その他の感想・レビュー3349件<<89101112>>みっちゃんの「中身」って…?みっちゃんの皮膚 胃下舌ミィstarstarstarstarstarnyaeみっちゃんが自分の友だちだったとして、気ぐるみのみっちゃんをみっちゃんそのものとして受け入れられるだろうか?とすこし悩んだ。ただ、気ぐるみを着る前のみっちゃんがどれだけ周囲から自分のことを勝手にジャッジされて傷ついてきたかを考えると、君はどんな見た目であろうとわたしの大事な友だちだよ、と伝えてあげたいという気持ちになりました。誤魔化されたメッセージ※1話完全ネタバレユートピアズ うめざわしゅんstarstarstarstarstarカイ※ネタバレを含むクチコミです。なんだかほのぼのしている巻き込まれ召喚!? そして私は『神』でした?? トミイ大塚 まはぷるstarstarstarstarstar_borderゆゆゆ規格外の強さ(異世界召喚後の職業が神だから)、ちょっとやそっとじゃ動じないどころか丁寧な態度を崩さない落ち着きよう(60歳の貫禄ゆえ)。 組み合わさると、魔王軍がいてもほのぼの漫画になるらしい。 落ち着いた人となりにくわえ、アイテムクリエイションで作った現代の工具を使って日曜大工など便利屋業も大好評。 祈れば神の加護でブースト。 強さを振り回した無双を楽しむというより、転生させられてしまったおじさん(60歳なりたては、おじいさんよりおじさんがしっくりくる)が、本人なりの節度を守った自由な生活をしている様子を見て楽しむと言ったほうが正しいのかもしれない。 主人公が劇的なイケメンでもなく、モブになりえそうな見た目というのもなかなか興味深い。 顔を隠すために黄金の骸骨マスクを作り出すのも興味深い。 タイトルからの印象通り、小説家になろうがオリジナルで、タイトルからの印象通り、コメディ混じりのセカンドライフ物語だった。 ほのぼの。さすがは新人コミック大賞の大賞受賞作コースロープ かわじろうstarstarstarstarstarnyae新しい環境に自分を合わせていくことも時には大事なことだけど、自由だったときのことを忘れてしまうのは悲しい。今、その自分を忘れてしまっている人は思い出すきっかけになるような漫画かもしれません。比較的シンプルな絵柄だけど瑞々しさを感じることが出来ました。 みっちゃんの皮膚みっちゃんの皮膚 胃下舌ミィstarstarstarstarstar寸々マイノリティとか社会の異物感、とまでは行かなくても漠然とした生き辛さを抱えてるキャラが怪物のガワを被るようなお話の類型って最近増えた気がする。 身体そのものが化け物になるやつもあるけど、今作はキモキャラの着ぐるみというパターン。 メタファーが上手く機能するから描きやすいんだろうな。各種チートやらかしたろ!婚約破棄されまして(笑) 生倉大福 竹本芳生天沢聖司※ネタバレを含むクチコミです。ここまでさらけ出せるのが「サルまん」らしいサルまん 2.0 相原コージ 竹熊健太郎starstarstarstarstar_borderかしこ単行本の帯には「検死報告」と書いてあります。名作サルまん完結から18年後にスタートした待望の続編ですが、連載はわずか8回で終了。なぜ爆死したのか?を関係者が振り返った座談会も収録されている単行本です。ここまでさらけ出すなんて流石サルまんだなと思いました。 メディアミックスをネタにして漫画をアニメ化するプロセスを連載するという大きな試みも今となっては現実可能なアイディアですが、2007年当時はまだ難しかったんだろうな…。DEATH NOTEのパロディ漫画「デスの音」を企画してイラストを小畑健に依頼して承諾をもらっていたことまで知っちゃうと、やっぱり実際に観たかったなと思っちゃいますね。 サルまんには漫画を漫画で批評してくれる貴重な存在として定期的に復活してほしいです。