宮尾 岳(みやお がく、1959年 - )は日本の漫画家、元アニメーター。香川県出身。 香川県立高松工芸高等学校出身。高校在籍時に部活動として同校の漫画同好会(当時)に所属。高校卒業後、1977年に上京し東京デザイナー学院に進学。 1979年、東京デザイナー学院を卒業後アートミックへ所属。同社にてタカトクトイスのロボット玩具『機甲虫隊ビートラス』のキャラクターデザインなどを経てフリーとなり、『魔物ハンター妖子』のキャラクター原案といったイラストレーターとして注目を浴びる。『妖子』で注目される前は『幽幻道士』の塗り絵イラストの原画などを描いていたと語っている。1993年以降は漫画家としての活動が中心になっている。 自転車を軸に物語を展開する代表作『並木橋通りアオバ自転車店』で自転車が大好きだと語り、他作品でもしばしば自転車や自転車に関連するものや名前を登場させている。
父と一族をなくし砂漠で、たくましく生きる少年カザンは、人買いの襲撃から救った不思議な力を持つ少女ファーナと共にゴルディンを目指すこととなる。波乱万丈の活劇冒険ファンタジー開幕!
心癒される街の「アオバ自転車店」に行けば、カラカラと回る自転車のタイヤとスポークが、まさに風車のように優しい風を送ってくれる事でしょう。心の清涼飲料水コミック、第1巻。
愛娘の結婚式を間近に控えた多田アユム58歳は、アニメに興味がない平凡なサラリーマン。アニメ好きな娘と娘婿との距離を抱えたまま、突然40年前の高校3年の自分にタイムスリップする。見知ったはずの過去の中には、後に有名なアニメーターとなった同級の姿があった!? 昭和アニメ青春物語!
きっと、きっと風になれる。風になれるんだ……自転車って、こんなにも軽く、こんなにも前に強く進むものだったんだ……!?あの感動の自転車賛歌漫画が、コミックスタイトルを一新して、ズバリ「アオバ自転車店」として再発進します。モチロン、登場人物は今まで通りの面々……アオバ、ナギサ、ナツキ、モリオ、ススム……さあ、チーム「アオバ」と一緒に、風となって走り出しましょう!!※この「アオバ自転車店」第1巻は、既刊の再録本ではなく、最新作品のコミックスです。したがって、事実上のシリーズ「第21巻」に相当します。なお、連載雑誌「ヤングキング」では「並木橋通りアオバ自転車店」のタイトルですが、コミックス単行本になる時は「アオバ自転車店」という判りやすいタイトルになります。また、既刊の「並木橋通りアオバ自転車店」全20巻はそのままタイトルに変更はありません。
人型AIロボットの技術が確立された近未来の日本。彼らは身近な存在となり、借りることができる時代になっていた。「貸人サービス」と呼ばれるそのサービスは希望する家族、恋人、家政婦などを期間限定で提供してくれるシステム。彼らと生活することにより、人々の生活はどう変わっていくのか…オムニバス形式で描くヒューマンストーリー!
人型AIロボットの技術が確立された近未来の日本。人型AIロボットは身近な存在となり、借りることが出来る時代になっていた。「貸人サービス」と呼ばれるそのサービスは、希望する家族、恋人、家政婦などを期間限定で提供してくれるシステム。高性能な人型ロボットと生活することにより、人々の人生はどう変わっていくのか──── オムニバス形式で描くヒューマンストーリー。
2020年12月30日~2021年3月31日まで開催される「宮尾岳オンライン原画展」。本書はオンライン原画展で掲出された原画はもちろん、その原画が使用された『並木橋通りアオバ自転車店』(以下、『アオバ』)の各エピソードを収録しています。また『アオバ』創作の舞台裏や400話を超える『アオバ』のエピソードのなかから作者お気に入りのエピソードを伺うなどファン必見の内容でお届けします。『アオバ』より下記9編を収録:「あの空とおんなじ」「父のスポルティーフ」「坂道のオンナ」「あかつきの輸送機」「三秒の自信」「20インチの輪舞(ロンド)」「3652日のデモンターブル」「あの雲とおんなじ」「夏の残像」
自転車を愛してやまないアオバ自転車店の峠一家とその周りの人々の人間模様が描かれた、自転車とヒトをつなぐ心温まるストーリー! 毎回色んな自転車が出てきて知識もぐっと広がり、サイクリングがしたくなるシリーズ最新作!
