月刊少年ガンガンの感想・レビュー85件<<1234>>ボーイはガールにミーツする!無能なナナ るーすぼーい 古屋庵starstarstarstarstarゆゆゆピンク色のツインテール姿のか弱そうな女の子(おそらくこの子がナナ?)が表紙で、「無能」で「人類の敵」だなんて、どんなボーイミーツガール漫画なんだろうと敬遠していたものの、ふと読んでみた。 ザ少年漫画の主人公っぽい男の子だなあ。 こいつが強くなって人類の敵を倒すの? 過去の話はいいから、展開が早く進まないかなあ。 だらだら読んでいたのに、第一話が終わる頃には物語に引き込まれていた。 引き込まれたというか、え?え?え?と理解が追いつかなかった。 ボーイはたしかにガールにミーツした。 私の予想は合っていたし、間違っていた。 第一話を読むまでに躊躇した時間と対象的に、第二話へ読み進むのはとても早かった。 とりあえず一話だけ。この口コミを読んだあなたもあの衝撃を体感してほしい。夢が大きな力となる!!ドラゴンクエスト 幻の大地 神崎将臣 堀井雄二 とまとあきstarstarstarstarstar_border酒チャビン国民的RPGのコミカライズです。コミカライズものは、小説のコミカライズにしろ、ゲームのコミカライズにしろ、なぜなのか変にストーリーが端折られて、急ぎ足で短めに完結するものが多く、場合によっては原作を知らない人が読んでも理解できないくらいになってしまってるものも多いのですが、この作品は大丈夫です! 確かに中盤のイベントで結構端折られてるものもなくはないのですが、テリー&ミレーユの過去を序盤から細切れに挿入してくるなどの工夫や、補足エピソードの追加などによって、うまく纏まってるなと思いました! ドラクエの中でも、6はストーリー上、詳細があまり明言されない匂わせるくらいの要素が多いため、シリーズの中でもわかりづらい(解釈が分かれる)ことが多い作品なのですが、こちらのマンガ版ではうまい具合にわかりやすくなってると思います!! 「夢が人々の大きな力となる」というメッセは変わらないのですが、夢をブレイクダウンした要素が、上の世界で封印されていたエリアに割り振られていたのも良かったと思います。 ・ダーマ神殿:知識 ・メダル王:希望 ・カルベローナ:愛 ・クラウド城:勇気 最終決戦ではキズブチ(初期からの仲間のぶちスライム)も勇者となり、モブキャラ含めた世界中のみんなからの力を得てミナデインで締める展開も熱かったです。 ただアモスのルックスは、自分の中では梅干し食べてスッパマンみたいな感じだと思っていたのが、キャプ翼のピエール君みたいな感じで登場したのがビビりました。 ゲーム版をやったことがない人も楽しめる内容となってると思いますので、機会があれば読んでみてほしいです。 脳が焦げるようなタイムリープはっぴぃヱンド。 森下真 有田イマリさいろく絵柄と内容のギャップがすごいし、読み進む分だけ脳が追いつかなくなっていく。 そんな体験をしました。 最後まで読まざるを得ない内容だったけど悔いはない。heysayjumpの山田君から入りました!鋼の錬金術師 荒川弘starstarstarstarstar_borderこめつぶ映画化して山田君を見てから漫画を読むと、役作り、演技、体作り、本当に忙しい中あそこまで仕上げて尊敬に尽きる。 昔から人気の王道漫画ですが、読まずにこれまで来てしまい、きっかけとなった映画に感謝。 推しの頑張りから漫画へ移ったジャニヲタです。山田の努力が詰まっているのでぜひ映画も見て下さい笑 1話から飛ばしすぎですよ、るーすぼーい...無能なナナ るーすぼーい 古屋庵starstarstarstarstar宮っしぃ原作のるーすぼーいが好きなので読み始めたら、相変わらずすぎて最高かよ... 10年以上前にに、車輪の国向日葵の少女、G線上の魔王っていうエロゲがありまして、そのシナリオ書いてたのがこの方 ※18禁なので検索要注意だよ! まずこの人の凄い所は、1.どんでん返しがヤバイ、2.伏線が上手い、3.唐突に絶望に落としてくる、この3つがとにかく上手い アニメ調の可愛らしいイラストから、唐突に「えー...そうくるの...?」