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単行本の帯には「検死報告」と書いてあります。名作サルまん完結から18年後にスタートした待望の続編ですが、連載はわずか8回で終了。なぜ爆死したのか?を関係者が振り返った座談会も収録されている単行本です。ここまでさらけ出すなんて流石サルまんだなと思いました。
メディアミックスをネタにして漫画をアニメ化するプロセスを連載するという大きな試みも今となっては現実可能なアイディアですが、2007年当時はまだ難しかったんだろうな…。DEATH NOTEのパロディ漫画「デスの音」を企画してイラストを小畑健に依頼して承諾をもらっていたことまで知っちゃうと、やっぱり実際に観たかったなと思っちゃいますね。
サルまんには漫画を漫画で批評してくれる貴重な存在として定期的に復活してほしいです。