てん
あらすじ
顔に無数の傷をもつ男――天。見かけの豪放さとは違い彼の打つマージャンは繊細で思慮深い。権謀術数の卓上に彼の不敵な微笑が浮かぶ。ある日、なじみの雀荘のピンチを聞きつけた天はその店へとおもむく。しかしそこにいたのは、まだあどけなさの残る若者ひろゆきであった。
あかぎ
あらすじ
雨降る場末の雀荘に迷い込んだひとりの少年。それまでの短い人生をいやが応にも人に想像することを強いる真白な髪、その目の奥は底なしの闇――彼の名はアカギ。後に神域の男と呼ばれ、裏社会に伝説をつくった男――あの赤木だった!!
りすきーえっじ
あらすじ
学生ながら、麻雀の代打ちとして大金を稼ぐ吉岡。
親もなく孤独な人生を歩く若者だった。
「俺にとって生きることは戦うことだ。」
恐れ知らずの若者、吉岡が危険な道(リスキーエッジ)を突き進む姿を描いた長編麻雀劇画。
ばーどさばくのしょうぶし
あらすじ
いまだ負けを知らない打ち手・蛇。彼との勝負に際し、般若組は砂漠の魔術師・バードに依頼する。今、日本に凶鳥が舞い降りる。
てつなきのきりんじ
あらすじ
職業=雀ゴロ。麻雀の稼ぎで娘を育てろ!ネット麻雀の覇者がリアル麻雀を制する!「麻雀に流れはない」天鳳十段・渋川難波プロが説く勝つ麻雀の真髄。
ばーどさいきょうばいにんぶいえすてんさいまじしゃん
あらすじ
麻雀革命!天才魔術師(マジシャン)の発想が麻雀の常識を変える!!究極のトリック麻雀マンガ!一撃必殺!「全自動卓天和」炸裂ッ…!!蛇vs鳥(バード)宿命の対決、開局ッ!!!百戦錬磨の悪魔の指か!?奇跡を起こす神の指か!!?
ばーどじゃんかいえんじぇるばーさすてんさいまじしゃん
あらすじ
新たな闘いの幕開けッ!!全戦無敗の不敗神話!超能力者かペテン師か!?麻雀界に現れた奇跡の天使!!そのトリックにバードが挑む――!!
とーきょーげーむ
あらすじ
不老不死の薬“ハレルヤ”の支配から、世界を救うべく立ち上がった主人公の青い星。塔の頂上に君臨する“椅子の男”を倒すため、血と殺戮のギャンブルに挑む。
はおうでんせつらいおん
あらすじ
「どうせ命を張るならでかい相手のほうがいい」全財産を賭けた7億勝負…!!超絶クライマックス!卓上の猛獣・堂嶋の激闘を描くバイオレンス麻雀伝!!
てっぱいのじゃん
あらすじ
シリーズ累計800万部『鉄鍋のジャン! 』西条真二が送る料理×麻雀アクション!!“天才悪童VS最狂タブー雀士、新たなる無敗伝説スタート!!”麻雀界に突如現れた伝説の雀豪のDNAを持つ男・黒鉄雀(クロガネジャン)。どんな手段を使っても無敗を守り続ける彼には敵対する雀士が後を絶たない。たとえ相手が素人だろうが容赦なし! の天才悪童・ジャンがあらゆる知識と得意の料理で敵を粉砕する、ダーティーヒーロー麻雀劇画!!!
うたひめおばかみーこ
あらすじ
世間とずれた生活を送る麻雀プロ。かつて、JMPリーグ風王位戦の覇者となった波溜もそのずれを埋めることができず、プロの世界から離れることを決意する。が、そこに、ひとりのオバカが現れた。オバカはオバカなりに必死に強くなろうとしていた。オバカな女性麻雀プロが波溜に喝を入れる!!
ひろ
あらすじ
「天 天和通りの快男児」に登場する青年・井川ひろゆきが、伝説の雀士・アカギの遺志を継いで様々な麻雀勝負に挑んでいくスピンオフコミック。天才雀士・アカギの遺言に心を打たれた井川ひろゆきは、会社を辞めて麻雀の世界へ飛び込む。そしてアカギの墓参りで、伝説となった東西戦の総大将・天と再会したひろゆきは、決着をつけようと天へ麻雀勝負を挑むのだが……!? ※本コンテンツは2020年10月末まで配信していた「HERO―逆境の闘牌―1」(出版社名:フクモトプロダクション)と同一内容です。重複購入にはご注意ください。
ぎゃんぶらー
あらすじ
「軽すぎるんだよ……お前らの牌に命は乗ってない」ギャンブルは技術じゃない。天才ギャンブラー「勝」の魔性の闘牌伝説!今宵も京都で、最も危険な勝負の場が立つ……!!戦慄の指狩り麻雀編&百鬼夜行の群がる賭場「楽園」編収録!!