黒い方の押切蓮介ミスミソウ 完全版 押切蓮介starstarstarstarstarカイでろでろ、ハイスコアガールなどギャグやコメディの印象が強い押切蓮介の作品だが、今作はギャグも救いも無し(スプラッタ有り) 最初から最後まで誰一人として幸せにならないエゲツない漫画ですブラック主婦ブラック主婦SP(スペシャル)vol.6~クローンな女~ 杉崎美千代名無し短大時代の友です。漫画家になりたい!といってた夢を実現した。みっち。 すごいです。 元気かなぁ。この2人なんてアホなんだ!!!呆😂フェイクファクトリップス 【電子限定特典付き】 末広マチstarstarstarstarstar_borderるる※ネタバレを含むクチコミです。ホラー漫画の巨匠が描く異色の猫漫画伊藤潤二の猫日記 よん&むー 伊藤潤二starstarstarstarstar_borderカイうずまきや富江など、ホラーの超大物作家で有らせられる伊藤潤二大先生の愛猫日記 普段と同じタッチで描かれているため、ムードはホラーっぽいけど内容はネコカワイイ漫画 そしてそのギャップがどんどんツボを押してくる またQ&Aから醸し出されるホラー漫画家とは思えない先生の人の良さも楽しめる ちなみに他作品(伊藤潤二傑作集11)の双一の愛玩動物にもギャロンと言う猫を描いてて、そっち初めて読んだ時は笑い過ぎて涙出た大人のかわいさスーパーの裏でヤニ吸うふたり 地主starstarstarstarstar_border野愛人気作だから読んだつもりで読んでなかったけど、甘酸っぱくてかわいいのに大人でよい…!! 疲れたおじさんサラリーマン佐々木さんとやさぐれスーパー店員田山(山田)さんの関係性がたまらなくよい。 ゆるく言葉を交わしているだけ、でも駆け引きめいている瞬間もあり、互いの存在に元気をもらっている2人。 田山と山田で気づくだろ!と思いつつ、佐々木さんのおじさん描写で気づかないことにリアリティを持たせてるのもうまいなあ。でも気づくだろ…とは思うけど。 山田さんのことは偶像崇拝みたいな感覚で、田山さんのことは1人の人間として表情までしっかり見ているから逆に気づかないのかな…と考えてみたり。 そんな細かいことはどうでもいいと思えるくらいかわいくて癒される作品です。 不器用に優しい椿君が愛しすぎる モンスターアンドゴースト【電子限定漫画付き】 ヒメミコstarstarstarstarstar天沢聖司※ネタバレを含むクチコミです。収集しすぎて失ってる収納しすぎて家、失いました 堀内三佳starstarstarstarstar_border野愛タイトルが気になって読んでみたら、収納しすぎてというより収集しすぎてのほうが正しいのでは?という内容だった。 収納が悪いとか家の造りが悪いとかいう話を学ぶ作品ではなく、癖って治らないんだろうなという学びがありました。 思い出の品は取っておかないと気がすまない、作ってくれたものは捨てられない、珍しいものかわいいもの気になるもの全部揃えたい……気持ちはわかるけど、家手放すまでに至った人が収集物について嬉々と語る姿は狂気すら感じました。でも欲しくなってしまう気持ちはわかるから楽しく読んでしまうんだなあ…。 足るを知るといいますか、なんでも自分で管理できる程度にしておかないとね…と改めて感じました。辰年の2024年に読みたいマンガ猫に育てられたドラゴン 神虫からすみstarstarstarstarstar_border兎来栄寿私は龍が好きです。 『ドラゴンボール』と『ドラゴンクエスト』に育てられ、山全体が龍であり龍王神社や龍泉寺がある地を故郷としている私は、人一倍龍を愛し、龍に愛されています。 2024年は12年ぶりの辰年ということで、個人的には前年の卯年に続いて意気軒昂となる年です。 昨年の最初には干支にちなんで『兎』を紹介しましたが、今年も「龍」にちなんでこちらの作品を紹介します。 皆さんは、ドラゴンを飼いたいと思ったことはあるでしょうか。本作はそんな夢を少し独特な形で満たしてくれます。 