青年マンガの感想・レビュー15391件<<279280281282283>>脇役が主役! Fate/スクールライフ氷室の天地 Fate/school life TYPE-MOON 磨伸映一郎サミアド古今東西の英霊がスタイリッシュバトルを繰り広げるFate(フェイト )のスピンオフです。 シリーズを知らなくても楽しめます!(多分) 「仮面ライダー龍騎と似た設定…?」ぐらいの知識でも大好きな漫画になりました!(体験談) 「聖杯戦争」が始まる1年前。 原作主人公の衛宮士郎やヒロインも登場します。英霊も少し出ます。 しかし、バトルは一切ありません! 4コマ誌「ぱれっと」で2006年から続く長寿コメディ漫画です!安心。 主人公は原作で ほぼモブキャラの眼鏡っ娘「氷室 鐘(ひむろ かね)」 それに親友2人を加えた陸上部3人娘がメインキャラです。完全無欠の一般人です。 主人公達がアナログゲームしたりアライグマ捕まえたり遠坂凛をミスコンV2に導いたり長野旅行したり陸上部で散々な結果を出したりカードゲームで盛り上がったり馬鹿話したり怪しい英雄を妄想したりします。 裏では色々起きますが現在は聖杯戦争の被害を抑えた この漫画だけのパラレル世界に突入しています。 会話や無駄知識が面白く、話もブッ飛んでいてワクワクします。 作風としては『ふおんコネクト!』などの「ざら」先生に少し近い気がします。 パロディや小ネタがモリモリ盛りに 盛りだくさんで、元ネタ探しも楽しいです。 作者さんは原作の大ファンで、趣味全開で氷室ばかり描いていたら公式から連載オファーが来た猛者です。リスペクトばっちり(のハズ)なので原作ファンも納得です!(多分) 画像は台風の日にあえて友人宅の雨どい修理を強行したがるマキデラと家でくつろぐ氷室・三枝(さえぐさ) 陸上部3人娘です。凶悪宇宙人集団が、"アイツ"に出会った…!! #読切応援ノストロモ対ブラックエンペラー 宮川舟nyae※ネタバレを含むクチコミです。自分を奮い立たせてくれる♬ダンス・ダンス・ダンスール ジョージ朝倉starstarstarstarstar干し芋なんかねぇ~、なんかねぇ~、読んでるとパワー貰えるのです。 好きなものに対する、やりたいことに対する、潤平の真っ直ぐな気持ちが、元気にさせてくれるし、勇気を与えてくれる!! 本当に、大好きな漫画♬ アニメ化も決まってそちらも楽しみ💓 まだ、9巻の途中までしか読めてません・・・。歳を重ねると生きやすくなるとよく聞くけれど。。未中年~四十路から先、思い描いたことがなかったもので。~ ナナトエリ ジェーン・スーPom 1巻完結で、検索したら出てきたので読んでみました。 この漫画に描いてある通り自分の思い描いてた20代、30代って思ったのと全然違って、子供の頃に自分の親はすごい大人だって思ってたけど、実はそんなことなかったのかもしれないと思う。 SNSなどは、発展していくけど人間の本質も悩みも不安も本当変わらないのなぁ〜って考えさせられた漫画でした。 とてもリアルでした。 アラフォーだけでなく、女性なら誰しも共感する部分のある漫画なのでは。 「ダンゲロス」シリーズ第3弾。バカと下品のオンパレード!ダンゲロス1969 横田卓馬 架神恭介toyoneko「ダンゲロス」シリーズには「戦闘破壊学園ダンゲロス」「飛行迷宮学園ダンゲロス」「ダンゲロス1969」があり,もともとは架神恭介先生による小説です(その小説のもとになったTRPGっぽいものもあるらしいのですがよくわからないので説明省略)。 基本的には超人たちの能力バトルなのですが(なお能力者は「魔人」と呼ばれます。),能力は本当に異常なものばかり。 たとえば漫画版「戦闘破壊学園」1話に登場する女の子の能力名は「災玉」。男にのみ感染するウィルスを作り出す能力で,感染した男はありとあらゆる性病を発症したうえに精液を吐き散らしながら金玉が爆散して絶命するという,狂気に満ちた能力です。 そんな「戦闘破壊学園ダンゲロス」を漫画化したのは,今となってはジャンプ作家の横田卓馬先生。 シンプルながらも魅力的な絵柄と,原作をうまく整理したストーリー,そして何より,迫力ある演出が加えられたことで,最高の作品になりました。 さて,ここで紹介するのが,シリーズ第3弾「ダンゲロス1969」。 舞台は,1968年~1969年。