この街は不気味で、何処かやさしい――。「シイ」が目を覚ますとそこは、人間が消え文明だけが取り残された世界だった。謎の「三角頭」から逃げ惑うなか、彼女は一つ目のゴーレム「バルブ」と出逢う。ゴーレムは“人間への奉仕”を行う自律式人形で……? これは、命有る者と無き者との絆が世界を変える物語。異種間マンガの旗手が紡ぎだすのは「人外×少女」の新境地――! Twitterで話題のエキゾチック異類交流奇譚、ついに開幕!! 【特別描き下ろしエピソードを収録】【電子書籍版では第1話冒頭6Pをカラーのまま収録!電子書籍限定特典も!!】
地上は異類異形の人外たちが支配する世界。人間は迫害され、絶滅の危機に瀕していた。そんなある日、森の番人である「ゴーレム」とひとりの人間の少女が出会う。滅びゆく種族「人間」と森の番人「ゴーレム」の父娘の絆を綴った旅の記録。
人の世界で暮らす、人外のばけもの、通称「夭(あやかし)」。本来、人と相容れないはずの彼らだが、物語の舞台となる「さざめき町」では、なぜか人と夭が共存することが出来ていた。そんな、ばけものだらけの町で暮らす人間の青年・中村良太郎と、人と夭のハーフ・雨宮しずくを中心とした、ちょっとおかしく、だいぶ賑やかな日常コメディ。
気付いたらおどろおどろしい魔法陣の上に突っ立っていた主人公。記憶はなく、手掛かりは着ていたダサいパジャマだけ…。岩壁に囲まれた周囲を調査して見つけたのは、遺跡と白骨死体、そして彼が「破滅の魔導王」として召喚されたということを示す手記だった。うろたえつつも驚きの適応力で開き直り探索を続けたことで、彼はゴーレム召喚の魔術をものにするが――試行錯誤の末に作り上げた一体は、主人公べったりの「ワンコ系」ゴーレムで!?世話やき・強い・無言カワイイ!「小説家になろう」発、異世界冒険譚WITH人外、開幕!
リア充女子高生・羽田野の前に美少女転校生・岩下レイムが現れた! レイムと親しげなクラスのコミュ障ヲタク、石田と神谷に怪しさを感じた羽田野は3人を追い、旧校舎に足を踏み入れてしまう。そして転校生の意外なヒミツを知るのだが!?
小学生の砂原マモルは、ある日、謎の存在・ゴーレムと出くわす!餓死寸前のゴーレムだったが、庭の土を食べたとたん元気に復活、恩返しという口実で、砂原家に居候することに…!?超土級ギャグ、発進!!
マリオノール・ゴーレムとは、『ゴーレム精霊駆動法儀』“狂乱の傀儡子”コッペリウスによって記された書物。世界に1冊しかない秘本ともいわれている。この書物を手にした南武公(みなみ たけまさ)。彼の身に何が起こるのか!? 第1章 自動人形 第2章 砂鬼 第3章 幻街 第4章 画皮 第5章 仮面 第6章 暗黒回帰
土と魔力で作る生き人形・ゴーレム。各地で品評会も催され、造形師たちはより優秀なゴーレムを作ることを競い合っていた。品評会を訪れていた、ゴーレム造形師のクレイは、そこで故意に暴走させられたゴーレムに遭遇する。そしてその犯人を捜すことになったのだが――。
その国には400年の間、人間がいなかった。そこには自律式人形(ゴーレム)のみが活動しているだけ。そんな国に現れた1人の少女・シイ。彼女には昨日までの記憶がなく、なぜか三角頭のゴーレムに追われている。追われる中で駆け込んだ電車の中で、同じく電車に乗っていたゴーレム・バルブに助けてもらったことから物語が始まる。 シイの出自はほとんど謎に包まれており、物語が進むにつれて本当に少しずつ明らかになっていく。そしてその中で、賢いながらも年相応の感受性を持ち合わせているシイと会話機能すらなく心を持たないはずのバルブとが交流を深めていく様に素直に心を打たれる。表情豊かなシイと本来無機質であるはずのバルブの交流の中に不思議と"やさしさ"が感じられる。ちなみにバルブには違法改造を施されていることを示唆する描写があり、もしかしたらバルブのほうも何か秘密を抱えているのかもしれない。 また、舞台となる国は人間がいないにも関わらず荒廃しているわけではなく、多くのゴーレムたちによりあたかも社会活動が保たれてるかのような雰囲気を見せる。それは人間がいなくなった後も"人間への奉仕"という指示をゴーレムが守り続けているためで、形だけの国が保たれているからこそもしかしたら本当の意味での"ポストアポカリプス"を描いているのかもしれない。その雰囲気だけでも是非感じて頂きたい作品でもある。 1巻まで読了