月刊少年ガンガンの感想・レビュー85件<<1234>>吉崎観音 初期の傑作(復刻希望)護衛神エイト 吉崎観音サミアド※ネタバレを含むクチコミです。昔は「ガンガン」っ子でしたドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章 完全版 藤原カムイ 小柳順治 川又千秋六文銭小学生の時分。まわりが、ジャンプやサンデーやマガジンで湧いていたころ、ひねくれ者だった自分は「ガンガン」を読んでいました。 というか、わりとクラスで、地味めの、いわゆるオタクっぽい輩は大体ガンガンだった。(あくまで個人的な感想です) 「魔法陣グルグル」「ハーメルンのバイオリン弾き」そしてこの「ロトの紋章」は当時、ガンガンの3大タイトルでした。 ジャンプで例えるなら「ドラゴンボール」「スラムダンク」「幽遊白書」みたいなもんです。(ちょっと違うか) ジャンプでドラクエをベースにした「ダイの大冒険」がヒットしたので、エニックス(現:スクウェア・エニックス)のお膝元である、ガンガンで連載したのでしょうかね? ガンガンには、既にドラクエの「4コマ漫画」が掲載されているので、「ドラクエ要素」は結構あったのですが、 4コマがギャグならこっちはシリアス路線で、小学生ながら違う味を楽しんでました。 大人になった今、電子書籍でもう一度読み直してしまいました。 懐古厨といわれても、いい。 今読んでもホントに面白かったです。 著者いわく、電子版配信にあたって今風に加筆修正されているそうです。 その意欲スゴっ! なのですが、一方でストーリーの大筋は変わっていないので、 小さい頃読んだことある人でも、特段違和感はないように思います。 さて、本作の魅力ですが、個人的には2つあると思ってます 1つ目は、純然たる少年漫画であること。 2つ目はそれに加えて、人生の苦味とも言える要素があること。 私はこの2点だと思っております。 1点目は、とにかく少年漫画の王道。 ストーリーも有りてい言えば、修行して強くなって、悪い魔王を倒す。 んで、魔王は底なしに悪いやつ。という設定は、少年漫画そのものです。 更に、少年漫画ではド定番の「必殺技」もたくさんでてきて、特に賢者(賢王)の合体魔法は、ゲーム好きでもあった自分には胸アツな技でした。 小学生の頃はよくマネしたり、自分で考えたりしたものです。 敵キャラも、獣王、竜王、冥王など四天王のようにわかりすく強そうな感じで登場し、味方サイドも剣王、拳王、賢王という、これまた戦士、武闘家、賢者というわかりやすく職業が決まっているのが良い。 シンプルでわかりやすいのは、少年漫画としては大事ですね。 そして2点目は、これが割と大人になった今でも無理なく読めたところなのですが、上記のように少年漫画チックにしておきながら、人生の苦味ともいえる要素があって、例えば、重要な人物が結構死ぬということ。 しかもあっけなく。 少年漫画では、よくある 「実は死んでませんでした~(てってれー)」 みたいなことがなく、ガチで死にます。 ドラクエならザオラルがあるよね? 世界樹の葉があるよね? なんて、どこか思っていた節があったので、このガチな死は子供ながらにトラウマだったんですね。 ですが、今読むと、 「まぁそうだよなぁ」 世界救うのに、こっちの犠牲は0じゃすまないだろ、と妙に納得してしまいました。 トラウマから納得。 この加齢とともに変わってしまった感覚もどこか楽しかったです。 特に、タルキンの決死のメガンテから、賢王覚醒は今読んでも涙してしまいました。 もう1つは、主人公のアルスが魔人王ジャガンとの初戦闘で、 ボロ負けして、最後に「ビビる」シーン。これが鮮烈なんです。 少年漫画の主人公ならどんな逆境でも、物怖じせず、引かぬ、媚びぬ、突っ込むの精神(少なくともジャンプなら)だと思うのですが、 本作では上記のとおり、主人公であり勇者でありながら、あまりに人間的(まるでモブキャラのように)に死を恐怖する。 