みたいなのが大好き 1話から飛ばしまくって、イラストを大いに裏切ってくるシナリオは必見 サスペンス物みたいなどんでん返しとか好きな人には刺さる内容なので好きな人には本当にオススメ! 昔のゲームだけど、18歳以上は是非シナリオ書いてるゲームもやってほしい!勇者アルスのいちばんの失態ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章 完全版 藤原カムイ 小柳順治 川又千秋名無しドラクエ好きは読むしかない。 ドラゴンクエスト1〜3の世界観で描かれます。 印象的なシーンは、獣王グノン編です。 アリアハンの前に、10万匹の魔物が現れて、アルス達に攻撃を仕掛けてきます。 勇者アルスとその仲間達は、どんどん敵を倒していくのですが、流石に数が多すぎて、力尽きそうになります。 この後、大切な仲間があんな事になるのは、漫画を見てからのお楽しみです。 でもドラクエをやりこんでいる僕から言わせれば5万匹とか雑魚敵倒せば、多分レベル死ぬほど上がっているから、獣王とかワンパンなはず。 それと、こういう時はダンジョンに入る時と一緒で、魔法はできるだけ使わずに、戦うのが定石なのだけどアルス達は序盤から魔法をバンバン使っているの。 これは作戦ミスですね。 10万の敵をガンガンいこうぜで戦ったから、大切な仲間があんな事に・・・・ 勇者アルスのいちばんの失態だと思う 「等価交換」鋼の錬金術師 荒川弘名無し一見ジャンプコミックスのような、弟の体を取り戻す為の冒険ファンタジーかと思いきや、伏線回収の連続で、あいつが的なの?あいつは味方?? とハラハラドキドキが止まりません。 アクションシーンもGOODですし、キャラクターも個性豊かでGOODです。 大事なキーワードをお伝えします。「等価交換」 大久保篤の原石時代B壱 大久保篤ピサ朗ソウルイーター以降はヒットを出している大久保篤の初連載、スタイリッシュな能力バトルと言語センスに、幻想的で奇怪な背景等、後の作品でも見られる作家性は既に確立している。 連載時は結構楽しんでいたのだが、幻想的で奇怪な背景は見難さを感じる事も有ったり、言語センスが突き抜けすぎてわかりにくかったり、まだまだ新人ということなのだろうけど、後半、「恐怖工場編」からはとんでもない作品になっている。 極悪非道を優しく歌い上げるような詩的センス、激しくもクールでだらしないアクション、それまでの見難さ、分かり難さは一気にむしろ美しさすら感じる独特の境地に至り、明らかに「開花」した。 もっともこの頃には既に打ち切りが決まっていたのか、間もなく打ち切りを食らったのだが、その後ドラマCDを出したりこの作品も一定の人気は得ているようだ。 作者自身は以後ソウルイーター、炎炎ノ消防隊とヒットするが、この作品の頃程のごちゃごちゃ感は鳴りを潜めていて、研磨され輝きを増しているのは間違いないのだが、この作品の帯びている原石故の輝きは無くとも、巨大な岩のような存在感は失われているようで、同じ作者でありながら作風的にはむしろ独特な作品になっている。 間違いなく大久保節は存在しつつも、ソウルイーター以後に比べるとお勧めしにくい部分も有るが、ファンなら読んで欲しい作品。フロイライン山本が好き #推しを3行で推す絶園のテンペスト 城平京 左有秀 彩崎廉名無し28歳無職でレザースーツの超強い謎のお姉さんが嫌いな人が逆に居るのだろうかと思う。ただ設定に反してあまりバトルで活躍してる印象がないのが気の毒で、アニメ版も画面のクオリティが高いだけにどことなく損をしていたような…。フロイラインと呼ばれすぎて作者が本名を忘れていた、みたいなエピソードが印象に残ってて、それも好きです。頑なにパンツを描かない屍姫 赤人義一名無し…せいで逆に履いてないようにしか見えないことで有名な『屍姫』。タイトルは「しき」ではなく「しかばねひめ」です。 人を殺す屍を狩る屍姫である主人公のマキナが使うのがMac11というのがシブくて、不死の身体を生かして結構ハードな描写もやっちゃうガンアクションが迫力ありました。畏怖と憐憫と侮蔑と嘲笑を込めて…を始めとしたカッコイイセリフもよく覚えてます。パンツだけじゃなくてちゃんとカッコイイんですよ! アニメ版で藤原さんがCVやられてたのもあって、チャラいように見えてしっかりしている景世が好きでした。 