過激化する学生運動の中で,「魔人」学生と,「魔人」警察/公安が入り乱れ,抗争を繰り広げるというストーリーです。 それまでのシリーズと比べてもさらにバカかつ下品になった「魔人」能力のため,これはもう絶対漫画化不可能だろうと思われた作品です。 特に警察側がヤバくて,常に下半身丸出しで精液で敵の動きを封ずる奴とか,常にうんこを食べている奴とか,オナホール刑事とか,触手生物(名前は「姦崎姦〔かんざきれいぷ〕)とか,異常な奴しかいませんでした。 そもそも「戦闘破壊学園」と「飛行迷宮学園」の原作小説は講談社から出版されてるのに,この作品だけ,作者の自費出版です(キンドル版のみ)。 ところが!この作品も商業作品として漫画化されました。 漫画化したのは,「戦闘破壊学園」と同じく横田先生。 横田先生は,「戦闘破壊学園」同様,原作の魅力を充分に引き出しつつ,一方で,その絵柄によって,癖のありすぎる「魔人」能力を,ちょっとマイルドな印象に仕上げることで,ぎりぎり商業出版に耐えられるようにしてくれました(画像参照)。 なお,小説版の表紙は武富健治先生が書いてます。武富先生が漫画版を描いた場合は,商業出版の範疇を超えた可能性がありそうです。 ヤバすぎる能力を持った魔人たちが次々あらわれ,学生と警察/公安の戦いは過激化していき,物語はどんどん盛り上がっていったのですが,しかしやはり,読者を選ぶ作品ではありました。 何しろ1巻ラストのヒキが,精液で敵の動きを封ずる「魔人」公安vs女子小学生のおしっこを操る能力を持った「魔人」学生の戦いが始まる!というものでしたから。 安田講堂決戦開始の直前で,漫画版の連載は終了してしまいました(打ち切り)。 コミックは全5巻。原作のうち三分の二強までが消化されました。 ある意味で一番盛り上がる聖百合超特急(リリアンエクスプレス)は描かれたものの,まさにこれから最終決戦!というところでの連載終了でした。 「革命の構造」の秘密は明らかにされておらず,「転校生」も戦いの舞台にはあらわれていません。 無念…実に無念です。 とはいえ,横田先生のツイッターをみると,いつか続きを描きたいとのことです。 https://twitter.com/kyooteta/status/1202790198771208192 いつか,どこかで,この作品の続きを読める日を待ち続けたいです。よりぬきちょいエロクッキングパパ深夜のクッキングパパ うえやまとち野愛タイトルとコンセプトだけでもう面白い。 ちょっと大人な回を集めたクッキングパパだなんてイカれてる最高すぎる。 とはそこはクッキングパパ。 虹子さんが色っぽかったり田中君と夢子さんがイチャついてたりするくらいで、どエロいものはなかったので安心しました。 ただし「とろろフォンデュ回」は終始下ネタでした。 勃ちが悪いとお悩みの大平課長。謎のED薬ではなくとろろで解決するのが平和でいいですね。 読み始めはコンセプト面白すぎ!!というテンションだったけど、読み終えてみると「食も性も人類の営みだ…」みたいな感情に包まれました。やっぱりクッキングパパはクッキングパパでした。ジェットコースターのような展開HOTEL CALFORINIA すぎむらしんいちstarstarstarstarstarかしこカリフォルニアって名前は付いてるけど北海道のとんでもない山奥にあるホテルが舞台。しかもよく見るとスペルが間違っていて【カ「ル」フォ「リ」ニア】になんです。ホテルから町に通じる唯一の道が土砂崩れで崩壊したことから、そこで研修を受けていた新入社員7人と支配人と掃除のおばちゃんが閉じ込められてしまうのですが、新入社員のみょ〜に色っぽい女の子が実は社長の愛人だったことが発覚します。ただでさえ絶体絶命の状況なのに社長に愛人として斡旋していたヤクザも乱入して現場はもっと混乱します。あとは熊やら大麻畑やら老人の集落やら…まるでジェットコースターのようなスピードで展開するので退屈しません。しかもストーリーの合間にたびたび挟まれる一枚絵がどれもカッコよかったです。 大正破天荒ラブストーリー美は乱調にあり 柴門ふみ 瀬戸内寂聴無用ノスケ子瀬戸内寂聴さんの小説を漫画化したもの。史実を踏まえた歴史マンガの面白さと、愛憎入り交じったラブストーリーの描き手として、柴門ふみ先生はこれ以上ない適任者であると感じました。