青年マンガの感想・レビュー15403件<<436437438439440>>三角コーン見ると思い出すやしろあず記 やしろあずき野愛お母さん面白い好き。でも自分のお母さんだったらやだな、やしろあずきさんのように面白く料理できたらいいけどな。 天才に育てられたから天才になれるのか、天才だから面白エピソードに昇華できるのかよくわかんないけど面白いし楽しそうだからいい親子。 息子の厨二病を今に繋がってるからいいじゃんって否定しないのいいお母さん。黒歴史いじられてもグレずに厨二病のまますくすく育ったやしろあずきさんいい息子。 クレイジーなまま幸せな家族を形成できるのだな、と感動すら覚える。面白ければ幸せ。面白いこそ正義。 わたしが描いた絵や小説が母親の寝室から出てきたときのことを未だに根にもっていたけど(小6くらいのときのこと)そろそろ許そうと思いました。コンビニの裏側がよく分かるコンビニいちばん!!【完全版】 末田雄一郎 人見恵史名無し普段あたりまえのように存在しているコンビニ。 いつも何気なく買い物をしているけど、裏側には様々な努力や苦労があるんだなと大変勉強になります。 この作品を読んでから商品の配列だったり店員さんの働き方など、違う視点で見る楽しみが増え、ますますコンビニが好きになりました。やっぱりご飯って元気の源。腹九分目 芋畑サリー・キタキ滝Pom ご飯って、悲しい気持ちも復活させてくれたり、元気になれたり色んなパワーがある。 4巻全て短編でまとめられてるから読みやすいし、良い終わり方をする話ばかりだったので、癒されました。 人生色んな悩みだったりあるけれど、美味しいご飯に救われる時ってすごく分かるし、共感できるところもありました。 ただ、美味しいご飯を提供してくれる人達の愛情もたっぷりで、ご飯を通して人の優しさを感じることができて、心が癒されてまた頑張れるのかもしれない。と、この漫画を通して思った。第58代 昭和最後の大横綱ウルフと呼ばれた男 千代の富士物語 山崎匡佑名無し千代の富士の並々ならぬ努力の人生、生き様などが鮮やかに描かれているマンガです。相撲ファンではなくても「千代の富士」の名前くらいは聞いたことはあるでしょう。伝記的な作品ながら、最後まで楽しめる、感銘を受けるストーリーに仕上がってると感じました。 散歩で前進する人生かりん歩 柳原望名無し名古屋には何年も住んでいたので、 名古屋を舞台にしたお散歩漫画と知って読んでみた。 予想とは全く違う面白さが数倍詰まっている漫画だった。 かりん(主人公)は妹が大好きで、大学4年生になるまで 妹のお世話ばかりで生きてきた。 だが妹の高校進学や、かりんの就職活動の不調、 喫茶店を営む祖父が倒れたことなどから、 妹離れや自身の自立を目指し喫茶店経営を継ぐことにする。 だが、成長しつつもトラウマも抱えている妹、 けして楽な経営状態ではない喫茶店など、 かりんの前に、そしてかりん自身に問題点が山積み。 それでも前進しようと踏み出したかりんの一歩は、 なぜか散歩としての歩みとなっていった(笑)。 かりんは散歩をすることで、自身や周囲の問題解決への道を 見つけていくことになる。 散歩は普通は、気晴らしとか暇つぶしに行うもので、 癒し的な効果はあると思う。 問題解決策を得る手段としては決して積極的で合理的ではない。 そもそもそういった目的での散歩は野暮だと思っていた。 かりんは、喫茶店経営のために地理学を活かした リサーチ手段として散歩を始める。 それを見て自分は、そういうストーリーもありだろうけれど、 随分と野暮な散歩話だな、と好感は感じなかった。 これでこの先の話が 「街並みの中に商売繁盛のヒントを見つけた」とか 「散歩の途中で迷子の子供を助けたら親が喫茶店の 常連になってくれた」とか 「老人ホームを発見して、そこの集会に喫茶店を 使ってもらえるようになった」とか 都合が良すぎる展開で進んだらつまらんなあ、とか思った。 そんな薄っぺらい話になったら散歩も地理学リサーチも 舐めているとしかいえないな、と。 だがそういったベタな展開は、ほぼなかった。 勿論なかには都合よく人や物と出会う話もあったが、 それはワザとらしいものではなく、そしてその出会いが導く 話の流れはごく自然で面白い展開になっていった。 このへんはホントに作者は上手いなあ、と思った。 なにせ、どちらかというと察しが悪く、 むしろ人間関係を破壊しかねない、かりんを 嫌味がないので「教えてあげたくなる娘」に描いているし。 