登場人物:諸住究(高校生。パソコン通信をやっている。あだ名はモロキュー。)森直樹(究の同級生。高校生徒会長。)長谷部羊子(アメリカンスクールに通う。国籍は日本。)あらすじ:ある日、諸住究が予備校に行く途中に列車の爆発事故が起こる。この爆発事故以来、大人たちが次々と死んでいく。その死に方もみな奇妙で、おかしなことを口走り、その後血を吐いて死んでいくのである。これは原因不明の伝染病であり、列車の事故によって横浦市全体に蔓延してしまったものであるらしい。そして、究の母親も感染し倒れてしまう。クラスメイトの森直樹と街で出会った長谷部羊子に助けら れ、母親を病院に連れていこうとするのだが、間に合わないのであった。▼大厄災▼第1話/赫い電車▼第2話/鳩ポッポ▼第3話/お医者さんごっこ▼第4話/犬のおまわりさん▼第5話/ルーレット▼第6話/先生は手術中▼第7話/若葉マーク▼第8話/ゾウさん●登場人物/諸住究(主人公の平凡な高校生)森直輝(主人公の友人でエリート生徒会長)長谷部羊子(ハーフで元気のいい女の子)
海の碧・空の青
カナダから帰国した可奈の家に、見たことのない男のコ、緑川耀が住んでいた!? 親友の真彦と付き合いはじめた可奈、双子の兄かもしれない耀、仲良しの薫。潮風にのせて送る、感動のラブストーリー!
『ファンキー・モンキーティーチャー』『天上天下唯我独尊』の、もりやまつるが描く、浪花のコテコテヒーロー参上!! 大阪はえびす橋のたこ焼屋「たこやん」の老夫婦に、待望の後継ぎができた。それはヘソから生まれた、粉物でできたような謎の生命体・たこ焼マンだった!
龍王魔法陣
翔鶴学園高校に入学した、天龍リノ。入学式で生徒会長の龍驤八代にひとめぼれをしてしまう。同じく新入生の龍乃せれなと共に生徒会に入ることになったリノ。そこで自分たちが伝説の八大龍王の生まれ変わりだと聞くのだが…!? 藤井みほなが描く、少女漫画の常識を覆す傑作アクション・ファンタジー作品!!
スパイシーパパ
【オトナの勝手に振り回された強気女子の反抗!】ママはラジオのDJで、売れない小説家だったパパは亡くなったけど弟妹もいるごくフツーの高校生、紅美子(くみこ)。そんな時、家に帰るとママと若い男が結婚した、と言った! 男は久喜(くき)周平、27歳。いつも勝手なママにガチャコンとキレた紅美子は…。義父に恋したビターテイスト・ラブ、第1巻。
時は明治、所は帝都・東京。この都の片隅の暗闇の中、ひっそりと暮らす妖怪たちがおりました。妖怪たちは、ある日のこと同じ暗闇の中に捨てられていた人間の赤ん坊を見つけました。勇太と名付けられた赤ん坊は、やさしい人間に預けられ、彼はすくすくと育ちます。妖怪たちは、勇太の成長を陰ながら見まもっていました。でも彼は、暗闇に対して異常に恐怖を覚えていました。そして…!! さちみりほ先生のデビュー30周年を記念して、大人気作品の新シリーズ開始です!!
金曜日のお買い物
父と2人暮らしをするなつみは高校生。幼なじみで3つ年上の甘(かん)は医大生で、父とは馬が合う。ある日、甘が泊まりがけで遊びに来た。惹かれ合う2人だが、肝心なことが言えない。甘は2年間の英国留学を控えていて「いつか、なつみと本物の家族になりたい」という想いを打ち明けに来たのだった。
むじな注意報 !
月白中学1年4組に転校してきたのは、風の中から、ふらりと現れたような不思議な少年、「むじな」クン。月白中学1年4組。優等生の島博文はいつも騒ぎを起こす柳原一秀、勝ち気でうるさいクラス委員の山野辺水葵(やまのべ なぎ)、頼りにならない同じクラス委員の芝浦圭司(しばうら けいし)たちに囲まれながら落ち着かない日々を過ごしていた。夏休みの登校日、暑さにフラフラしながら歩いていた島は見たことの無い男の子に話しかけられる。そんな時、1年4組では又も大騒動が持ち上がっていた。学校に着くや否や大騒ぎに巻き込まれ、疲れと暑さで倒れる島。そんな島の前に再びさっきの男の子が現れると、彼は島に問題解決のヒントを与えて立ち去った。不思議な男の子「むじな」こと無品誠と1年4組の、それが最初の出会いだった…。その他、ボーイフレンドの転校に落ち込む春日愛美(かすが まなみ)の前にふらりと現れたむじなが彼女に元気をお裾分けの「雨待ちむじな」、クラスでいつもひとりぼっちの女の子、内山礼子(うちやま あやこ)がむじなに名前を覚えてもらい涙する「あなたはだあれ?」、むじなに意外なストーカー!?の「追いかける人」など、等身大の中学生たちのハートフルなストーリーで圧倒的な支持と共感を得た「すくらっぷ・ブック」から16年、小山田いくが再び中学生たちを描く学園ドラマの名作! みんなをホッとさせるニコニコ顔で心のオブラートを溶かし、友情を紡ぎ出してゆきます…。 小山田いく先生の当時の単行本コメント『たまには空を見上げていますか?たまには雲の形を追っていますか?たまには花の顔をながめていますか?──毎日笑っていますか?むじなは今日も笑っています。』
当時はとくに何も思っていなかったけど、りぼんの連載作品としては少し意外なテイストですね。(自分にとっては)りぼんの黄金期真っ只中に連載していました。 この作品では、世界征服を企む高校一年生の主人公が、初対面の同級生と喧嘩し、自分の強さを見せつけるため入学早々道場破りをする…というまるで少年漫画のような始まり方です。 たぶん最後に読んだのは10数年前になってしまう気がしますが、電書化されたのを機に読んだら、すぐに当時の記憶が蘇ってきました。なつかしいし、絵もうまいし面白い… 全3巻では収まりきらない濃密な世界観なので、全体的に早足で進んでいく感覚が否めません。今でも細かいところを読むのをためらうほど、少女マンガとしてはかなりの情報量で、もちろん当時小学生だった自分はキャラとセリフ以外は読むはずなく。でもそれでも十分楽しめるからいいと思います。 最初から無敵の生徒会ズラッ!!みたいな豪華さも好きだし、前世の自分と一緒に戦う!というのもロマンがある。 藤井みほな先生を知る人ならイメージわかると思いますが、ギャグのキレ具合もバッチバチで、一瞬たりとも飽きさせません。 3巻ですぐ読み切れる手軽さはありますが、今思えば、もう少し時間をかけて展開できれば大名作だったかな。