河添太一氏について不徳のギルド 河添太一名無しテンポが良かった。 読んでいて思ったのが、体操服をエロく表現するあたりが変わり目の30歳前後の若い作者だと感じた。 隠されているからエロく感じるのであって、隠されてない時代ではエロくは感じないものだが、表現によりエロく出来ていて悪くない。 裸族に全くエロさを感じないものだが、それも表現しだいなのだろう。 そう考えると時代は敢えて隠しエロさを増す方向へ進んでいるのだろう。 言い換えれば、男性も胸を隠すようになれば、更にエロさを増す方向へ進むのだろう。 隠しまくってエロさを増してくれる人達がいて良かった。えっ緩めだが締める所はしっかり締めるファンタジーエロコメバトル不徳のギルド 河添太一えっちな名無し魔物のあふれる世界でガードとして魔物狩りに明け暮れる主人公キクルが灰色の青春を嘆き、引継ぎ完了後に大学で彼女作る野望の為に新人ガードの面倒を見るのだが 新人はどいつもこいつもポンコツ美少女ばかりで、しかも魔物は美少女にエロい事したがる変態生態をしており、毎回エロい事になりつつ引退が遠のくのを嘆きつつ魔物退治をして、なぜかスマホやテレビに電車の存在する緩い世界でお馬鹿でエロいファンタジーエロコメ… だが、一部エピソードでは危険な魔物や魔法の存在で起こる悲劇やら結構シビアな場面も有ったりで、緩いだけ、エロいだけでは終わらない。 そこかしこのアホな描写やツッコミも適当なようで、後になるとちゃんと設定が存在していたり、読み返すと構成にも唸らされる。 しかしおっぱいもデカいの小さいのも揃えて、性格もしっかり書き分けられてて属性も多彩。 エロに関しては基本魔物に襲われたり、ヒロインたちのポンコツっぷりが巻き起こすものだったりだが、魔物相手という点では好き嫌いがありそう。 またヒロインの一人であるメイデナはどういう事情か、単行本のおまけでやけにねっとり性への目覚めが描かれていて、エロい事はエロいのだが本編が割と軽めな点で雰囲気がかなり違う。 エロさは結構高いが何気にツッコミが諧謔に富んでいて語彙が豊富だったり、バトルも真面目にやる時も有ってエロ「も」笑いもストーリーも楽しめる欲張りな少年漫画。まずは騙されたと思って1話だけ読んで欲しい無能なナナ るーすぼーい 古屋庵名無し※ネタバレを含むクチコミです。 エロい不徳のギルド 河添太一名無しただエロいファンタジーエロ! もう魔物すら討伐してませんw荒川弘ってすごすぎる#1巻応援黄泉のツガイ 荒川弘六文銭なんでって、全部面白い。 「鋼の錬金術師」「銀の匙」「アルスラーン」そして「百姓貴族」 ファンタジーも学園ドラマも、エッセイもなんでもいける。 シリーズ続編とかではない純粋な多作で全て面白いってのは、女性作家だったら、確実に高橋留美子と荒川弘の名前上がってくると思う。 まだ物語が始まったばかりの序章みたいなものだが、なぜか読んでいてワクワクするし、面白い!って純粋に思えるのがスゴイ。 というのも、最近のワタクシは、伏線とか設定とか複雑にからみあうと脳死するんです。特に1話目で全部出してくる系の話はキツイっす。 この作品も結構複雑な人間関係や設定がでてくるのだけどスルスル入る。 シリアス、ギャグ、バトルの足し引きといった構成や展開がうまいのか(はたまた、デラさんの説明がうまいのか)ファンタジーにつきものの世界観を理解するハードルが低くて読んでて助かります。 「アサ」と「ユル」兄妹関係、異能の力、ツガイといわる守護神、・・・まだまだ1巻目なので、物語のプロローグといった感じですが、 化けるポテンシャルは十分あると思います。人は何かの犠牲なしに何も得ることなどできない鋼の錬金術師 荒川弘starstarstarstarstarNano今改めて読むとしょっぱなから真理が書かれているんだよなあ。 錬金術の禁忌である人体錬成をし、体の一部と体全てを持っていかれた兄弟が、元の体に戻るための旅をする、という話。超ざっくりいうと。 言わずもがなめっちゃ面白い。絵がもうずーっとうまい。読みやすい。 色々と勉強になる作品だと思う。 傭兵と小説家がコンビを組んで魔の山へ #1巻応援傭兵と小説家 村山なちよ 南海遊 TAKOLEGSANAGUMA世界観や時代設定は開拓時代のアメリカがベースになっていて、西部劇の雰囲気とガンガンぽいファンタジーのノリの噛み合い方が絶妙。 