こういう娘ならば、道や史跡について話をしてあげたくなる。 そしてそういう展開なので、街や史跡に関する説明シーンも 唐突だったり無理矢理だとか感じない。 その名古屋の歴史的な薀蓄もハイレベルみたいだし (自分はそもそも歴史知識が多いほうでもないが この漫画の名古屋学的な知識の量と深さには恐れ入った) 勿論、漫画としての絵もとても上手い。 人間関係も深く描いている。 なにより散歩は楽しむものだ、という点が揺らいでいない。 自分に馴染みがある場所を舞台にした漫画らしいから、 当初はそれだけの理由で読んでみたのだが、 なんだか自分が好きな漫画の要素が ほぼ全方位的に想像を上回っていて、 とても面白かった。 焦らなくてもいいのかなと考え直させてくれる34歳無職さん いけだたかし名無し34歳無職と言うだけで、何だか人生絶望というか焦らないといけないイメージ。 しかし毎日何気なくのんびりと過ごしている主人公の姿を見て、忙し過ぎて常にセカセカしている自分は人生を本当に満喫でいているのかなと改めて考えさせられました。 多忙な現代社会に疲れた人々へ、息抜きするつもりで読んで欲しいと感じました。もし現実に起きたらサバイバル~少年Sの記録~ さいとう・たかを 宮川輝名無し大地震の影響で街や人々が消え、一人残されてしまった少年。サバイバル生活を送りながら、様々な試練を乗り越えてゆく少年が逞しい。原作を読んでないので、結末を知らずに新鮮な気持ちで読めてるのかもしれない。「もし自分だったらこうするのにな〜」などと妄想しながら読むのが楽しい。 つい稲川さんの声で読んでしまうコミック稲川淳二のすご~く恐い話~霊は復讐する~ 桜水樹 野口千里 瀬河美紀 稲川淳二 谷口トモオ 枝松亜紀 荘屋美登利 河崎千名無し稲川淳二さんの恐い話のマンガ化シリーズ。 怖いもの見たさで読んでみましたが、なかなかリアルな描写で、漫画ならではの恐怖感に満ちています。 最後は背中がゾクっとするような恐怖が待ち受けています・・・・。 あれっ、あなたの後ろに・・・・。 なんてね。つい稲川さんの声で読んでしまうのは何ででしょうね…笑嫌な気持ちになった後はスッキリする!怨み屋本舗 REVENGE 栗原正尚名無し漫画で理不尽にひどい目に合っている人たちを見て辛い気持ちになります。現実では、このようなひどい目にあい泣き寝入りをしている人達がいるんだろうなと思うと複雑な気持ちになります。でも、この漫画ではどんな怨みもお金を払って晴らしてくれるので、怨みが晴れた時はものすごくスッキリすることができます。すげえジャンル将棋めし 松本渚名無しなんというか、日本のグルメ漫画の先進っぷりを実感します。こんなジャンルにまで触手を伸ばしてんの?って感じ。だって、将棋がメインじゃなくて、その合間に食べるご飯がメインなんですよ。目の付け所が斬新すぎるというか、なんというか。ただまあ、自分、将棋それなりに指せるので、合間合間で出てくる将棋の盤面を見て、自分ならこういくなあ、とか考えながら、楽しく読ませてもらってます。 探そうぜ!石油王#1巻応援このなかに石油王がいます 竹葉久美子六文銭原油価格が下落している昨今(2020年4月時点) それとは全く関係ないが、石油王のマンガが探していたら出会った本作。 しかも、石油王から言い寄られるとか、愛した彼が実は石油王だったとか、某ハーレクイン的展開とは違って、会社の中にいる石油王を【探す】という話。 あ、自分から行っちゃうんだという、この新鮮さ。 しかも、主人公は重度の2.5次元オタクで借金100万円ほどこさえているという、なんともリアリティ溢れた切羽詰まった感じもあって、 なんといいますか、恋愛系では女性は追われる立場が多いなかで、この焦って捕獲しようとする肉食具合が見てて心地よいのです。 もはや、 探さない、待つの(ブルゾンちえみ) じゃないのだ。 会社の中にいる候補として、チャラそうな営業のイケメン、仕事に厳しい直属の上司、推しのアイドルに似ているイケメンなどがおり、いったい誰が石油王なのか仕事をしつつ探っていくラブコメ展開。 推しに似てるイケメンが石油王じゃなかったことに安心するシーンがあり、オタクにありがちな複雑な信仰心が描かれていて、この点も味わい深い。 (ただ、これも決定的な証拠があるわけではなく、ミスリードかもしれないので、依然として誰が石油王かわからない感じ。) 