少年漫画の主人公が超人的な強さと精神力をもった次元の違う存在、ある種の絶対的なヒーローとして君臨するのに対して、 本作のアルスは違うんですね。 そこが、大人になった自分はグッときたのです。 そこらへんの子供と何も変わらない一人の少年なのに、勇者の家系に産まれた血の運命と、世界を救う使命だけで気を張って戦ってきたのかと思うと、その姿に腹の底から応援したくなるんです。 (上述の戦いの後、アルスが再起する姿も、また涙ものです。) 勇者一人じゃ何もできない。 だからこそ、仲間の助けが必要だということを理解させてくれます。 勇者とは単純な強さだけではなく、仲間を信じ、助けあい、逆境の中で奮い立たせられる力なんだと身にしみてわかります。 ラストシーンの全人類VS異魔神も、アルスのその姿が際立ちます。 懐かしい人も、初めての人も、ドラクエ好きな人も、ファンタジー漫画の定番としてぜひおすすめしたい作品です。 余談ですが、惜しむらくは、 電子版には、背表紙がないってことですかね。 キャラが行進?していく姿が一枚絵になる、あれが何気に好きだったんですけどね。それが、ちょっと残念でした。 男子校の生徒にとって「共学化」とは"異世界転生"である #1巻応援女子高生はおはようって言う ゆめみつき ルシファー吉岡sogor25中高一貫・全寮制の男子校であった百合丘山上高等学校は、女子校との合併により共学化することが決定します。 5年間全寮制の男子校で過ごしてきた高校2年生の生徒たちにとっては「女子高生」とはもはやペガサスと同じ"空想上の生き物"。 この作品は高校の共学化により女子高生が身近に存在するという、ほとんど"異世界転生"に近い環境に身を置くことになった男子高校生4人の様子を描く作品です。 実はこの作品はピン芸人のルシファー吉岡さんが「R-1ぐらんぷり2019」で披露したコントを原案とした作品です。 元々のネタは吉岡さんが高校教師を演じる形なのですが、この作品は男子高校生4人の視点を中心に描かれていて、より「"女子高生"という未知の生物の存在に戸惑う男子高校生たち」の解像度が上がり、この状況の面白さが増しているように思います。 実は自分たちと同じ普通の人間である同級生の"女子高生"に対してどんどん不思議な考察を繰り広げていく男子高生の様子が掛け値なしに面白いコメディ作品です。 1巻まで読了実話怪談、裏世界の怪異とは裏世界ピクニック 水野英多 宮澤伊織 shirakabaさいろくくねくね、八尺様、きさらぎ駅… 実話系の怪談としてネットでは有名なものが多数存在するが、その中でも割とメジャーなものが登場する異次元<裏世界>でのサバイバル。 破天荒な美女と根暗なイモ女子2人のコンビが恐ろしい怪異と対面・対決していく様子はハラハラする(実際に語られている怪談話とどこまで合致できるかがキモな気がするが、細かいことは知らないので合ってるのかもわからない) まだ4巻までしか読んでないけど面白いのでしっかり追って読みます。 思春期真っ只中の正反対の二人のお話。18 エイティーン ヨシノサツキstarstarstarstarstar干し芋母が亡くなり、父子家庭の景一とみほの兄妹。 父は、能天気で自分で仕事を始めては、上手くいかない理由を場所が悪いせいだと引っ越してばかり。そのため、転校の多い景一は、友達を作ることを止めてしまった。なるべく静かに、目立たぬよう高校を卒業したい景一だが、クラスの問題児で、隣に住むレオに気にいられ、転校日初日からドタバタが始まっていく。 レオ君は、テンション高くて物おじしないキャラクター。 読書好きの景一とは、正反対。 でも、二人の距離はどんどん近づいていく。 今後、レオ君がどうして今のような人物になっていったのか生い立ちなどが語られていくに違いない。 