警視庁城西署刑事課に転属してきた立花刑事。風采のあがらないオヤジだが、実は本庁に籍を置いたこともあるエリートで、食についての知識は群を抜く。通称「めしばな」と呼ばれる変わりダネだ。捜査や取調べに得意の知識と情報を生かして事件の真相に迫る。最新37巻は、『三度の飯よりサンドイッチ』! 三角形独立型『ツナサンド』の消滅問題と、広域窃盗グループへのガサ入れが交錯するときに起こった、“めしばな”史上最大といわれる大事件をサスペンスフル&スリリングに描く表題作。ほか、炭酸水をめぐる、その味がわかる派vs. わからない派の大論争を中継し、“蒸しパン”が悟りの境地に達する瞬間を目撃する激動の全12編! 全12編(メニュー):たまご蒸しパン/鉄板ハンバーグ/唐揚げカレー/炭酸水/ピリ辛五目豆腐丼/ツナサンド/たまごサンド/ツナマヨおにぎり/ハムサンド
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受験に進学、就職までも過干渉な母親に決められ大人になった今でも「いい子」を演じ続けている芭奈(なな)。ようやく実家近くで一人暮らしを始めたものの生活すべてに口だししてくる母親にうんざりする頭をよぎるあの言葉…「あんた…そんなんで自分の人生、生きてるって言えんの?」またしても母の独断により友人の結婚式で着物を着ることになった芭奈だったが運悪く成人式と重なり美容室はどこも予約でいっぱい。ようやく見つけた隣町のいわゆる「床屋さん」で芭奈を迎えたのは不愛想な理容師の慎一郎とオネエの聖也。イケメン二人にヘアメイクを施されドキドキの芭奈。さらに着付けも慎一郎がすると言われるが…!?「誰かの、じゃない。自分の人生を生きる。」母親の価値観に囚われ続けた芭奈にはじめての恋が訪れた―…!!
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異世界“リスタリア”に住む亜人のメイド・ミアが、新しい奉公先で出会ったご主人様は噂通り、とびっきり偏屈で謎めいていた。勝手気ままで、ミアを振り回したりするけど、優しい所もあったりする彼は、世間の噂通り本当に魔法使いなんだろうか? ちょっぴり不安を感じつつ、新たな職場となるお屋敷での生活が始まった。広いお屋敷はメイドが2、3人いてもおかしくない程だが、ご主人様は整理整頓が大のニガテ、家の中は色んな物が溢れてる。メイド魂に火がついたミアは書斎に、台所に、あちらこちらと家中を掃除してまわるが、見たこともない様な道具が其処此処に点在している。半透明のフワフワで軽いゴミ袋、ランプみたいだけど火を使わずにびっくりするほど明るい道具や、小さな竜の頭の様な道具が音を立てて空気を吸い込む、何に使うかわからないが近づくのはやめようと決心するミアだった。雇ったばかりのメイドに家を任せて外出してしまうご主人様は、ミアの事を信頼(!?)してくれているのだろうか? ただ一箇所「この部屋には入ってはいけない」そう言われた場所がある、中には何があるんだろうか? 秘密の部屋は気にはなるけど、メイドは余計な詮索をしない方が良いと、以前の職場で習った事を忘れずにお掃除に没頭するのであった。ピカピカになった家の中を見て、ご主人様はミアに特別ボーナスを支給してくださった。ただあまりにも高額だったので、辞退しようとしたら逆に説教されてやっぱり偏屈な変わり者ですねー。でも、待遇は抜群でお給料も良いし、メイドなのに個室を与えられてお湯で温めたタオルでカラダが拭けるなんて、なんと贅沢な! 幸せを感じていたミアの部屋にご主人様がなんの前触れもなくやって来た! 亜人といえども、うら若い女子の入浴シーンに乱入するなど許せない!!! 憤るミアにご主人様は「僕の家で、風呂に入れてやる」そう仰った。そして、ミアが連れて行かれたのがあの秘密の部屋。中に何があるのか? ミアはどうなってしまうのか? ご主人様の正体が明かされる時が来た!!!