石油王を探すだけでなく、漫然とやりすごしていた仕事にも、趣味の知識を生かしてやりがいを感じ初め周囲にも認められて…と面白くなってきたところで1巻終了。 うーん、今後どう展開するんだろ。 仕事で順風満帆になって、石油王なんて必要なくなるENDかな?特徴100億の男 国友やすゆき名無しキーパーソンの、続けて東洋の奇跡と謳われた久我山沙貴と楊美娟(ヤンメイチュワン)はライバル。未知のウイルスと人類との戦いエマージング 電子版 外薗昌也名無し現在新型コロナウイルスが流行していますが、この漫画も感染症を題材とした漫画となっています。どういった経路で感染が進み、医療従事者はどう対応しているのか、また、国家の遅い対応などが本当ありうるかのように描かれいています。 未知のウイルスと人類との戦いを描いたこの作品はまさに今現代で起きている状況に近く、とてもリアリティを感じています。 感染症の恐怖をすごくリアルに表現されており、かなりホラーな内容ですが、もはやフィクションが現実の世界に追いついてしまった。 日本は一体どうなってしまうのか… 漫画も楽しめましたが、現代の教科書としてめちゃくちゃ勉強になりました。 いつだって本気。勝負師・魚紳、復活。バーサス魚紳さん! 矢口高雄 立沢克美名無し※ネタバレを含むクチコミです。無理めな片思いっていうクソゲーの行方晴レとさかなで飯を食う 華沢寛治名無し子供嫌いの主人公が大学時代から好きだった先輩の子供を預かることになった。先輩の奥さんは一年前に病気で亡くなっている。これは自分にとってのチャンスなんじゃないか?そう思った主人公は寝ている先輩の布団に潜り込むが、こっそりキスする寸前で先輩が目を覚ましてしまい…というめちゃくちゃ気になるところで前編が終わってしまった。主人公にとって先輩の存在は大きいんだろうけど、相手は受け止めきれないんじゃないかと心配です。後編が楽しみ!沖縄留学経験を元に描かれた瑞々しい作品間隙・すきま 高妍nyae本当は紙で欲しかったけど入手困難っぽかったので電子で読んでみました。(しかしよく調べてみると翻訳されてるのは電子版のみ…?) 書き込みが細かく丁寧なので、できるだけ大きい画面で読むのをおすすめします。 このインタビューも読みました。 https://bungeishunju.com/n/nae3d8db26c65#v2cPI 村上春樹さんと細野晴臣さんに非常に縁があるというか、著者自身が好きなようです。この2人にピンときた方にはこの本も合うんじゃないかと思います。 途中で用紙の色を変えている理由も、インタビューを読んで納得できました。この本で言っている、音楽の「すきま」って、全ての楽器と歌が一瞬ピタッと止まるときのことを指しているのか、もしくは違うのかちょっとハッキリしませんが、ああいった経験を通して得た感情を作品に昇華させて、そして読者に届くというプロセスが、尊いものだと思えました。 絵を拡大してよく見てみると、ドットのトーンを上手く使って濃淡を出している事がわかります。電子ですがアナログのあたたかみを感じます。 「奇妙な味」の果実ラタキアの魔女 笠辺哲短編集 笠辺哲(とりあえず)名無し笠辺哲をなんと評価すれば良いだろう。 なに気にキャリアのある人で、もう期待の俊才などと言うのも失礼だろう。 「ゼロ年代コミティア系の良心」? いや、別にコミティアに「悪心」が他にあるとも思っていないのだが。 SF的なテイストだと宮崎夏次系のほうがハードコアだが、笠辺哲には独自のつかみどころのない気持ちよさがあって、とにかくいつ読んでも絶妙に「宙ぶらりん」な読後感を味わわせてくれる。 絵柄も話も、少しユルいヌケたところがあって、それなのに描いている世界はちゃんと棘があり、読み重りがする。 かつての小説界であれば、「奇妙な味」というのが相応しいような、貴重な才能だ。 それはともかく。 なんでこの人は、このペンネームなんだろう。 どう考えても映画監督・俳優のジョン・カサヴェテスから取って付けていると思うのだが、その作品に、カサヴェテスっぽさは特にない。 この作品集が刊行された時のインタビューがネットで見つかったが、そこでは、自分から「(アイデアの)ベースになりやすいのが映画」と話題を振って、好きなのはタランティーノ『パルプ・フィクション』、黒澤作品、デビッド・リーン作品、キューブリック作品、『天井桟敷の人々』とズラズラ列挙するのに、カサヴェテスのことはまったく触れていない。 音の響きが面白いから借りた…くらいのことなのだろうか? 不思議。 (もちろんそれで全然構わないのだが。