YELLOW
いよいよ戦局も差し迫ってきた昭和20年2月。いつ、敵潜水艦が現れるかも知れない東シナ海を渡る塚瀬と遥華。やがて、無事上海に着いたふたりが人力車で進んでいくと、現地の老人が同じ中国人の群衆にリンチされているのを目撃する。やめさせようと詰め寄る塚瀬。だが、そこに突然銃を携えた男が現れ、一瞬のうちに老人を射殺すると、そのまま何事もなかったように群衆の中に消えていってしまった。あまりのことに、ただ呆然とするふたりだったが…
大樹の道
学生柔道選手権で優勝しながらも、今は一介のサラリーマンにすぎない坂本大樹。質実剛健で心優しい彼が、周囲に反対されながらも、背負い投げ一本にこだわって世界を目指す姿を描く。坂本大樹は八州製鉄柔道部員。学生柔道選手権で優勝した日本柔道界のホープだ。彼は喫茶店で大学時代の先輩・高木を待っていた。高木はかつて一本背負いでならした名選手だが、現在はなぜか柔道から身を引き、神奈川県警の一刑事として生活している。大樹との約束をうっかり忘れていた高木は、6時間後に待ち合わせの場所に行き、ずっと待ち続けていた大樹の素直さに驚く。一本背負いという技にこだわる大樹は、自分の柔道を世界に通用するレベルに引き上げるため、高木にコーチを依頼する。高木はリスクの多い“一本背負い”に執着するなと諭すが…。
JRA(日本中央競馬会)、その人気は連日のマスコミ報道、TV放映で定着しつつある。だが、その一方で、TVに映らない「競馬」もある――!!川崎競馬源五郎丸厩舎に、テキ(調教師)としての人生を終えようとしている父・源五郎丸と、厩舎の未来を担おうとしている子、アキラがいた。そこに預けられた1頭の傷ついた競走馬、グランサンリュウ。1%の可能性しかない再起、しかし、アキラとグランサンリュウの執念が奇跡を起こす――!!
次男物語
ダメダメづくしな大会社社長の次男とダイナマイトボディのおバカなホステス、そんな二人が繰り広げる世紀末ラブコメディ。超迫力ボディのホステス・沙羅美(さらみ)は、大豪邸に暮らす夢を抱いていた。一方、何をやってもダメな次男・瀬川末吉(せがわ・すえきち)は、大会社社長の父親に罵られ、優秀な長男に比べられる日々に嫌気が差していた。そんなある日、店に来た末吉が大豪邸に住んでいると聞いた沙羅美は、彼を落とそうとして……!?
ケータイで見られるし、オススメスポットも絞られてるし、旅ビギナーにはある意味「る○ぶ」より便利かも?「乗る、撮る、食べる、見る、遊ぶ」の旅行ガイド漫画!出だしこそ「善良なるイケメン鉄道オタクの恋愛物語」的な始まり方をしますが、途中から旅行ガイドブック化します(恋物語もそのまま継続)。電車賃やルート、お得切符、駅弁、特産品、お食事処、温泉、その他観光スポットなどなど、旅のお役立ち情報がギッシリ。週末はケータイ持って、GOプチ一人旅!
イメクラってゆーのは、コスプレをしてHな遊びをする風俗(ところ)だよ!!――天才イメクラ嬢のりっちゃんは、ひとたびコスチュームを着替えれば、どんな人にもなりきれちゃう。時にはナース、時にはOL、セーラー服もお手のもの!お客さまには愛情を込めて、ピンクのやわ肌震わせながら、ほんとの悩みもボンノーだって、昇天&解決しちゃいま~す!
千葉県幕張を舞台に、大学生のにぎやかな日常を描くキャンパス4コマ。そうじが苦手な女の子、料理の得意な男の子、思わず「いるいる」とつぶやいてしまうキャラクターがいっぱい!
サラ忍マン
平凡だがささやかな幸福に生きたいと関東卍組から逃げ出した影は、幼いころより殺人マシーンとして育てられたヒットマン。追手をまいた影は顔に死相の現われた男を見かける。その男の頭上に鉄骨が落ちてくるがすんでのところで影が助ける。男は田中一郎という覇王建設の社員で、専務の息子正臣の妊娠した愛人を妻として押しつけられていた。影は田中一郎が命を狙われていることに気付く。
健康師ダン
どんな病もその魔法の指の一突きで治してしまう、天才整体師・団流星。就職活動に行き詰まり中の安西貴美佳は、ある日電車の中で背中に強烈な一突きを感じる。腰が抜けた貴美佳を無言で連れ出したのは団流星、その男だった!体の悩みのあんなことからこんなことまで、まとめて団流星が面倒みます!
考える犬
完璧を自負するモテモテ編集長・大門寺文左衛門(ぶんざえもん)が拾った子犬は、あっという間に80kg!厳しいしつけも馬耳東風、主人を格下扱いする子犬の紋次郎(もんじろう)と、イイ年をしてすぐ血がのぼる文左衛門が、「家長」の座を賭け本気のバトル!――『モーニング』連載のヒット作「あいしてる」などで、男の魂を描き続ける作家・守村大ならではの、“泣けて、笑える”犬&中年のケミストリー、お笑いてんこ盛りの第1巻!
最初はシリアスな抜け忍のストーリー漫画だが、主人公の父親が出たあたりから、ギャグ要素も増えてくる。 俺の好きな「新田たつお」のシリアスとギャグがバランスよくあるし、いつも通りスラスラ読めて、いい読後感を味わえた。 あと「犬が刀を咥えて戦う」シーンがあるのもいい