しかも「東京ラブストーリー」のキャラクターは「美は乱調にあり」から刺激を受けてのものだそうで、その繋がり方には妙に納得感があります。 本の主な内容としては、大正時代の雑誌「青鞜(せいとう)」で活躍されていた、今でいうフェミニストの先人となる女性達、平塚らいてう、伊藤野枝、神近市子、そして革命家で、プレイボーイの大杉栄を中心とした、それぞれの人間模様が描かれています。 主人公・伊藤野枝は、若くして結婚して子どもを出産しますが、不倫して家を出てしまう所など、瀬戸内寂聴さんの人生とも似てます。そして、不倫を超越した恋愛を「フリーラブ」と称し、互いに自立した男女関係こそが古い価値観を壊し、革命に繋がるのだ!と熱弁。当然、こうした思想・価値観は政府からの反発を受け、世間からはスキャンダラスな扱いを受けるわけですが…。 後半になるほど歴史的には面白くなるはずが、昼ドラみたいになってしまったのが少し残念。ページが足りなかったのか事実の羅列だけで、最後に甘粕さんが出てきても誰?状態になる人続出だと思います。私も村上もとか先生の「龍―RON―」で描かれた時代の知識しか無いので、この時代の事はもう少し勉強せねば。表紙の絵は安っぽいがマンガでよめる! 十五少年漂流記 ジュール・ヴェルヌ 宇野比呂士名無し中の絵は上手く迫力があって、ダイジェストになり過ぎず盛り上げる場面はちゃんと盛り上げていて、後の世にも大きな影響を与えている無人島サバイバルの名作を一巻で見事にまとめていると思います。題名だけ知っている人が漫画で概要を掴む目的ならばうってつけの作品でしょう。 俺が求めてるのはこういうのだよちゃんこ包丁十番勝負 ビッグ錠starstarstarstarstarマンガトリツカレ男主人公の名前はなぜか主人公の特技や職業に近くて内容は強引で合理的ではない展開で多少の矛盾なんて気にしないこういうタイプのマンガを無性に読みたい時がある。 内容は万年ちゃんこ番の力士が親方のひとり娘と結婚したいが親方にちゃんこで鍛えた料理で横綱になれと言われて一流料理人たちと勝負していく。勝負だけではなく妙な人情話なども入っている。昔単行本一巻しか出ていなかった覚えがあるのだが電子版では完結していた。 新しい「パパ」は女性 #1巻応援 #推しを3行で推すマーブルビターチョコレート 幌山あき天沢聖司バナー広告で1話読んですぐに単行本買ってしまったのですが、女性のパパである東さんが小説家なだけあって作品自体も小説的な読み味ですごくグッときました……。 最後の終わり方はまさに「マーブル《ビター》チョコレート」という感じだけど、りこがああしたのは東さんに小説を書かすためだったんじゃないかな……作品さえこの世に出れば本を通じて繋がっていられるから。 めっちゃ面白いとかではなく、2人の関係性の良さがジワっとくるタイプの1冊です。 ↓1話 https://comic-walker.com/viewer/?tw=2&dlcl=ja&cid=KDCW_EB01202642010001_68&utm_source=gdn&utm_medium=banner&utm_content=marblebitter_336_d01&utm_campaign=marblebitter&gclid=EAIaIQobChMIg4S5-YeU9AIVzw-9Ch25yQXEEAEYASAAEgL4bfD_BwE ↓Pixiv版 https://www.pixiv.net/artworks/82757200フェティシズム!先輩の■■■■の■食べさせてください 大森かなた野愛陸上部の練習終わりのラーメン屋。いつも一緒に居すぎて好きになってしまった後輩の女の子。 先輩となら男女の友情あると思ってたなんて言われても、好きなものは仕方ない。 っていう甘酸っぱい恋愛模様から突然、とんでもないフェティシズムが放り込まれた!! タイトルは後輩の台詞。 伏せ字になってるとエロいこと想像しちゃうけど、決してエロくはない。ただ、変態ではある。 面と向かってこの台詞を言われたらちょっと引くかもしれない……けど、好きな子から言われるのはちょっといいかもしれない。 こんな恋愛しちゃったら一生忘れられないだろうし、人生狂いそう。でも、ちょっといいかもしれない。