ゴーストフィクサーズ 田中靖規
『ゴーストフィクサーズ』感想
母が亡くなり、父子家庭の景一とみほの兄妹。
父は、能天気で自分で仕事を始めては、上手くいかない理由を場所が悪いせいだと引っ越してばかり。そのため、転校の多い景一は、友達を作ることを止めてしまった。なるべく静かに、目立たぬよう高校を卒業したい景一だが、クラスの問題児で、隣に住むレオに気にいられ、転校日初日からドタバタが始まっていく。
レオ君は、テンション高くて物おじしないキャラクター。
読書好きの景一とは、正反対。
でも、二人の距離はどんどん近づいていく。
今後、レオ君がどうして今のような人物になっていったのか生い立ちなどが語られていくに違いない。
第一巻は、ふたりの出会いのお話でした。