第一巻は、ふたりの出会いのお話でした。 原作者のファンです無能なナナ るーすぼーい 古屋庵狐優曇華原作者は「車輪の国、向日葵の少女」というゲームで有名なシナリオライターで、その重厚で予想外の展開を何度も繰り返すストーリーはゲーム発売当時大変話題になりました。 意外性やどんでん返しを折り込みながら非常に感動的な物語を書く人なのでこの作品も読んでみたのですが、予想を超えた面白さでした。これぞ『勇者』の物語ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章 完全版 藤原カムイ 小柳順治 川又千秋名無し※ネタバレを含むクチコミです。 重い人間ドラマ鋼の錬金術師 荒川弘名無し※ネタバレを含むクチコミです。作者が描く「人間」鋼の錬金術師 荒川弘takaaki※ネタバレを含むクチコミです。ガンガンの黄金時代の作品PON!とキマイラ 浅野りん名無しガンガンの黄金時代の作品で、当時雑誌でよく読んでいました。この作品の魅力は、キャラクターが可愛くて生き生きとしているところです。特にポン太のデザインが秀逸で、今見返しても可愛く、新しいと思います。生き生きとして描かれるキャラクターたちは、今の時代の漫画ではあまりないピュアさがあります。主人公が守銭奴で自己中と、人格者とは言い難い人物であるのに、なぜか不思議な魅力を持つ。展開としては巻き込まれ型であるが、状況や境遇に理不尽さもあるため、なにくそと反発する主人公を応援したくなってしまう。ある日空から落ちてくるタイプのメインヒロインだが、それよりも主人公に片思いするクラスメイトの少女の方を好きになってしまう。多くのキャラクターが行動的でパワフルに動き回る。展開も豪快なものが多く、少年漫画としてよくまとまっていると思う。欠点のあるキャラクターばかりなのに、不快なキャラがいないところがバランスが取れている。 爽やかな百合の風が吹き抜けていく…裏世界ピクニック 水野英多 宮澤伊織 shirakabaANAGUMA原作者の宮澤伊織さんのインタビューが各所で話題になっている本作。 スパイラル ~推理の絆~に心を囚われ続けているため飛びつきました。 さまざまな怪異に立ち向かうゴーストバスターズテイストの基本線は抑えつつ 主人公二人の絶妙な関係性を「やっている」のが無二の読感になってます。 絵の流麗さも相まって爽やかな百合の息吹を感じられます。 怖いところはちゃんと不気味でゾクッとするのでそのギャップもある。 くどくないのがいいですね。 あと単行本がすげえ分厚い。ガンガンの魂を感じました。なんとも悲しいループ #1巻応援私の神様 夢野つくし六文銭ループものって無条件で好きなんです。 同様に「はたらく魔王様」みたいな異世界からきた(逆に異世界にいく)的なストーリーも好きなんですが、 両者に共通するのは「別れの話」だと思っているんです。 なんやかやストーリーはありますが、結局は ループものは、繰り返しの終わりを 異世界からきたものは、自分の世界にどうやって戻るかを こんな感じで、最後に必ず別れを描く必要がある。 どんなに楽しいシーンでも、うっすら漂う終わりを予感させられて、物悲しくて好きなんです。 もちろんそうじゃない作品もありますが、そんな中で、本作「私の神様」は、久しぶりのアタリでした。 ループものを上記のように感じている人がいたら是非おすすめしたい作品です。 その内容ですが、 かつて神様が人間の女性と恋をし、彼女の命を助けるため、人間の少年の姿のまま不老不死の呪いをかけられる。 命を助けられた女性は、同じ呪いを望み、記憶を残したまま、輪廻転生を繰り返し神様の前に何度もあらわれるという話。 かつての恋心を残したまま、ある時はネコで、ある時は鳥で、姿形は変われど、何度も神様の前に現れる。 