いつだって外野は歳相応に私を大人にしたがる #読切応援モモノユメ 新田章starstarstarstarstar吉川きっちょむ(芸人)※ネタバレを含むクチコミです。 ぽっちゃり厄病神が善行ダイエット厄いよ!アラクシュミ ツナミノユウ名無し※ネタバレを含むクチコミです。サスペンスを楽しむ夜は散歩者 福山庸治かしこサスペンスチックな短編集なんだけど「ハラハラドキドキをどう見せたら楽しいか」みたいなウィットに富んでる内容になってます。やっぱり表題作の「夜は散歩者」が一番面白かったです。夜の森で追いかけてくる殺人鬼から見つからないように白いスカートを途中で脱ぐんだけど、そういやパンツも白だった!目立つから脱ごう!…まぁ、パンツはいいか(照)、のシーンが特に好きでした。でも作者の自作解説によるとあんまり気に入ってない頃の作品なんだよね。「世間の壁に負けた僕は、誰でも面白がれる、ユーモラスで小気味のいいサスペンスを描き始めた。”一皮剥けた”と評された。そうなのかな?」日和の闇は深い!!往生際の意味を知れ! 米代恭starstarstarstarstar干し芋7年前に別れた元カノが忘れられない主人公の市松海路。 付き合ったのは、だったの1か月。 その期間に撮った映画の映像を毎日見ては、一日の報告をしている毎日。 その元カノの日下部日和は、7年ぶりに頼みたい事があるとTELをしてきた。そして、会ってみると・・・。 『出産映画を撮って欲しい。』『海路の精子が欲しい。』『父親はいらない。セックスもしない。が、子供が欲しい。』とびっくり発言を連発!! 結局、ダメなら他の人に頼むと言われ協力することにした海路だが。 漫画家の母との確執。父親の死の真相。複雑な家庭環境から自分を見失いかけている日和。 2巻読了。 これから、もっと面白くなりそうな予感♬ 実写化おめでとう!きのう何食べた? よしながふみ名無し「2LDK男二人暮らし 食費、3万円也。-ちょっと増えました-」のキャッチフレーズで知られる『きのう何食べた?』が実写化するらしい。 表情の変化とモノローグ。さらりと描かれる、身に沁みそうなご飯の数々。『ゲイカップルの日常』という難しい題材を丁寧に紡ぐ原作を、どのように表現するのか気になる。 https://taishu.jp/articles/-/62205?page=1テーマすり替わりとヘイト集めキャラ投入のダブルパンチ賢者の学び舎 防衛医科大学校物語 山本亜季名無し防衛医科大を取り扱う意欲は買いたく勉強になる描写はあったのですが、途中から医者とはどうあるべきかのテーマが占めて行き「単なる医学部の話?防衛医科大である必要は?」と疑問でしかなかったです。 主人公が教授から説教されて一度終わったのに、後輩の容姿からして醜悪なヘイト集めキャラを登場させて蒸し返したのはしつこ過ぎでした。 そこから急に時間を飛ばしてさっさと終わらされてしまったのは詮無いことだと思います。あと最後の将来に飛んだ同窓会エピローグで結構な年齢なのに全員独身そうでそのまま過ぎるのに違和感がありました。 個人的にもったいない作家「ハナムラ」先生おとりよせミッドナイト ハナムラ六文銭小生、ハナムラ先生が好きなんですよ。 「ハナムラさんじゅっさい」でハマリ、 端的に言って好みの絵柄で、氏の描く女性キャラの可愛さにやられております。 だけど、あんまり売れている印象がなく、本当にもったいないと思います。本作もおそらく1巻で終わり…だと思います。 少しでも布教できるよう頑張りたい所存。 さて、本作の内容なのですが、 ここまで言っておいて大変恐縮ですが、本作は氏の魅力である、可愛い女の子は皆無です。 編集部のむさい(失礼)男たちと、夜な夜な取り寄せたご当地グルメなどを食べるという展開です。 相変わらずの画力の高さはいわずもがななので、ご飯の絵は上手で美味しそうです。 また、舌の肥えた編集者たちが色んな所から取り寄せた食材の数々は、一度試してみたい気になります。(結構、いい値段はしますが・・・) しかし、やはり、なぜこの題材なんだろうと思わずにはいられないです。 せめて形だけでもヒロインがいればなぁと、残念!もったいない!と思わずにはいられなかったです。 こういうところも不遇な感じが、よりファン熱を高めてくれるポイントですね。 