ご存じファーストガンダムの安彦版コミックがついに登場。アムロがガンダムを起動させ、シャアとの壮絶な闘いを繰り広げる様を綿密に描く。ファン必見必携の1冊。
2021年に発売した『ダンジョン飯 ワールドガイド 冒険者バイブル』に著者の描き下ろし漫画・秘蔵設定資料を追加。漫画100ページ・イラスト100点以上を掲載。サイズもB6サイズからA5サイズに大きくなった迷宮攻略に必携の、超豪華キャラクターブックの完全版! 【掲載内容】■全キャラクターの詳細情報+キャラクターよもやま話■全魔物を網羅したモンスター図鑑■文化・風土がわかるコラム&著者描き下ろし漫画収録■用語集 など
読み終わるのに2時間かかるマジもんのバイブルだった
単行本に収録されることのなかった未収録マンガ4本にそれ町読者が待ち望んでいた年表に加え、全キャラを描き下ろしした設定集も収録。カバーも描き下ろし、それ町完結にふさわしいトリビュート本! 最終巻と一緒に必ずゲット必須!
『ダイの大冒険』最終回までに登場する、人物・魔王軍・モンスターたちに秘められた「物語」を徹底解剖! 主要キャラ20人には、今だからこそ言える三条陸先生と稲田浩司先生のコメントつき! さらに、『ダイ』の世界の歴史や呪文・技の分析、三条陸先生と芝田優作先生(『勇者アバンと獄炎の魔王』作画担当)の対談、稲田浩司先生へのインタビューなど、『ダイ』を深堀りする豪華コンテンツが盛りだくさん!
【フルカラー版!】累計30万部(紙+デジタル)を突破した新形態イラスト集[zakki]の進化形! YJ本誌掲載分は掲載当時のデザインのママ収録! SNSや特典などで描き下ろしたもの含め、「:re」連載開始以降の美麗カラーイラストを石田スイがセルフコメント形式で振り返る、ファン待望の「雑記」が堂々登場!(デジタル版は、石田スイの原画により近い状態で収録しています)
ベストセラー「ちはやと覚える百人一首」が、価格もリーズナブルに「早覚え版」として登場! 百首は歌番号順に、さらに、より分かりやすく内容を再構築! もちろん、テストに役立つ模範的な歌の意味も掲載! 競技かるたの秘密兵器・決まり字も伝授!! 漫画「ちはやふる」のキャラクターたちが紹介する“大胆意訳”も必見だよ♪
忍者が使用する道具「忍器」をテーマにした待望の公式ブック2冊目。漫画シーンを例に挙げた忍器の解説に加え、水軍の武器も網羅。手裏剣の投げ方などのコラムもあり、「乱太郎」ファンだけでなく、忍者ファンも必見です!
【無料版】水木しげる漫画大全集オールガイド/「水木しげる漫画大全集」-半世紀以上にも及ぶ漫画家生活初の集大成。「ゲゲゲの鬼太郎」「悪魔くん」「河童の三平」などの代表作から、貸本時代、風刺、戦記など様々なジャンルに及ぶ水木しげるの漫画作品を、京極夏彦責任監修の元、完全網羅。最新デジタル技術を駆使し最高画質を達成。
TVアニメは2016年10月よりTOKYOMX、MBS、BS11ほかにて放送開始! 大人気高校ラグビー漫画、初の公式キャラクターブック!! ▼ほぼ初公開! キャラクター85名の詳細なプロフィール▼描き下ろしイラスト使用、キャラクターの寝相やアイコン、カバンの中身紹介▼読者投票によるランキング企画▼単行本未収録の番外編▼描き下ろしを含むカラーギャラリーなど、著者の全面協力による完全保存版の1冊!!
作品に登場する曲の解説から、新川先生ロングインタビュー、仕事場紹介漫画、おすすめクラシック名盤、アニメ監督インタビューなど盛りだくさん、『四月は君の嘘』初のガイドブック!