多くのアニメ・コミック・ファンの心を虜にした「妖子」! 彼女の知られざる物語を「宮尾岳」が漫画化!! ファン待望の傑作・ついに登場!!
体躯と体躯、勇気と勇気をぶつけ合う「戦いの世界」それがKEIRIN。研ぎすまされた刀のようなピスト、トラックレーサーと呼ばれる自転車を活駆するその世界に一歩を踏み出した高校生がいた!男はクロモリホリゾンタル!でお馴染みのアオバ自転車店の常連小林モリオである。ただ、街の自転車が得意な少年が勝負の世界へ!モリオ、400メートルのトラックに立つ!
ソフトバンクの孫さんが「ChatGPTを使ってない人は人生を悔い改めた方がいい」と発言して物議を醸していますが、AI分野が非常に盛り上がっている昨今。 『並木橋通りアオバ自転車店』の宮尾岳さんが描く、AIを駆使したアンドロイドをテーマにしたオムニバス作品です。 近未来の日本を舞台に、「貸人サービス」というアンドロイドを好きな容姿や人格に設定して一定期間レンタルできるサービスに関わる人々を描いていきます。 第1話の1コマ目が ″だから父さん! 免許返納してくれよ! もう80歳なんだぞ!″ というセリフから始まる辺りは現代的ですね。 家族の代わりとして利用する人もいれば、彼氏が欲しい女性や二次元の推しキャラに似せる少年など、目的やニーズは多種多様。 ヒューマンドラマの名手が描くAIと人間の交流ということで、素朴な温かさが感じられる話が多いです。派手な面白さや非常に斬新な発想や設定があるわけではないですが、それがいい。 個人的には、現在AIと人力を合わせて生み出すサービスに関わっており日々人間にできてAIにできないことやそれをどうシステムに落とし込めるかなどを考えているのですが、そのひとつの例となるお話もあってこのタイミングで読めたことに意義を感じました。ガンプラ的なものを大好きすぎる男性の話なども好きです。 「アンドロイドがいる未来に最も柔軟に付き合えるのは、アトム以来何十年もアンドロイドを見つめてきた日本人ではないでしょうか」 という宮尾さんのあとがきにも首肯します。これくらい精巧なアンドロイドが現実世界で活躍するのはいつくらいになるでしょうね。
ソフトバンクの孫さんが「ChatGPTを使ってない人は人生を悔い改めた方がいい」と発言して物議を醸していますが、AI分野が非常に盛り上がっている昨今。 『並木橋通りアオバ自転車店』の宮尾岳さんが描く、AIを駆使したアンドロイドをテーマにしたオムニバス作品です。 近未来の日本を舞台に、「貸人サービス」というアンドロイドを好きな容姿や人格に設定して一定期間レンタルできるサービスに関わる人々を描いていきます。 第1話の1コマ目が ″だから父さん! 免許返納してくれよ! もう80歳なんだぞ!″ というセリフから始まる辺りは現代的ですね。 家族の代わりとして利用する人もいれば、彼氏が欲しい女性や二次元の推しキャラに似せる少年など、目的やニーズは多種多様。 ヒューマンドラマの名手が描くAIと人間の交流ということで、素朴な温かさが感じられる話が多いです。派手な面白さや非常に斬新な発想や設定があるわけではないですが、それがいい。 個人的には、現在AIと人力を合わせて生み出すサービスに関わっており日々人間にできてAIにできないことやそれをどうシステムに落とし込めるかなどを考えているのですが、そのひとつの例となるお話もあってこのタイミングで読めたことに意義を感じました。ガンプラ的なものを大好きすぎる男性の話なども好きです。 「アンドロイドがいる未来に最も柔軟に付き合えるのは、アトム以来何十年もアンドロイドを見つめてきた日本人ではないでしょうか」 という宮尾さんのあとがきにも首肯します。これくらい精巧なアンドロイドが現実世界で活躍するのはいつくらいになるでしょうね。