親和性が高すぎるwザ・ファブル&よしふみとからあげ 関口かんこ名無しまさかのコラボ漫画で読んでみましたが、親和性高すぎですね! ファブルのキャラクターたちが自然すぎてファブル自体この絵柄でもいいんだなと思いました!セカンドシーズンはなかなかの…髑髏は闇夜に動き出す セカンドシーズン TETSUOnyae※ネタバレを含むクチコミです。めっちゃ喋るインコのピピ代原バード ピピ ポテチ次郎名無しのイブニング「ボクが大好きブロッコリーは昔は観賞用でしたが昭和50年代から食用となり…」と、買われたそばからめっちゃ喋るインコのピピ。 しかもすごく博識で、ちょっとした豆知識や面白話を家族に披露してくれます。大根とか小松菜とか、ピピちゃん野菜に強い。 家族みんなその知識に感心しつつも、オチではインコに教わっている複雑さが拭いきれない顔をしているのが面白かったです! 直球すぎるタイトルで笑ってしまったのですが、これ本当にどなたかの代原だったのでしょうか…?気になります。 (画像は本編より。大根はヒゲは一直線上にまっすぐ生えているやつが甘いらしい) この物語はフィクションですフィクション スギムラ尚夜野愛とある女性の失踪事件に関して取り調べを受ける引きこもりの男・岸田。 死体も証拠も何もないと余裕を見せていたが、徐々に事件の真相が明らかになっていき……。 画力も展開も凄すぎる。ずっと緊張感を保ったまま最後まで読み切ってしまった。 描かれている事柄や言葉すべてに無駄がなく、すべてが詳らかになった瞬間に気づく悪魔の恐ろしさ。 フィクションというタイトルもまた素晴らしい。結局、どこからどこまでがフィクションだったのか。 ぜひ読んでほしい。ぜひ悪魔に出会ってほしい。コメディの中に忍ばせた心温まるストーリー #1巻応援さよなら幽霊ちゃん sugar.sogor25この作品は、それぞれが別の部活の「幽霊部員」である、みき・めぐ・とうこ という女の子3人と、学校の空き教室に取り憑いている「本物の幽霊」の女の子・ゆう の4人組の日常を描く作品です。 放課後になると3人はゆうが取り憑いている教室に集まり、他愛のない会話を繰り広げていく、ゆるい雰囲気の中でキレのあるギャグがたくさん見られるコメディ作品です。 しかし、物語が進んでいくと、「幽霊部員」の3人はそれぞれの部活から距離を置いてしまった理由について向き合い始め、そして「幽霊」のゆうは生きていた頃の記憶や、成仏せず学校に取り憑いてしまった理由というった謎に迫っていくことになります。 終始ゆるい雰囲気で進むのですが、コメディの中に挿し込まれる4人それぞれのドラマに気付いたら心を動かされている、そんな不思議な読み心地の作品です。 1巻まで読了<<279280281282283>>
古今東西の英霊がスタイリッシュバトルを繰り広げるFate(フェイト )のスピンオフです。 シリーズを知らなくても楽しめます!(多分) 「仮面ライダー龍騎と似た設定…?」ぐらいの知識でも大好きな漫画になりました!(体験談) 「聖杯戦争」が始まる1年前。 原作主人公の衛宮士郎やヒロインも登場します。英霊も少し出ます。 しかし、バトルは一切ありません! 4コマ誌「ぱれっと」で2006年から続く長寿コメディ漫画です!安心。 主人公は原作で ほぼモブキャラの眼鏡っ娘「氷室 鐘(ひむろ かね)」 それに親友2人を加えた陸上部3人娘がメインキャラです。完全無欠の一般人です。 主人公達がアナログゲームしたりアライグマ捕まえたり遠坂凛をミスコンV2に導いたり長野旅行したり陸上部で散々な結果を出したりカードゲームで盛り上がったり馬鹿話したり怪しい英雄を妄想したりします。 裏では色々起きますが現在は聖杯戦争の被害を抑えた この漫画だけのパラレル世界に突入しています。 会話や無駄知識が面白く、話もブッ飛んでいてワクワクします。 作風としては『ふおんコネクト!』などの「ざら」先生に少し近い気がします。 パロディや小ネタがモリモリ盛りに 盛りだくさんで、元ネタ探しも楽しいです。 作者さんは原作の大ファンで、趣味全開で氷室ばかり描いていたら公式から連載オファーが来た猛者です。リスペクトばっちり(のハズ)なので原作ファンも納得です!(多分) 画像は台風の日にあえて友人宅の雨どい修理を強行したがるマキデラと家でくつろぐ氷室・三枝(さえぐさ) 陸上部3人娘です。