迷い子ドラゴンを飼い猫が拾ってきたことで一緒に育てていくほのぼのコメディです。猫と一緒に暮らして育てられることで、自分を猫だと思いこんでいるドラゴンのかわいい仕草が特徴的です。 丸まったり、鍋に入ったり、伸びたり、いたずらをしたり……。フルカラーで描かれる、2匹を中心とした猫っぽさ溢れる営みに癒されます。猫好きな人ほど、思わず「あるある」に口元を緩めてしまうのではないでしょうか。 ハロウィンやクリスマスなどさまざまな年中行事も描かれ、こたつにみかんのお正月シーンもあるのでこのお正月に読むのにもピッタリです。 タツノオトシゴであったり来年の干支である蛇も登場して干支感もあるので、一気に読むのも良いですがシーズンごとに少しずつ読んだり読み返したりするのも良いかもしれません。 今年は年始から大変な災禍が起きて始まってしまいましたが、世界の人々の安寧を祈っています。悲報に心が疲弊してしまった方も、こうした作品を読んで気分を紛らしていただければと思います。 被災地以外の方は心身共に元気に過ごして経済や社会を回すことで、直接的な募金などの支援を生む余裕を生み結果的に最大の支援に繋がることもあるかと思いますので。最強伝説 黒沢について語ろう!最強伝説 黒沢 福本伸行なまこデラックス※ネタバレを含むクチコミです。2023年の話題作の一つでしたねいろんな私が本当の私 丹羽庭 米代恭 雁須磨子 コナリミサト 鶴谷香央理 三本阪奈 長嶋有かしこ原作者が同じ人とは思えないくらい漫画家それぞれの良さが発揮されてる短編集ですね。それも長嶋有さんの漫画審美眼の賜物だと思いますが。どれも面白かったけど雁須磨子先生のとあるアパートの歴代の住人達が出てくる話が特に好きでした。完全に雁須磨子先生の作品になってたと思います。三本阪奈さんは家族エッセイを描かれている作家さんという認識しか今までなかったですが、オリジナルのストーリー漫画を読んでみたい!と強く思いました。龍角散を食べる為に本多先輩が一瞬マスクを外した時の顔が可愛くて説得力があった。「最強伝説 黒沢」各巻を読んだ感想最強伝説 黒沢 福本伸行starstarstarstarstarかしこ読んでいくうちに黒沢への気持ちが変わっていくのか記録していこうと思います。須田信太郎の新作!ディアボロガール 須田信太郎名無し年の瀬に新刊ページを眺めていたら須田信太郎の新連載?が始まっていてビックリした。なんというタイミングで出してるんだ… さっそく電子書籍で買ってみたが、ミュージックコミックスというサイトで連載が12/29に始まったばかりで、今なら1話分は読める模様。 https://music-comics.com/collections/comics ちなみにこのサイト、音楽をテーマにした漫画のみが集まっていて、さそうあきらなど大ベテランの連載があったり、新進気鋭の漫画家さんもいたりと、コンセプトも作家陣も面白そうなので、ぜひ他のマンガもチェックしてみたい。 須田信太郎氏の過去作を読みたい気持ちが高まってきたのだが、現在は過去作品の電子書籍はなぜか購入できなくなっているようである… あ〜読みたい!アッサリだったビューティフル・ライフ 坂崎春starstarstarstar_borderstar_borderるる陽彦が苦手。 学生時代の逃げは分かる。 ああいう閉鎖的なところで異端な人が生活するのは本当に大変だと思う。 でも社会人になってまで「普通」にこだわり過ぎててちょっとイラッとした。 まだ若いのにブラック企業を辞めないのもわからない。 周は袴田さんと関係あったのはどんな経緯? 実話のようなエネルギー裸の内側 ナシウヒカstarstarstarstarstar野愛創作じゃなくて実話なんじゃないかと思うようなエネルギーだった。 主人公が思い悩み、衝動的に動き、新たな発見をする。素晴らしい絵を描いたり物語を創るひとたちはこういう気づきを何度も繰り返して、内臓を抉るような作品を生み出しているのだろうなと思った。 