しかも、そのことを伝えたら、呪いも終わってしまうため、何も言えずただそばにいる。 自分が恋人だということも、あれからずっと一緒にいたことも全て言えないのに、彼を一人にしたくないという一心で、ただ、ただそばにいる。 神様にしてみれば、なぜそばにいるかもわからない。 なんとも悲しい物語。もう、ドツボです。 恋人は現在は、人間の女性「かずさ」として生まれ変わったのですが、成長から老いへと変わる感覚が、神様との別れを予感させて、得も言われぬ不安感がたまりません。 思いが伝わらない焦燥感も悲壮感も、ループものの醍醐味です。 まだ1巻ですが、この後どう転ぶのか、どう別れを描くのか楽しみです。基本ギャグ時々シリアス漫画の金字塔南国少年パプワくん 柴田亜美名無しガンマ団と呼ばれる組織から強力な力を持つ青の秘石を盗み出した主人公のシンタローが、追手を振り切るために海を渡ってたどり着いたパプワ島で、超人じみた力を持つ不思議な少年パプワくんや愛犬チャッピー、人間の言葉を喋る巨大なナマモノ達と不思議な生活を送るギャグ漫画です。 パプワくんや島に住んでいるナマモノ達のキャラが本当に個性的でシンタローが振り回される形になるのですが、柴田亜美先生の独特のギャグセンスがあいまって本当に面白い漫画となっています。 しかし完全なるギャグ漫画というわけでもなくシリアス要素もストーリーに含まれており読み応えもあります。 巨大で不気味な「魔」の魅力ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章 完全版 藤原カムイ 小柳順治 川又千秋あうしぃ@カワイイマンガゲーム「ドラゴンクエスト」の世界観を基にした漫画作品として、『ダイの大冒険(以下ダイ大)』と双璧をなす『ロトの紋章(以下ロト紋)』。いずれも独創性に溢れた、感動的な物語だが、作品の雰囲気はだいぶ異なる。 ロト紋で印象的なのは、敵対する魔王軍側のキャラクターの気味悪さだ。 バラモスゾンビ、知性を失った海王、ヤマタノオロチ、冥界の王、そして大魔王・異魔神……肉体がまるでアメーバや粘菌の様に広がり、触手を伸ばし、猛スピードで再生する彼ら。 スミベタで表現される闇の世界で、敵の余りの巨大さと不可解さに、手に負えない絶望的な戦いを強いられる勇者達。 ここで描かれるのは、人間の価値観の埒外にある者達の生き方、分かり合えなさだ。 ダイ大が、敵味方無くキャラクターの葛藤や成長を描き、読者の倫理観と共鳴する(大魔王バーンや冥竜王ウェルザーを除く)のに対して、ロト紋の敵キャラクターは、しばし倫理を根底から無効にして、読者を絶望させる。 そして不思議な事に、そんな絶望を、何故かもう一度味わいたくて、私達はこの作品に再び手を伸ばす。絶望からの回復が欲しいのではない。絶望の深淵を覗き込む事で、退廃的な安らぎを得る為に。今1番好きなラブコメ! #1巻応援魔女らば魔女れば 桜井亜都のれん雛※ネタバレを含むクチコミです。ゆったりとした空気の漫画私の神様 夢野つくしまさお輪廻や永遠がテーマなせいか、すごくゆったりとした空気が流れてる漫画。これからの二人の関係性がどうなっていくのか楽しみ。 絵とキャラがいいので良い漫画異能メイズ 岡田伸一 山田J太mampuku『奴隷区』というヒット作を生み出した作者だけあり、凡百のデスゲ漫画より幾分読みやすいです。山田J太先生の絵が素晴らしいのも手伝ってキャラクターは非常に魅力的。まぁダークミステリーと銘打ってはいますがミステリーとしての質はそれほど、ですが、キャラの良さは面白さの源泉だと思っているのでそれだけでも高評価に値します「孫で、娘で、母で、祖母で、友人で、恋人」という意味を知る物語私の神様 夢野つくし兎来栄寿設定がどうしようもない切なさを滲み出させる、秀逸な作品です。普通の愛の枠組みを超えより広範で様々なものが入り混じった何かしら新しい名前で呼ぶべき感情…… 正にエモさの極み! 