じーせんじょうのあなたとわたし
あらすじ
寿退職の当日に婚約破棄され、フラフラと立ち寄ったCDショップで聞いた『G線上のアリア』。あの曲を、弾いてみたい。無職になって通い始めた月曜7時、大人のバイオリン教室。優雅な御趣味と思いのほか、人間関係もバイオリンも一筋縄ではいかなくて!?初心者3名+講師、とりどりの人間模様、華やかに開幕!
すいしょうのひびき
あらすじ
3歳のときに脳性まひ(小脳低形成)と診断された式町水晶はバイオリニストを目指している。耳の聞こえない親友なっちゃんとの交流の中で、自分の音をどう伝えたらいいのか悩むが、そんなときバイオリニスト中吉俊博のライブを観て衝撃を受ける。一つ年上のなっちゃんの卒業が間近に迫り、なっちゃんに「音」を聴かせたい水晶は……!? この漫画はバイオリニスト式町水晶さんをモデルにしたフィクションです。式町さんの実際の経験とは異なる部分がありますのでご了承下さい。*ドキュメント読み切り「水晶の音」収録。
あらすじ
音大を卒業し、航空自衛隊の航空中央音楽隊でアルトサックスを担当する鳴瀬佳音は、ちょっぴりドジな自衛隊員。広報活動の一環で、市民との交流を目的とする「ふれあいコンサート」の準備に取りかかったけれど、演奏予定の『ギルガメッシュ交響曲』の楽譜が一部、紛失していて……!? “トラブルを呼ぶ女”佳音と、音楽隊の個性豊かな仲間たちが謎に迫る!! 「ギルガメッシュ交響曲 前編」
あらすじ
ここはエイタパン。音と喜びに満ち溢れた音楽の世界。最高の奏者エイタパ・ニーチになることを夢見る小笛奏者のミリだけど、まだまだへたっぴ。ポッケ師匠やエイタパンの仲間たちと一緒に今日も愉快にセッション!
ばーさす
あらすじ
天才少年バイオリニスト西王院澪次。日本屈指の芸術学校 白塔学園バイオリン化に通う学生でありながら才能には一目置かれている存在。利己的は振る舞いには敵が多いが、家庭では複雑な事情を抱えていることもあり未だ自分の演奏表現を確立できていなかった。冷酷でエゴイストな彼の前に現れた女教官・羽根蜜子。彼女に出会い、そして自分にも向き合い、運命が動き出す!! 魂に響く、灼熱のヒューマン・シンフォニー!!
ぼかろぴーでいきていくよんじゅうめーとるぴーのぼーかろいどかつどうにっし
あらすじ
1人の音楽好きな会社員が、働きながらボカロの制作を始め、ボカロPとして生きていくまでの軌跡を、楽曲制作の過程やプライベートなど数々のエピソードを通して描く、40mPによる初のコミックエッセイ。まだ何者でもなく、ただ音楽が好きな会社員だったあの頃。ボーカロイドとの出会いと衝撃、働きながらの楽曲制作とニコ動への投稿、インターネットの向こう側からの反響、様々なクリエイターたちとの出会い、メジャーデビュー数々の名曲が生まれる舞台裏、虹色オーケストラの開催、そして――。楽曲制作の過程やプライベートなど数々のエピソードを通して人気ボカロPの軌跡を描く初のコミックエッセイ!さらにおまけページには、DTMの概要や楽曲ができるまでの過程(作詞、作曲)、ボカロ動画の制作の流れ、さらに原作・40mPと作画・たまによる対談などスペシャルコンテンツを多数収録。40mPの活動を凝縮した待望の一冊。
えーきゅーらゔぁーず
あらすじ
昼は真面目なOLでキーボードを叩き、夜は派手なメイクでバンド活動でギターをかき鳴らす。そんな二重生活の中、職場の上司・榊との不倫関係に悩み始めるメーコ。悩み、傷つき、もがきながら「A級の恋」を目指すラブストーリー!!
