持っていたり、非日常だからこそ剥き出しになる感情を表したりといった醍醐味の部分もしっかり描かれていて刺さります。本家も、もちろんゲーム的な部分の面白さもありつつ思春期の少年少女たちが織りなす人間ドラマの模様が名作を名作たらしめた部分ですからね。 同じネズミでありながらそれぞれのキャラクターがしっかり描き分けられているのもすごいです。外見は似ているにも関わらず、それぞれがちゃんと個性的に立てられています。そして、このかわいさがあればこそ本家さながらの酷薄な展開が引き立ちます。 血と裏切りに塗れた島で、彼らの運命はどうなるのか。どのような結末を見せてくれるのか。目が離せません。
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