遊び人奉行 後始末記
時代劇で有名な北町奉行「遠山の金さん」は、仕事そっちのけな本当の遊び人だった? そんな遠山を陰で支え続けた、内与力・吉村佐之助の尻拭い始末記。 ――今日も「遊び人の金さん」の格好をして江戸市中に繰り出した北町奉行・遠山。もちろん内与力の吉村も(嫌々ながら)同行。ひょんなことから、殺人事件の容疑者のアリバイを破る証言を得た吉村。だが、肝心の遠山はまったく気付いていないようで…!? 一丸が描く、痛快大江戸コミック!!
魔法使いの弟子
▼第1話/開化 ▼第2話/召魔(めすま) ▼第3話/交霊 ▼第4話/罪 ▼第5話/霊視 ▼第6話/攘夷 ▼第7話/出生 ▼第8話/魂の声 ▼第9話/魔法使いの弟子 ●登場人物/鬼窪巖(明治新政府参議。国のことを真剣に思い多忙)、妙(参議・鬼窪の愛妾。心の病を患っている?)、召魔(巷間“妖術使い”と噂される異人。「動物磁気」など怪し気なもので病気を治す?) ●あらすじ/1868年、明治政府樹立。しかし、新しい世になっても、血の匂いは消えなかった。新政府に反発する反乱や一揆の首謀者たちはもちろん、時には無実であっても新政府にとって都合が悪ければ斬首、切腹…… 冷徹な強権をふるっていた―― 参議・鬼窪は、その新政府の中心人物として多忙を極める日々。世の中も、政府・文化・思想・化学…… 全てが新しいものへ移行しようと目まぐるしく動いていた時代、外国人居留地はずれの洋館に妖術使いが住んでいるという噂がたった。夜な夜な冥府から亡霊を呼びだしているというのだ。そんな折、久々に鬼窪と一夜をともにした愛妾・妙が生首の亡霊を見る!! (第1話) ▼妙がフラフラしながら入っていったという例の洋館を訪れた鬼窪。玄関の扉を開けるなり、目に飛びこんできたのは、かつて見たこともない奇妙な光景だった。ひとりの異人と操り人形のようにフラフラ踊る女たち、そしてグッタリと椅子にうなだれている妙の姿……。鬼窪の呼びかけで気を取り戻した妙。連れて帰ろうとしたところ、異人は「帰スワケニハイキマセン」と鬼窪をさえぎる。鬼窪のせいで病気が悪くなるというのだ。(第2話)
みこみみみみこ~妖魔討伐神子録~
ついに始まった上級妖魔・戯(あじゃら)の猫との決戦。一方、猫と戦う深美子をサポートするため針糸村を探っていた穂子と姫路は、巨大な神力を秘めた幽霊少女・遥と遭遇する。やがて明らかになる猫と遥の壮絶なる過去。果たして深美子は、その因縁を断ち切る事が出来るのか――!? 青春ガールズストーリー、感動の最終巻!
おとぎの国のメメントモリ
生と死を見つめ続けるマンガ家・しりあがり寿が、シンデレラに桃太郎、カチカチ山にジャックと豆の木などなど、おとぎ話の「その後」を描いた、あなたの視点を変えるマンガ全50話。
堀口さんちのレオムスコ
漫画家であり、オタクである著者の影響をありありと受け、同世代の友達よりもちょっと(?)だけオタク文化に詳しいムスコのお話。無邪気な子供が悪気0%で、TPOをわきまえずに発する一般人おいてけぼりのオタク発言に、両親は戦々恐々ッ…!
アナモルフォシスの冥獣
【これって…死体ですよね?】 前作「フラクション」に続く長編奇想空間・書き下ろし単行本第2弾! 事件や事故の現場を再現し、被害者の霊を呼び出す降霊イベント“アナモルフォシスの館”。特撮セットの中で非業の死を遂げた男の霊の降霊に成功するが、イベント参加者の男女6人が次々と怪死を遂げていく…。