会話シーンが多いのは人によっては好き嫌い分かれるところな気もしますが(多分1巻だからというのもある)、自分はバーダのキャラがよく出てて好きです。口調変わるの好き。 早く続き読みたいな〜。SFファンタジーバトルではあるがヴァンパイア十字界 城平京 木村有里名無しミステリーの駆け引きが核にあって、引きよせられる不思議な趣になっていますし、二転三転しつつ一度否定された話が再度復活のひっくり返しなど原作者が推理作家らしい良シナリオだったと思います。 暗い作風で、古い少女漫画趣味な絵柄が人を選びますが、そこさえクリアできるならお薦めしたい作品です。 人類の敵を残らず殺せ。無能なナナ るーすぼーい 古屋庵starstarstarstarstar_borderNano物語は中島ナナオという一人の男から始まる。 舞台は絶海の孤島の学園。 そこでは人類の敵と戦うために、能力者たちが集められていた。 しかしナナオは彼らとは違い、大した能力はなかった。 ある日学園に二人の転入生がやってくる。 そのうちの一人、柊ナナはナナオの隣の席に。 人の心が読めるというナナは、クラスで無能だと馬鹿にされているナナオと親しくなっていく。 ナナを助けたことにより、クラスのみんなにもてはやされるナナオ。 打ち解けていくナナオとナナ。 しかし、そんな二人に何かが起こる……。 ネタバレなしだとここまでしか書けません! 最初読んでいくと普通のバトル学園ものかな?と思うのですが、無能なナナはそうはいきません。 予想と期待を裏切られます。 一話で惹き込まれること間違いなし! 吸血鬼撲滅の切り札は"吸血鬼殺し"と呼ばれる少女 #1巻応援僕の呪いの吸血姫 金井千咲貴sogor25ある日突然"吸血鬼"が現れ、人間の命を脅かすようになった世界。 対吸血鬼保安部隊の隊長である緒坂唯鈴は、「"吸血鬼殺し"と呼ばれる伝説の吸血鬼を国が非公式に拘束している」という情報を知り、人々を吸血鬼の脅威から守る切り札とするためにその吸血鬼の誘拐を決意します。 この作品はそんな唯鈴と、彼が救出した伝説の吸血鬼・バロックがバディを組み、吸血鬼との戦いに身を投じていく様子を描く作品です。 バロックは国の管理する施設で数十年の間拘束されていたにもかかわらず、人間を慕う気持ちを失っておらず、 特に、"吸血鬼殺し"により人類を助けてくれていたことに対する感謝の意を伝えてくれた唯鈴に、バロックは特別な好意を寄せるようになります 人間を襲う吸血鬼との戦闘は文字通り命がけで、そんな吸血鬼たちと"呪い"を武器に戦うバロックの戦闘シーンも魅力ですが、 バロックと唯鈴のバディが今後どのように関係性を進展させていくかにも注目の作品です! 1巻まで読了ハガレンの思い出が色々蘇りました鋼の錬金術師 20th ANNIVERSARY BOOK 荒川弘ANAGUMA連載20周年を期に刊行された記念本。主要コンテンツは外伝マンガとアニメやゲームの関係者からの寄せ書きで、ハガレンって本編以外にも短編マンガがかなり沢山描かれてて、あらゆるところに掲載されていたなという記憶が蘇ってきました。初出の冊子とかファンブックとか家にまだあるかな…(子どもだったから管理が粗雑)。 個人的にはPS2でリリースされた「翔べない天使」のマンガが久しぶりに読めたのが一番うれしかったです。本当に色んなコンテンツでハガレンの世界にどっぷり浸かってたな〜。 当たり前のように楽しんでたけど、アニメ、ゲーム、小説と本当にたくさんメディアミックスしてたんだよ!というのを見て改めてその人気ぶりに思いを馳せたり。 この本だけで全部をコンプできるわけじゃないけど(焔の錬金術師とかは入ってないし)懐かしい気持ちになれてよかったです。お弁当プラス500点!(by恐怖の大王)ハルマゲどん 渡辺志保梨サミアド各惑星には点数があり、1000年に1度 恐怖の大王が調査に来ます。 点数は悪行で減少し、ゼロになったら有無を言わさず滅亡です(作中では既に火星が滅亡)。 1999年7の月 4畳のボロアパートに降臨した当代大王 ハルマゲは地球の点数(2000点)をゼロにすべく調査を開始しました! ゴミの分別不良 ー5点! 