自分のように、カサヴェテスの名前に惹かれてコミックス買っちゃったヤツもいて、その辺もまたつかみどころがない感じがして、なかなか良いと思います)歴史漫画の頂点を冠するに値する作品の一つドリフターズ 平野耕太名無し※ネタバレを含むクチコミです。船宿のはなし船宿 大漁丸【合冊版】 ありま猛名無し父と息子で営んでいる船宿「大漁丸」での、ほのぼのとした日々が描かれている作品。宿を訪れる釣り客たち、そこで生まれる人間模様など細かく描かれており、釣りなど興味がなくても楽しめる内容でした。疲れた日にリラックスして読むのがいいです。おすすめです。 #1巻応援 患者さん自身と向き合う医者。19番目のカルテ 徳重晃の問診 富士屋カツヒト 川下剛史Pom 総合診療医に就任した徳重先生を中心に描かれている作品。 読んでいて、徳重先生の笑顔と患者さんへの向き合い方に心が温まりました。 医療の漫画は、学ふことも多いので興味深く読んでます。 徳重先生が、病院に更に根付いていく姿と患者さんにどのように向き合っていくのか、次巻発売予定の秋が待ち遠しいです。よく考えて頑張る!そうする!働かざる者たち サレンダー橋本starstarstarstarstar吉川きっちょむ(芸人)新聞社内で熱心に働いている人たちの脇で「堂々と働いていない」人たちに焦点を当て、感化された主人公の心移りや、彼らを反面教師にする視点で「働く」ということを思ってもみなかった角度から見つめ直させらられる漫画だった。 この漫画は「働きマン」や「島耕作」シリーズのような仕事と向き合って働く漫画の系譜に属した上で、新聞が斜陽産業であるこの時代の中で働くということを痛烈に切り取った漫画でもあって素晴らしかった。 社内の働かない人たちを煙たがり、訝しみ、同情し、憧れ、侮蔑し、受け入れる主人公の姿に人生を見た。 誰かのように生きるのもいいが、自分がいいと思えるように生きるのがいい、というかそういうふうにしか結局生きれないよねって感じの普遍的なラストなのもいろいろ振り回されての着地なので、いいぞーと思った。 僕も、明日も仕事を頑張ろう。トグサ!!!攻殻機動隊 THE HUMAN ALGORITHM 藤咲淳一 吉本祐樹さいろくトグサが主人公(?)っぽいので大喜び。 ”眠らない眼”の男バトーももちろん、9課のお話。 素子を知らない新人女子もいたりして設定がこれまでの攻殻機動隊とはちょっと違うけどコミカルなタッチがあったりして読みやすい。 素子の義体がカラスに漁られているシーンから始まる新しい攻殻機動隊、あんまり長くはならなそうだけど期待。 振り返ってみると羊の木 いがらしみきお 山上たつひこstarstarstarstarstar_borderさいろくやっぱ町おこしには無理があるって。一回なんかあっただけで悪い話題で持ち切りになるというのに、ヤバい受刑者を迎え入れる街が上手くいく気がしないもん。。。 起きるハプニング(受刑者の住民たちのトラブルという名のサガのようなもの)はゾッとするし、怖い。恐ろしい。 世の中本当にいろんな人間がいると思うけど、他人っていうのは軽く想像を飛び越えてくる。そんな中でもとびきりイカれたやつらを更生させようというのは、やっぱり、ねえ? と、思ったけど最後まで手を止めるところがない。山上たつひこも凄いんだと思うが、なんだかんだやっぱりいがらしみきおは凄い。タイトルにつられて…ロリショタ戦記 まつもと千春年代不詳短編集 まつもと千春名無し読みました。表紙の女の子は、男の子でした…。レオンという男の子が女の子に変身していて、ロリショタというのはそういう意味でした。ショタが好きな人は読んでみてもいいと思います。<<436437438439440>>
お母さん面白い好き。でも自分のお母さんだったらやだな、やしろあずきさんのように面白く料理できたらいいけどな。 天才に育てられたから天才になれるのか、天才だから面白エピソードに昇華できるのかよくわかんないけど面白いし楽しそうだからいい親子。 息子の厨二病を今に繋がってるからいいじゃんって否定しないのいいお母さん。黒歴史いじられてもグレずに厨二病のまますくすく育ったやしろあずきさんいい息子。 クレイジーなまま幸せな家族を形成できるのだな、と感動すら覚える。面白ければ幸せ。面白いこそ正義。 わたしが描いた絵や小説が母親の寝室から出てきたときのことを未だに根にもっていたけど(小6くらいのときのこと)そろそろ許そうと思いました。