ぶるーすをおって
あらすじ
JAZZシンガー沙希子は七年前、天才トランペッターである小野豊と恋に落ちた。しかし、沙希子は豊の前から姿を消す…。そして七年後、NYで再会するが…!!運命の恋、そして豊と沙希子の父との過去…。複雑に入り乱れる女心の行く末は…!?抒情詩人、久掛彦見がハーレムブルースと共に贈る愛の物語――。
ばらのいれずみ
あらすじ
1920年、アメリカ合衆国は禁酒法を発令―それと共に秘密酒場が生まれる。“風吹く街”シカゴの秘密酒場に、薔薇の刺青を胸に刻んだ美しい歌姫がいた。彼女の名はヴェラ・ローズ……。JAZZと愛の流れるシカゴで繰り広げられる人間模様を華麗に描く!!
せんちめんたるしてぃろまん
あらすじ
人気ロックバンド荘園は近いうちにニューヨークへと行ってしまう。バンドメンバー 譲司の妹 律子はギタリスト 陽水に想いを寄せているがいつも蚊帳の外。残り少ない時間、律子は想いを指輪に託し、受け取った陽水は旅立っていった。しばらくの後、ニューヨークで陽水はスランプに陥り、律子は音楽雑誌で陽水に恋人が出来た事を知ってしまい…
すいそうがくにこいをして
あらすじ
みんなで吹くと、すっごく気持ちいい!―イラストレーターの由女さんは、社会人になっても「吹奏楽」を続けています。でも、一度は多くの吹奏楽経験者と同じように、大人になったら吹奏楽から離れてしまいました。でも、あんなに熱く一生懸命楽器を吹いた日々、仲間との思い出、なかなか忘れる事ができません。もちろん、「楽器を演奏する楽しさ」「合奏の楽しさ」は一度味わったら、あの快感を忘れる事もできません。楽器を押し入れにしまったまま、多くの吹奏楽経験者はもういちど吹くことをあきらめてしまいますが、由女さんはあきらめませんでした。だってやっぱり吹奏楽はすっごく楽しいのです!本書では吹奏楽経験者にとっては「あるある!」と共感する事間違い無しの吹奏楽ネタはもちろん、楽器に興味がある人にも、その楽しさと、実は気軽にできるんだよ!という吹奏楽の楽しさを思う存分伝えます。
もっとないてよまいでぃあ
あらすじ
アマチュアバンド8BE2(エイトビーツー)の紅一点、麻生須磨子はパンクOL。須磨子が勤める会社の社長令嬢・美里とは、バンドのリーダー・龍馬をめぐってライバル関係にある。そんな中、美里の策略により、龍馬に思わぬケガをさせてしまう須磨子。責任を感じた須磨子はギターも弾けず、アルバイトもできない龍馬のためにアルバイトを掛け持ちすることに。この恋、ラブソングになるのかしら? 表題作含め、全4作を収録!!
えんかはてしなきかーてんこーる
あらすじ
幼い頃に両親を亡くした愛未子は演歌に出会い、愛に出逢い、歌手として大人の女性として歩んでいく。だが、その行く手にはさまざまな障害が……。
主人公が寿退社の当日に婚約破棄されて、大人のバイオリン教室に通い始めて…という導入のストーリーです。私も婚約破棄の経験があるので、最初の部分で心にグサリと刺さり、共感しました。いくえみ綾さんのマンガはぱっと見は恋愛マンガに見えて、冷ややかに物事の本質を見据えています。その冷静な視線が怖いながらも素敵な絵柄でうまくまとめられていくのが、好き嫌いはあると思いますがとても面白いところだと思います。また、描かれるキャラクターの人間感があり、コミカルながらもとてもリアルです。「大人のバイオリン教室」で、なぜ大人になってバイオリンを習うのか、大人だから楽しければそれでいい…というのが色々考えさせられて意味深いです。