あぶれもんまーじゃんるろうき
あらすじ
ツキを作るのが技術だ。麻雀もちょっと打てるようになるとツキを否定して小手先の技術で勝とうとする――するとツキは逃げていく。勝ちたかったら誰にも負けないツキを身につけろ!
わらうあげは
あらすじ
“あげは”と呼ばれる謎の美女は盲目だった。にもかかわらず、そのしなやかな指先は自在に牌を操る。澱みなく…優雅に…華麗に…!!美しく宙を舞う蝶に引き寄せられるように、彼女に挑む男たちが目にするのは!?★単行本カバー下イラスト収録★
ななをちーといつれっどどらごん
あらすじ
麻雀劇画史上、もっともバイオレンスでエロスな衝撃作「ナナヲチートイツ」の続編が登場! 互いに実親に裏切られ、奴隷となってしまった男女の高校生が、自由を掴むため麻雀の大勝負に挑む……続編では晴れて自由の身となった高校生代打ちコンビ、中也と七緒は中国へ亡命。行方不明となった七緒の母親を探すため、中国裏社会で開催される麻雀トーナメントに出場。果たして2人の運命は――!?★単行本カバー下イラスト収録★
わしずてんかそうせいとうはいろく
あらすじ
アカギ最強のライバルである鷲巣巌を描く「ワシズ」シリーズの第2弾!! 前作となる閻魔の闘牌編から数年後…共生を日本有数の企業へと成長させたワシズは、政財界の要人が集まるパーティーで「これからの日本を牛耳るのはワシだ!」と宣戦布告する。当然、そんなワシズの態度を快く思わない者たちは、ワシズを政敵と見做し水面下でワシズ潰しへ動き出すのであった…。アカギとの対戦に至るまでの鷲巣巌の軌跡が明らかに!!
「初期の作品にはその人の要素が全て詰め込まれている」なんて話を聞いたことがある。 反例がいくらでも出てくる主張だが、比較的合致する例だってある。福本先生の場合、この「天」が合致するだろう。 人情話、ピカレスクロマン、極限勝負下の心理描写、緻密な勝負を構成する理による駆け引き、勝負を制する理の守破離、そして福本先生による人生哲学… 面白いと評される福本先生の要素が、ほぼ全て詰め込まれていると思われる。欠けているのは敗者の悲惨な末路描写と格闘描写ぐらいだろうか(ただしバイオレンスシーンなら天にもある)。 成長も詰め込まれている。絵の成長、演出の成長、話の構成の成長も魅力的なキャラ描写の成長も全てある。初期~中期の福本先生と共にあった漫画なんだからそれは当然なわけだが… そういった点で、天を軸に他の同時期作品と並読するのも面白い。 ただし、葬式編からは並読はできない。読んでいて涙がぼろぼろ出てしまうあの最終章に、横槍は禁物だ。 この漫画には、私がどうしても取り上げたくなる一節がある。 あまり顧みられることのない、ともすればあまり触れないでおこうみたいな風潮もみられる最初期赤木の、印象的なセリフだ。 私はそれを、作者による自己言及も含んだ創作論だと勝手に思い込んでいる。 というわけで、独断と偏見に基づいて私的解釈によるセリフ改変を傲慢にも以下に記す。 『お前この世で一番うまいもの何だか知ってるか? たとえば漫画だ…世の中には頓狂な奴がいてよ こんなラチのあかねえ娯楽に… 自分の分こえた代価 人生さえ賭けちまう奴もいるのさ…… まあそんな奴だから… 頭は悪いんだけど…… 描きたい気持ちはスゲェーもんだ… 後のない…勝負処での大事な一作に バカはバカなりに必死さ… 持てる全知全能をかけて描き上げる 決断して そして躊躇して それでもやっぱりこれしかない……て そりゃもうほとんど 自分の魂を切るように描く漫画があるんだよ その魂の乗った漫画 そういう漫画を読むこと…… それはまるで人の心を喰らうようだ… この世じゃ人の心が一番うまいんだ……』