殺人未遂 ー1点! 手編みのマフラー +200点!! 手作り弁当 +500点!! 保険金サギ ー5点! 強盗 ー2点! 毎日 手作り弁当 +3000点!!! 少女・野亜(のあ)が善人過ぎて際限なく増えていく点数。 ハルマゲを連れ戻すために降臨した妹マルスや部下のメギド姉弟も次々に野亜に堕とされ地球に定住。 6畳1間にお引越しします♪(4畳に4人はキツイので) 少年ガンガンの2p企画で勝ち抜き 増刊号で連載化した作品です。 作者さんは芳文社の4コマ誌でも複数の漫画を連載されましたが、個人的にはハルマゲどんが1番好きです。 後期の作品は絵が微妙な時がありますが、この作品は増刊連載だった事もあってか丁寧に描かれています。 ご町内の皆さんとゴミ拾いする恐怖の大王が見たい時はこの漫画が最適だと思います! あと、野亜が可愛いです(最重要)。 電書化していない上に作者さんが引退状態(多分)なので古本で探すしかありません…。 ガンガンが超人気雑誌になって過去作を片っ端から電書化してくれる事を願っています。 地球侵略を企む恐るべき邪し…帝国!GOGO!ぷりん帝国 くぼたまことサミアドアニメ化した「天体戦士サンレッド」と同じ世界の話でアニメにも少し登場します。 寿命が尽きる寸前の星から移住するため、地球を侵略を企む宇宙人「ぷりん帝国」の漫画です。 ぷりん帝国は高い科学力と恐るべき力を持つ怪人・戦士を擁しており、地球侵略は時間の問題と言えるでしょう。 帝国側でちょっとした問題が発生して侵略が延期になったり白紙になったり計画自体が意味不明だったりするおかげで救われているに過ぎません。 強大な帝国ですが決して慢心せず、地球の戦力把握にも余念がなく「戦士コギャル」「カンキョーの味付きホルモン」など地球の秘密が次々に暴かれていきます。 偉大なる帝国は貧乏ネタや微妙なあるあるネタで社会の成熟ぶりを誇示し、レベルの違いを見せつけてきます。 我々には座して笑う道しか残されていないのか… サンレッドと比べると荒削りですが面白い話はトコトン面白いです。あと帝王が可愛いです。 画像は上にぎり寿司の食べる順番です。メイド服ロボ×義手犬、出会いの旅旅とごはんと終末世界 文ノ梛あうしぃ@カワイイマンガ自己を形作っているのは、それまでに出会った人々なのかもしれない。それが失われる事を「輪郭が失われる」と表現するこの作品、かなり深くて優しい作品である事は保証します。 メイド服を着た少女型の機械生命体・蘇芳。AIより人に近い、自立した思考を持ち学習する彼女は、自分を作った設計士=ご主人様を探すべく、犬のミュートと共に旅をする。人語を話し、機械の義手を持つミュートは頼れる存在。蘇芳の成長を見守ります。 旅をするのは、多くの人が死んだばかりの終末世界。残された文明は高度だが、維持が間に合わず、かなり崩壊している。そんな中で印象的なのは、ごはん大好きな二人の食事。 食料調達から調理まで、食事は蘇芳の担当。ミュートも感心する腕前で作られる料理は、旅の途中で出会う人達にも振る舞われます。 出会う人達の様々な事情。ひと月ほどの間に出会ったほんの少しの人達は、ご主人様しか知らなかった蘇芳に人との繋がりと思い出を与えてくれる。一方、見守るミュートに去来する思いは……? 3巻の間にしっとりとした世界観と様々な思索の種が埋め込まれ、蘇芳とミュートの物語もこれ以上ないくらい切なく温かく、充実の一作でした。<<1234>>
ピンク色のツインテール姿のか弱そうな女の子(おそらくこの子がナナ?)が表紙で、「無能」で「人類の敵」だなんて、どんなボーイミーツガール漫画なんだろうと敬遠していたものの、ふと読んでみた。 ザ少年漫画の主人公っぽい男の子だなあ。 こいつが強くなって人類の敵を倒すの? 過去の話はいいから、展開が早く進まないかなあ。 だらだら読んでいたのに、第一話が終わる頃には物語に引き込まれていた。 引き込まれたというか、え?え?え?と理解が追いつかなかった。 ボーイはたしかにガールにミーツした。 私の予想は合っていたし、間違っていた。 第一話を読むまでに躊躇した時間と対象的に、第二話へ読み進むのはとても早かった。 とりあえず一話だけ。この口コミを読んだあなたもあの衝撃を体感してほしい。