こーひーじかん
あらすじ
コーヒーがあるだけで、世界はこんなに美しい。「コーヒー」をモチーフにした芳醇な短編集。チェロ弾きの女性が出会った、怪しいイタリア人(?)。映画監督を名のり、コーヒーをたかる彼の振る舞いはいかにもうさんくさいが……?登校拒否の少女が一人暮らしの叔母を訪れ、いっしょに生豆を焙煎し淹れたてのコーヒーを味わう……。などコーヒーにまつわる様々な物語を17編収録。
こーひーいかがでしょう
あらすじ
あなたの為の珈琲を…。幸せを運ぶ移動珈琲物語! いい香りに誘われて向かったその先に待っていたのは、素敵な移動珈琲屋さん。店主が淹れる珈琲は、一杯一杯、丁寧に、誠実に、心を込めて淹れられ、なんだか気持ちがほんのりほぐれるような、そんな味。そのお店はあなたの街にもやってくるかも…? 幸せを運ぶ移動珈琲物語第1巻!
つきのてねめんと
あらすじ
大家代行の小学生・川久保かわせみは、家賃滞納を続ける喫茶店店主・三宅たたきを訪ね、下町の面影を愛する人々に出会う。レトロでオンボロな喫茶店から家賃は回収されるのか!? 少女達が珈琲と懐かしさをお届けします。
かんこーひーのめがみ
あらすじ
教師との禁断の恋に悩む女子高生。その手に握られた缶コーヒーから、一人の少女が飛びだした!! ムトウと名乗るその少女は自らを「缶コーヒーの女神」だと言い張り、頼んでもない“癒やし”を開始するーー!!!!! 果たして、女子高生の恋はどこに辿りつくのか!? 他、全9話のエピソードを収録!!! 130円分の癒やしが貰える(?)、四人の女神たちによるハートフル・コメディ!!!!!
かふぇちゃんとぶれーくたいむ
あらすじ
飲料擬人化フルカラーマンガを、ボリュームアップさせた総集編が出来ました! コーヒーの美味しい淹れ方の豆知識や、紅茶やお茶の特性をわかりやすく紹介。擬人化した彼女達の可愛いやりとりに、お茶の時間が更にほっこり癒されます♪ これを読めば、いつもより美味しいティータイムが味わえる事間違いなしです☆
こーひーのまずいごくどうきっさてん
あらすじ
この悲しい喜劇は、お気に入りの喫茶店のマスターが極道風の男に変わっていたことから始まった…!! 珈琲に関する豆知識も掲載、珈琲大好き大学生・中村真と珈琲初心者マスター・翁宗十朗が贈る喫茶店コメディ!
じゅんきっさのぷりむらさん
あらすじ
一見どこにでもある昔ながらの喫茶店。しかしここだけの話、若いマスターと14歳の外国人美少女店員は「許婚同士」であった! 色んなことは2年間お預け…のはずが、積極的なプリムラさんにマスターはたじたじ。ちょっぴり変な人々に囲まれて、今日も賑やか元気に開店中!!!
ししゅんきこーひーどりっぷ
あらすじ
佐藤一哉は男子高校生。『止まり木珈琲店』のマスターとして店員の深咲と2人で店を切り盛りしてるけど、この事は友達にはヒミツvだけどある日、クラスメイトの日下ひなみが珈琲初心者ということを知り、彼女の美味しいものを飲ませたくなって…!?珈琲のようにほろ苦く、ほんのり甘い青春4コマストーリー第1巻♪★単行本カバー下イラスト収録★
せかいせいふくはこーひーのあとで
あらすじ
人類に恐怖を与えようと、蘇った古の邪神・クルウルウ。だが、やって来た地上で飲んだ珈琲に魅せられて、彼の目的は一変!? 最新器具まで揃えて、珈琲喫茶を始めるが…。邪神と共に、役立つ珈琲知識をあなたに! 珈琲うんちくも盛り沢山の、新感覚珈琲4コマが単行本で発売!!
こーひーとはくちゅうむ
あらすじ
君は僕の為に現れた天使。 姿が見えてしまう中途半端な幽霊の嶺。姉の入院する病院近くの喫茶店「はしもと」のマスター・光太郎の提案で、アルバイトをすることになったが…。表題作ほか2作品収録の右田いこい短篇集。
しゃしんやかふか
あらすじ
写真屋奇譚、全十四編収録!! 公衆電話。紙芝居。銭湯…………… 時代にためされ、時代に負けたもの達。黒いハットに黒いマント。古いカメラをかまえては、時代の波にまにまに消えゆくものをフィルムに収める写真屋カフカ。その写真にはときどき、不思議なものが写る―――
珈琲時間(コーヒータイム)というものには 休憩というイメージしかなかった。 実際、そういうもんだとはいまでも思うが、 たかが休憩、されど一休み、それが珈琲時間、 そう思わざるを得なくなるような、コーヒーを テーマにした珠玉のオムニバス短編連作集だった。 一冊の本にはさまれた栞のように、 一人の人生に刻まれたピリオドとして、 振り返り思い返す心の目印として存在する珈琲時間もある。 第一話を読んだ感想としては 「ちょっと小洒落た人間交差点(by引兼憲史)みたい」 と思ったが、 その後は「かわぐちかいじ」っぽいダンディな話や 「星新一」みたいなSFちっくな話とか、 各話ごとに色々な味を味合わせてくれた。 これも珈琲、あれも珈琲なんだなあと良い意味で。 けしてこじつけとか無理やりとか感じさせない 素直に「色々な珈琲時間があるんだな」と 楽しませてくれて、心が安らぐ短編集だった。