染盛はまだか
あなたの周りにもこんな人たちが職場にいたかも?! 清田聡先生の『染盛はまだか』が登場! 窓拭きアルバイトをしている染盛と周りの人々の日常に、あなたも懐かしさを感じること間違いなしです!
「おばあちゃんは、今は一人暮らし。じいちゃんいたけど、せんだって死んだ…。突然ポックリ死んだ」 山間にある素朴で懐かしいちいさな村で、荒物屋を営む、太田利平さんとこの、おしげばあちゃんは、猫のミーコや犬のお杉と、のんびりと、そして賑やかに暮らしています。 人と人との絆を繊細で抒情溢れるタッチで描き、読む者の涙を誘う、優しく切ない珠玉のハートウォーミング・ストーリーズ。すべてのマンガファンのために、遂に待望の電書化! 『利平さんとこのおばあちゃん』とは? 本電子版第1話で、第3回小学館新人コミック大賞佳作を受賞。1970年代後半〜1980年代後半にかけて10年間、小学館『ビッグコミック』とその増刊号にて連載された人気作。過去に小学館、エンターブレインより単行本が出版されている。このたび著者監修のもとエピソードを厳選し傑作選としてマンバより電子書籍化された。
諸星大二郎の代表作であり異色作『マッドメン』。文明とは縁の遠いパプアニューギニアの奥地を舞台に、少数民族ガワン族の少年・コドワと、人類学者の父を持つ日本人少女・波子の運命を描く。作品全体を通して文化人類学・民俗学の要素が散りばめられており、現地専門員や研究者からの評価も極めて高い。著者の想像のみで描かれたフィクションが、読む人を圧倒するリアルさで迫ってくるという傑作。読後、神話世界と現代世界が結ばれる不思議な感覚を味わうことができます。
蘭学医・手塚良仙(てづか・りょうせん)の息子良庵(りょうあん)と府中藩士の伊武谷万二郎(いぶや・まんじろう)は、美女・おせきを巡り犬猿の仲だった。そんな最中、良庵は適塾で蘭学を学ぶため、大坂へ旅立った。万二郎は、江戸を襲った大地震で、民衆を安全な場所へ誘導するという大手柄を立てる。一方、良仙は奥医師たちの激しい妨害の中、娘婿の大槻俊斎(おおつき・しゅんさい)らとともに種痘所の江戸設立に向け頑張っていた。幕末に実在した著者の曽祖父をモデルにする長編時代作品。 <手塚治虫漫画全集収録巻数>手塚治虫漫画全集MT326~327『陽だまりの樹』第1~2巻収録 <初出掲載>1981年4月25日号~1986年12月25日号 ビッグコミック連載
鳴くと必ず和了る男がいる。男の名は竜。鳴くことで運を引き寄せ、勝負に勝つ。そんな竜の強運を手に入れようとする男たちがいた。桜道会―― 関東一円に勢力を持つ東日本最大の広域暴力団。その一翼を担う甲斐組組長・甲斐正三もその一人だった。抗争が激しさを増すなか、甲斐は竜の強運を自分のものにしようとするが…!? 竜を手に入れようとする男たちの熾烈な戦いの幕が、ここに切って落とされる…!! ※こちらの作品は、以前配信しておりました『哭きの竜』の新装版です。重複購入にご注意ください。
2105年「ある戦国オタクの科学者が“名だたる武将達が一斉にこの世に生まれたら誰が一番強いのか”を知るために禁断の実験に手を染めた」という都市伝説がささやかれる。15年後、日下部みやびが入学した銀杏高校には名前もキャラも戦国武将そのもののクラスメイトが34人も終結していた! 彼らが目指すのは不良の世界の「てっぺん」を獲ること。やる気満々の武田信玄、上杉謙信、伊達政宗に羽柴秀吉……。ひとり織田信長だけはマイペース。不良たちも「あいつはただのバカ」と見くびるが…!