積もりに積もった巨きな感情を内に秘めながら紡がれる穏やかで優しい日常風景がまた堪りません。 本当に伝えたいことは決して伝えられないもどかしさに喘ぎながら、それでも愛おしみたい大切な大切な時間をいつまでも眺めていたいです。 表紙から想像されるようなただのおねショタではありません。ニコニコ静画で特集されてて懐かしさに震えたスパイラル ~推理の絆~ 城平京 水野英多地獄の田中城平京特集をニコニコ静画でやってて、スパイラルを久しぶりに見て懐かしくて懐かしくて 昔読んでて好きだったなぁ。きっかけはアニメかな? 単行本が完結したのは、アニメ完結からずいぶん経ってからだった気がする。 懐かしい。 http://seiga.nicovideo.jp/book/cp/shirodaira?track=booktop_bn 幸せなんだけどちょっと儚い感じを受ける私の神様 夢野つくし名無しどっちも人間の一生という時間軸からずれたところで出会い分かれてる、ということは今は幸せなんだけど儚く物悲しい印象を受けます。 でもだからこそ今が幸せ お姉さん×ショタとしても外せない漫画呪いの寿命差カップル私の神様 夢野つくしアファームドB※ネタバレを含むクチコミです。極楽院櫻子とかいう期待を裏切らない作家ロクショウ! 極楽院櫻子mampuku「日本神話、オカルティックファンタジー、 戦う女の子、頑張る男の子、そしてクズの人。 好きなもの&持ち芸でワクワクと漫画を描いたらこうなりました。」 作者のまえがきにこうある通り、極楽院櫻子が好きな人ってこういうの↑が好きなんでしょ?が詰まった新作になってますね。ボクっ娘でTSで、にもかかわらずちゃんと正統派してるという、これぞ実力派の妙技とでもいいますか。 戦う女の子系和風ファンタジーでいうと「セキレイ」が過去作、というか代表作にありますが、あちらはヤングガンガン、今回は少年ガンガン。当然お色気頻度は減るでしょうが、少年誌でやっている「ロクショウ!」のほうが純粋にキャラやストーリーの魅力をじっくり見ることができて個人的にはバランスよく楽しめるのではと思っています。 少年誌とはいえガンガンには「戦×恋」や「不徳のギルド」といったお色気枠がありますが、はっきり言って画力・完成度・セクシー度において極楽院櫻子が10馬身くらいリードしている印象です。人気の面ではどうなるか……どうか売れてくれ!! 島で書道の次は漫画の先生だ!ヨシノズイカラ ヨシノサツキ名無し1話読んで「ふむふむ…ん!?」となる。 〜という漫画だったというオチを最初からかましてきてグッと心つかまされた。 日常こそ素晴らしい。 方言の強いおばあちゃんとか家の横にキャベツ植わってるとこは相変わらずでいいですね。 ヨシノズイカラ https://sqex.to/v9n新たなループものの傑作はっぴぃヱンド。 森下真 有田イマリsogor251巻序盤は「がっこうぐらし!」のようなホラー的要素が強かったけど、1巻終盤から少しずつ謎が提示され、その謎が少し解けると新たな謎が生まれ、そうこうしていく中でもループは繰り返されていく。分かりやすい"ハッピーエンド"ではなかったかもしれないけど、明確なゴールにちゃんと辿り着いた、素晴らしい結末でした。 表紙の可愛らしい絵柄からの1話のホラー展開によって、ループの設定に「1ページめくるとどんな展開になるかわからない」という疑心暗鬼の要素が加わり、最後までテンションを落とすこと無く読むことが出来ました。 ループものでいうと「ドロップフレーム」や「リピートアフターミー」、マンガ以外だと「STEINS;GATE」や「All You Need Is Kill」なども好きですが、私の中ではそれらに並ぶ名作になりました。 全5巻読了<<1234>>
※ネタバレを含むクチコミです。