書店員の三好まことには最大の楽しみがあるのです…。それは自宅でじぶんが食べたいものをこだわってつくりこんで食べること! 思わず自炊がしたくなるグルメコミック!
超絶文学少年(小4)、しずかに爆誕! 尾崎世界観さんも激賛! 半径5メートルの世界が輝く、ハートフル文学“愛”コメディ発進! 読書を愛する小学4年生・加藤剣(通称ミミズクくん)。過剰に本好きな祖父のスパルタ指導のもと、古今の名作文学と出会い、文学の力を借りて小さく大きな日々の困難を乗り越えてゆく。第1集には『燃えよ剣』(司馬遼太郎)、『星の王子さま』(サン・テグジュペリ)、『蝉しぐれ』(藤沢周平)、『ムーミン谷の彗星』(トーベ・ヤンソン 訳:下村隆一)、『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』(ブレイディみかこ)、『三国志』(吉川英治)、『父の詫び状』(向田邦子)が登場! 笑える家族愛あり、淡い恋あり、クラス内ヒエラルキー問題あり、人と人が親友になる瞬間のきらめきもあり―― あの頃の「わたし」を思い出すどこかノスタルジックな味わいと、いま現実を生きる大人の「わたし」の背中を押してくれるエピソードがいっぱい。名台詞、名言好きの方にもおすすめです!
この漫画、渋い…渋すぎる! ! 早く仕事を終えて、一杯ひっかけたい。あぁ、仕事帰りに酒を飲みながら大好きな古本と触れ合えたらどれだけ楽しいだろうか。でも、そんなの夢のまた夢…ではない。サラリーマンの願いを叶えてくれる屋台が、夜中になるとどこからともなく現れる。働きすぎの現代人にとってのオアシス――そう、それが「古本屋台」。 松本隆『風のくわるてつと』、李家正文『厠風土記』、海野十三『火星魔』など、古書好きにはたまらないチョイスの連続。本と酒を愛するひとりのサラリーマンもまた、古本屋台にどっぷり浸かっていく――。 文字通り、屋台で古本を売っているこの店は、オヤジが一人で切り盛りしている。珍本奇本が揃う、マニアにはたまらない店だ。 <古本屋台のルール> 1 白波お湯割り一杯100円。おひとり様一杯限り。おかわりNG 2 ヘベレケの客に酒は出さない 3 騒がしい客には帰ってもらう。ウチは飲み屋じゃない、本屋だ。 ……ルールはとにかく、オヤジ次第だ。
グルメ漫画に求めるものが全部揃った作品です。 ほのぼのしていて料理がおいしそうで人間関係が良好で癒される…目新しさはないけど、こういうのがいいんです。刺激はなくていいんです。 書店員として働くまことが、仕事終わりや休日にちょっと手のかかる料理を作って楽しむお話。 仕事中は結構ぼんやりしてたり先輩からの好意には気づかず鈍感だけど、作る料理は結構本格的です。 自家製ベーコンとか塩釜焼きとか気軽に真似できるメニューではないですが、手間ひまかけて作るのも楽しそうだなと思わせてくれます。 読むと確実にお腹が空くけど、癒されたいときにおすすめの作品です。