上野の国・山神藩では、古来より女性の力が強く藩政は女性があたっていた。現在の藩主である山神善之助には男の世継ぎがなく、所領である銅山から大量の黄金が出たことから、山神藩の所領と黄金を狙う幕府と山神家の壮絶な戦いが始まる。江戸屋敷にて山神家に送り込んだ隠密がくノ一の術によりおそろしい果て方をしたのを見届けた服部半蔵は、くノ一に対抗する忍として美女丸と魔羅の小天狗の派遣を踏み切る。ここに山神家の誇るくノ一・紅弁天、淫風蘭丸、千ずり魔矢、ドテ万らと、美女丸たちの苛烈な戦いの火蓋が切られた。表題作「伊賀淫花忍法帳」のほか「忍法清水港」「時元忍法帳」の3作品を収録。アクションや時代劇、シリアスなストーリーマンガの他、痛快なギャグマンガを多数手がけた石川賢作品のなかにあって、ひときわ異彩を放つギャグコメディ。
「おいら、プロゴルファーになりたかとです! ロールスロイスに乗りたかとです! JCBのゴールドカード持ちたかとです!」プロゴルファー・中津信長の前に突然現れた太っちょ少年・山鹿一発(やまが いっぱつ)は宣言する。ゴルフよりも相撲部屋の方が向いてそうな体型である一発の願いを無謀だと断る信長。しかし気絶した際に何でも言う事をきいてしまうという信長の悪い癖を利用し、ちゃっかり弟子入りを果たす一発。翌日、カントリークラブの朝礼で「信長プロを5年で追い抜きますたい。俺のライバルはジャンボ尾崎ばい!」と言い放ちメンバーからも顰蹙を買ってしまう…。
南米の紛争地帯で、敵を倒すことに無上の喜びを噛み締める傭兵がいた。マッド・ドッグ(狂犬)と恐れられる岩鬼将造(いわき・しょうぞう)曹長は、戦いのなかで、岩鬼組組長である父親がデス・ドロップ・マフィアという組織によって暗殺されたことを知らされる。しかも、直接手を下したのは岩鬼組の裏切り者組員・倉脇重介(くらわき・じゅうすけ)であることも……。帰国した将造は、戦場土産の兵器を片手に倉脇の元へ、落とし前をつけに向かう。石川賢の代表作として名高い、超ド級バイオレンス・アクションがついに登場!!
強力なエネルギーを持つ幻の鉱石・ニュープラトン。その存在の鍵を握る男は、家族を目の前で殺され、五体をバラバラにされながらも生かし続けられるという責苦を受けていた。孤独な拷問のなかで念動力を目覚めさせた彼は、自らの体を縫いあわせサイボーグ化することで壮絶な復活を遂げる。尋問に訪れた敵を強力な力でねじ伏せ、広い宇宙へと飛び出していく彼を待ち受ける運命とは!?石川賢が壮大なスケールで描いた『虚無戦記』シリーズを構成する一大SF巨編。
こんなに食べてすいません……!!美味しい料理に群がるちょっとヘンテコな愛すべき面々の食欲全開ライフを描いた、よしながふみの初グルメ・ショートショート。「エロティクスF」連載当初から「夜中に読むと空腹が刺激されて危険…」と話題を読んだ人気シリーズ全13話に加え、描きおろし2話収録、よしながふみオススメの東京うまい店ガイド&MAPつきの豪華版。この本片手に紹介されたお店をたずねるもよし、読んでも見ても楽しい1冊です。
※本作は、『花板虹子』(全10巻・実業之日本社刊)に単行本未収録の95話分を追加収録し再編集した合冊版です。料亭・藤乃家の板長が亡くなって三か月…今日、新しい板長、つまり花板がやって来たのだが、旦那さんが連れてきたのはなんと女の板長だった!! その名は清水虹子。見た目は何とも冴えないメガネの小娘という感じ…。「板場ちゅうのは男のもんだ!」「あんな小娘にアゴでこき使われるなんてごめんだ!」「女に気の利いた料理などできっこねぇ!」板場の料理人達は、女が板長になるという事実に猛反発。特に次期板長と言われていた桜井は板場をボイコット。不穏な日々が続く中、室井が虹子にフグのおろしで勝負を挑んできた。しかも室井が勝ったら、虹子は板場を出ていくというルールで…!!
ホラー漫画の巨匠・日野日出志の原点となる名作「蔵六の奇病」と他3作品を収録した短編傑作集。死期の迫る動物が集まる不思議な沼“ねむり沼”の近くの村で、頭が弱い農夫・蔵六(ぞうろく)が暮らしていた。そして働きもせずに絵を描いたり、ぼんやりしながら日々を過ごす蔵六は、ある日、毒キノコのような七色のできものが顔一面に吹きだし、やがて体中にできものが広がっていき……!?
いまこそ読まれるべき怪物的傑作、「完結版」となってついに復刻!! 【本書収録内容】 ●新たに描き下ろされたエンディングを含む『デメキング』最終完全バージョン! ●幻のプロトタイプ版『DEMEKING』も18ページ分、フル収録! ●いましろたかしがすべてを語りつくす、1万5千字インタビュー!(聞き手・大西祥平) ●『20世紀少年』との意外な関係とは!?――浦沢直樹氏による『デメキング』解説
田舎町に暮らすはなちゃんは、時に危うくて時に優しい世界の断片に触れながら、少しずつ大人になっていく……。どこまでも奔放で愛おしい“あの頃”の物語。大注目の新鋭が贈る待望の初コミックス。