レア情報満載!!樋野先生のネーム(下描き)公開、枢様の私室見取り図等、ヴァンパイア騎士ファンなら、絶対ゲットのファンブック!!
【フルカラー版!】初の公式ガイドブックでございます、お嬢様。「メイ執」ファンの方も、何だこの羊は!?と手にとってくださった方も、ぜひ買ってみてください!!普通のファンブックとは全く違う、濃くて、深くて、クスッと笑える中身に絶対に満足してもらえるはず。全ページカラーの豪華本っ!!
2024年3月17日 「また、死ぬよ!」(伝説の大根役者ロバート・コーツの「迷演技」,リーダーズダイジェスト『世界不思議物語』より引用) 安彦良和による表情がコミカルでいいんだけど、一年戦争後期のギレンとかシャアが中々しやがらないんだ、これが。仏頂面や一物抱えた薄笑いばっかりでさも自分等をアレクサンダー大王やナポレオンと思ってるんだろうね。あの芝居がかった態度は。それが大変不気味であるんだが、不気味ゆえに彼らは強い。彼らの心持はナポレオン、カエサルであるからだ、英雄は容赦を知らない、それ故負けも知らない。 それに比べるとホワイトベースの乗組員はケツの青いひよっこもイイとこ。たかが仲間が将軍を尻に敷くと言う粗相をした程度で目を丸くして開いた口が閉まらない。彼らの振る舞いもまた芝居がかってるが、ギレンやシャアと違ってそこには英雄を憑依させた凄みなんか無い。あるのは一身上の苦悩と戦場での生の証を立てようと足掻く青臭さ、それだけだ。 然し、彼らはハムレットやヒットラーを憑依させて何かしらの大物になろうとしているシャアやギレンと違って自分を生きている。彼らが英雄にのめり込み過ぎて自分でも何でもない暴力の化身になり果てているのに対し、ホワイトベースの乗組員はちっぽけな自分でしかないが、それを貫徹していく最中に英雄に届かなくても何かしら自分を語るヒストリーを身に着けた。詰り立場は逆転したのだ、余りにも豊かな教養とバックボーンにより得た資格で歴史に寄り過ぎた男たちは、逆説的に歴史の中での自分の立ち位置を忘れて骸か神か以外の自分の存在を忘却した。これは結局誰よりも歴史と己の対比に自覚的であり、メタ的にシャアやギレンの思想的師となっていたマ・クベが結局不出来な部下一人教育できず、歴史のダイナミズムを意識したアムロたちに敗北を喫した(『アムロ0082』)姿を見ても窺えよう。 『ガンダム』は45年続くロングランのシリーズだ。その中で築き上げられた設定や歴史はとてつもなく膨大で長くそれを専ら漁るファンも大勢いる。然しそのような流れの中に於て『THE ORIGIN』はフラットな設定に紐づいた歴史に異を唱えるように、そこでの「健全なダイナミズム」を描き出す。勿論、これは安彦良和の一存の作品であり、とても「粛清」の域に至らないのであるが、それでよいではないか(安彦もそこまで考えてはいない)。 結局、こういう作品が打切にならず大団円を迎えた辺りに「ガンダム」は恵まれた作品であり、我々はそれを盲信の観念を払拭して健全に引き継がねばならない。これは『ガンダム』の意匠を用いた歴史漫画であり、この歴史に『ガンダム』が含まれているとの告白だろう。 P.S: 或いはジオンが、事故演出家した歴史とするなら彼らはヨーロッパで、逆に自分を規定する歴史を持たず力で押しがちな連邦はアメリカなのかもしれない。然し少なくとも作品の後者には、己を語る語彙を得ようとするチャンスがあるのだ。作品ラストにジオンの残党が連邦で再就職するオチは「何物でもない」余地、ナポレオンでもヒットラーでもないモデルをさがす余地をアメリカに求めた隠喩なのかもしれない。これは余談の通り、根拠の無いトンチキ歴史観だ。忘れてくれて結構。