3.5
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あなたの知らない仕事をする人たち、ともいえるようなお仕事漫画なんだけど、考えさせられてしまう。
「医者は助けることしかできない」という言葉が印象的だった。
死にたい人がいても、助けることしかできない。
逆に生きたい人がいても、助けられる範囲を超えていたら救うことができない。
ものすごくストレスが多そうだ。
刑務所の中のお医者さんの仕事は、救急と全く違うものかと思えば、そんなことはなく、人間関係がごちゃごちゃしているようだ。
救急って、そんなに色んな人が来るんだとか、刑務所の医者って、学校の保健師さんとは違うんだとか。
刑務官の人が言っていた、「親身になりすぎたら、自分が辛いだけ」が身にしみてくる。
ずっと関わるわけでもない人、理解することができない考え方や生活をしている人。
心のケアは精神科の先生を呼んでいる、肉体的なケアは医者(内科?外科?)、刑の全うを見守るのは刑務官、と分業されているのは、線引をしなければ、心がやっていけないし、体がいくつあっても足りないからかもしれない。