こどもたつ
【第4回トーチ漫画賞 準大賞作品】海辺にて、父と子が過ごす焚き火の時間。波と戯れていたつもりが足を取られる。温かい飲み物にひと息ついたかと思えば、岸に打ち上げられた動物の死骸を見る。 地上110㎝のまなこに映る、世界の姿。子どもを主軸に描かれる短編3作。
亡くなった方の最期を整える納棺師――そんな納棺師の世界に飛び込んだ作者が見た<あの世の手前の世界>を温かくも真摯に描いたエッセイ漫画!
働く私たちの気持ちを代弁する、脱力系お仕事コミックエッセイが誕生!入社時は夢と希望にあふれていた仕事。だけど今は“行きたくない”“休みたい”気持ちが強くなっている、なぜだ!? 残業、満員電車、切ない減給…それでも、毎日がんばってはたらく、もずくの日々をつづった“共感&あるある”が満載の一冊。WEBメディア・ウォーカープラスの連載「毎日がんばってはたらく、えらい」の内容に加え、ここでしか読めない描き下ろしをたっぷり詰め込んで書籍化!
サンデーバトル8 第33回 読切テーマ:喧嘩
「入りたい店の味に密着」「あのおいしさで、倍食べたい」「旅行気分になりたい」 欲望ダダ漏れの食卓メニューを、心ゆくまでいただきます!
妻はなんで怒っているのだろう……。妻、娘、息子の4人家族として、ごく平和に暮らしていると思っていた夫。しかし、ある時から妻との会話がなくなる。3日、2週間と時は過ぎ……。家事、育児は普通にこなしているし、大喧嘩した覚えもない。違うのは、必要最低限の言葉以外、妻から話しかけてこないことだけ……。Webサイト「よみタイ」で、累計3000万PVを超え大反響を呼んだ話題のコミック、描き下ろしを加えて待望の書籍化。1 夫 誠の章 1)妻が口をきいてくれません(3日目) 2)妻が口をきいてくれなくなった(2週間目) 3)妻が口をきいてくれるよう頑張ってみた(1カ月目) 4)妻が口をきいてくれなくても(2カ月目) 5)妻が口をきいてくれないから家に帰りたくありません(3カ月目) 6)妻が口をきいてくれなくてもそれでも日々は続く(1年目) 7)妻が口をきいてくれないからあの2文字が頭をよぎります(5年目) 8)妻が口をきいてくれました(6年目) 2 妻 美咲の章 9)妻はそのセリフを許せない 10)妻は夫の背中につぶやく 11)妻は期待して、失望して、そして「あの日」が訪れた 12)妻は夫に期待などしないと決めたのです 13)妻は夫がかわいそうかな、などと思ってはみるものの 14)妻は夫の心がいったいどこにあるのかわかりません 3 夫妻の章 15)妻の心の内がわかりません 16)妻の決意は5年の時を経て 17)妻への想いは星空に響く 18)妻のつぶやきは5年の壁を砕く 19)妻の回顧「あの日」
【あらすじ】中学時代にいじめられた経験を持つ赤木加奈子はある日、小学5年生の娘・愛が同級生の馬場小春をいじめていることを知り、家族で馬場家に謝罪に向かう。加奈子たちの謝罪はその場では受け入れてもらえたものの、小春はその後、不登校になってしまう。小春の母・千春は苦しむ娘を見て知り合いに相談するが、SNS上での匿名の告発をきっかけに、思いもよらない事態へと発展してしまうのだった──。我が子への不信感、夫との意見の相違、SNSで巻き起こる炎上…様々な問題に翻弄される二つの家族。自分の子供がいじめの当事者と知った時、「正しい対応」とは果たして何なのか?いじめ問題を加害者家族、被害者家族双方の視点から描く、意欲的セミフィクション。【「シリーズ 立ち行かないわたしたち」について】「シリーズ 立ち行かないわたしたち」は、KADOKAWAコミックエッセイ編集部による、コミックエッセイとセミフィクションのシリーズです。本シリーズでは、思いもよらない出来事を経験したり、困難に直面したりと、ままならない日々を生きる人物の姿を、他人事ではなく「わたしたちの物語」として想像できるような作品を刊行します。見知らぬ誰かの日常であると同時に、いつか自分にも起こるかもしれない日常の物語を、ぜひお楽しみください。
【2021年後期・第80回ちばてつや賞一般部門】佳作受賞作品
生島宝(41歳)は、生パスタ教室「ミ・テゾーロ」を始めた。以前はイタリアンレストランだったが、夫が失踪して今の教室形式になった。この教室は、生徒が生パスタを使った料理を教わり、その後、宝があらかじめ用意しておいたパスタとワインをいただきく。生徒が作ったパスタはお持ち帰り。また、希望すればオプションで、「浮気」「セックスレス」などの悩み相談ができる場所でもあります。オプションの心理カウンセリングは無料。果たして宝のアドバイスとは…!?
OLの彩香ちゃんは同じ職場の弘子先輩のことが大好き。日々、アピールするも相手にされず…。一方、女好きの弘子先輩は彩香ちゃんの積極的なアピールにドキドキしっぱなし!! 2人の恋を応援したくなる、すれちがいオフィスラブ!未公開エピソードなど描き下ろしも収録。
パパの2度目の結婚式は常夏の島、グアム。あたしが小さい頃にママと離婚して、それから男手一つであたしを育ててくれた。新婚の邪魔をしないように、1人先に日本へ帰国したあたしを待っていたのは、パパの結婚相手の優子さんの弟の奨。「女に興味がない」ってヒネた感じで笑ってあたしのからかったりする奴で、本当の笑顔は犬のバロンにしか見せない。そんな彼から告げられた、あたしをからかっていた理由とは優子さんの衝撃の事実だった…
祖父の空き家確認で静岡を訪れたひろしは、近くの居酒屋で食べたおでんの味になぜか既視感を感じて……?(「静岡のおでん」)旅情とグルメと、たまに人情、恋情、家族愛。“バイクに乗ってぶらりメシを食う”12編のツーリングルメ。