此処は東洋の魔窟、九龍城砦。ノスタルジー溢れる人々が暮らし、街並みに過去・現在・未来が交差するディストピア。はたらく30代の男女の非日常で贈る日常と密かな想いと関係性をあざやかに描き出す理想的なラヴロマンスを貴方に――。
藤井八雲の元へある日現れた少女・パイ。チベットから来た彼女は伝説の妖怪「三只眼」の唯一の生き残りだった。「人間になりたい」と言う彼女の話を、最初は信じなかった八雲だが、パイの力で命を助けられ、不死身の身体となる。不老不死となった八雲は、額に第3の眼を持つパイと共に、人間になる方法を探して旅立つ――!!壮大なスケールで描く冒険伝奇ロマン大作!
香港伍龍会の暗殺者、羅一族の娘シンシアを巡る様々な物語がついにコミックス化!!
香港で銀行の警備員をしている桐生甚吾は、元自衛官で特殊作戦群の出身という経歴の持ち主。ある日、銀行に強盗団が現れるが大型金庫には目もくれず、貸金庫内を物色して立ち去っていった。彼らの正体は、中国諜報部と契約したプロ集団。国家間の争いに、桐生は巻き込まれていくが…!?
世界中から絶大な人気を誇るリトルサンダー初邦訳コミックス。民主化運動が加熱していた2019年の香港で描かれた一大叙事詩。SNSで圧倒的な人気(Instagramで71万人、Twitterで12万人フォロワー)を誇る香港のアーティスト、リトルサンダーの初邦訳コミックス! 絶対に結ばれない二人の、切なく激しい愛の物語。パパと二人暮らしの少女「わかめ」。ある日狂ったパパに殺されそうになっているところを、わかめショップの店主「なみ」に助けられてから、彼女の人生は一変する。他人に興味ゼロのわかめショップの同居人たち、海藻ばかりの食事…ぜんぶ大嫌い。パパのことは好きじゃなかったけど、パパを殺したなみが憎い。彼を殺さなければ、私は自由になれない―――。パパの死から9年後、わかめが振りかざしたナイフがなみの頭に突き刺さったその瞬間、わかめはある残酷で絶望的な「真実」に気が付いてしまう…。因縁で結ばれた[わかめ]と[なみ]。愛し合うはずの二人の運命は狂い、何度生まれ変わっても傷つけ合うことしかできない。「なぜ彼らは生まれ変わって殺し合うのか?」 二つ目の真実を知ったの行方は…。※本文中の一部特殊加工は電子書籍版では反映されておりません。
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闘犬、闘鶏のように、コオロギを闘わせる「闘蟋(とうしつ)」。コオロギには同じ箱に入れるとケンカをして、勝つと高らかに鳴く習性がある。現代・香港の悪童”バービー”はこの賭博で仲間とともに成り上がる!
1993年、返還前夜の香港――。無人と化した九龍城の周辺で起きる連続殺人事件を追う刑事・西は、ある晩現場のそばで、翼を持った謎の化け物と、それを追う美貌の青年・ハジに出会い…!?
香港で開催された全世界カラテ選手権オープン・トーナメント。全世界より150人以上のカラテマンが夏の世界一を目指して参加。日本代表の東郷日出人も、この大会に参加しており、彼の持つ必殺技、ゴッド・アーム・チョップは強豪相手に負け知らず。だが、大会最後の試合中に東郷は何者かに狙撃され、命を落としてしまう…。しかし、神の腕を持つ日出人を再び生き返らせようと、父親の東郷博士は、摂理に背くとしてあえて手を出さずにいた、生命の復元を実行してしまい…!?
とある事情を抱え中国に旅行に来ていた日本人の鳥居は、九龍城の前で現地の少年に荷物を全て盗まれてしまう。迷い果てた鳥居のもとに、突然謎の男が現れ、彼はそのまま拉致されてしまう。命の危険を感じた鳥居だったが、その謎の男・紗樂は彼に料理を振る舞い歓待してくれる。だが実はこの紗樂には密かな思惑が…!? 今は無き、中国にその名を轟かせた東洋の迷宮・九龍城を舞台に、異形たちと共に生きる異色のコンビが大活躍!! 怪奇・陋巷冒険譚、開幕!!
麗漢(ライカン)とは、ライカンスロープ(Lycanthrope)、すなわち獣人を意味する呼称である。本作は、香港の裏社会に生きるライカン同士の、時に哀しく時に壮絶な、その生き様と闘いを描いた物語である。
香港アクション界の大スターを目指す、日本人高校生・土門隼人(どもんはやと)は学校のテストをさぼってまで格闘アクションの練習をする生粋のカンフーオタクである。そんな彼が敬愛する、スタントから監督までこなす、香港映画界の大スター王龍(ワン・ロー)が来日すると知り、すぐさま会いに行くことを決める! 撮影現場の生の迫力に大興奮する隼人。そんな中、石段を転がり落ちるアクションで、スタントマンが事故にあってしまう。代わりにそのスタントをやらせてほしいと立候補する隼人に、王龍はテストをしてみようと言うのだが…!? 香港アクションスターを目指す少年の熱血スタント・サクセスストーリー! 華やかな銀幕の裏側で行われる、過酷なスタントの世界に焦点を当てた一冊!!
雑誌派なのですが読んでて訳が分からなくなってきたので、復習の為に既刊の単行本を一気読みしてみました。結論としては謎がより深まりましたね…。絡まっていた糸を直そうとしてよりこんがらがっちゃったような気分です。 でもこれはストーリーに欠点があるんじゃなくて、それだけ謎の明かし方が巧妙だってことだと思うんですよね。少々焦ったい気もしますが眉月先生のフェチが活かされてるシーンがたくさんあるので飽きずに読めるし、むしろ半分くらいはそれが目当てで読んでるからオールオッケーです! ただ工藤さんの態度はどうなんだ?!とは思っちゃいました。常々思っていましたが改めて読んでみると、鯨井さんのことを突き放したかと思えば急に甘えて振り回してひどい男ですよね。自分は本人だからってワガママし放題でいいと思うなよ!(笑)。とはいえ彼も謎多き人物なのでこれが解明されたら見方もガラッと変わるかもしれません。私自身は考察が苦手なんですが工藤さんの鯨井Bさんへの愛情深さを見ると後追いしててもおかしくないな…と思ったりしました。