ストーリーとして目新しいものではないかもしれない、読切じゃなくて連載になってほしいという類のものではない、ただこの人が感じた衝撃をそのまま伝えてくれるような作品。だからこそ熱量に圧倒されて、気持ちが晴れやかになる気がした。それにしても猫がかわいい #1巻応援借金1000万作曲家の人生を変えてくれた猫の話 ちとせ 響介starstarstarstarstar_border兎来栄寿借金1000万円を背負いながら、猫のためにマンションを購入し、さらには1億の豪邸も建てたことでTVにも出演して有名になった作曲家の響介さん。 100万PVを超えて書籍化もされたその「猫マスター」としての活動の様子を、『ところにより犬や猫が降るでしょう』や『ねことボン』のちとせさんがコミカライズしたのが本著です。 私も大概ちとせさんの描くワンニャンが大好きですが、本作でもそのかわいさは飽和しています。特に、Story4でのポポロンの表情は反則的。0.02秒で″保護″ります。 猫への愛が高まりに高まり、猫ファーストを信条とする響介さんの、猫にすべてを捧げる生活の始まりから実際的な内容までが詳らかに描かれます。幕間では、熱の溢れるコラムも。 リュックやソラといった猫の名前の由来が響介さんの大好きなファイナルファンタジーやキングダムハーツにあるのも個人的に共感するポイントでした。なお、ちとせさんの絵も可愛いですが、実物の写真集も付いています。ソセコアカミミ。 響介さんは、元々借金のあるところから猫を飼い始めて、猫のために頑張ることで今の生活を手に入れることができたものの、猫のみならず動物を飼うに当たっては基本的に経済力を有していなければならないこと、そして大切な子たちに健やかに暮らしてもらうための大切な覚悟・心構えが説かれます。 あとがきに「保健所や里親に目を向けて」と書いてあるのも素晴らしいと思いました。 ″猫には「いい」か「よい」しかない″ Exactory(その通りでございます)裸の内側の感想 #推しを3行で推す裸の内側 ナシウヒカstarstarstarstar_borderstar_borderalank・読んだ直後に思ったこと あっという間に終わっちゃった。 ・特に好きなところは? ストリップ小屋に足を踏み入れたシーン。先生に言われた言葉がよほどショックであがいてたんだな。内側を見ずにデッサンしてしまうのは、ある意味優等生で、こんな感じですよね、とソツなくこなしちゃうみたいな。けどそれだと迫力も魅力も出ないんだな。絵描きに限らずそうだな。 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! ぜひ読んでみてください。皆さんの感想聞いたい。刑務所の中のお医者さん(非常勤)ムショ医 佐藤智美starstarstarstarstar_borderゆゆゆあなたの知らない仕事をする人たち、ともいえるようなお仕事漫画なんだけど、考えさせられてしまう。 「医者は助けることしかできない」という言葉が印象的だった。 死にたい人がいても、助けることしかできない。 逆に生きたい人がいても、助けられる範囲を超えていたら救うことができない。 ものすごくストレスが多そうだ。 刑務所の中のお医者さんの仕事は、救急と全く違うものかと思えば、そんなことはなく、人間関係がごちゃごちゃしているようだ。 救急って、そんなに色んな人が来るんだとか、刑務所の医者って、学校の保健師さんとは違うんだとか。 刑務官の人が言っていた、「親身になりすぎたら、自分が辛いだけ」が身にしみてくる。 ずっと関わるわけでもない人、理解することができない考え方や生活をしている人。 心のケアは精神科の先生を呼んでいる、肉体的なケアは医者(内科?外科?)、刑の全うを見守るのは刑務官、と分業されているのは、線引をしなければ、心がやっていけないし、体がいくつあっても足りないからかもしれない。<<89101112>>