バナー広告で1話読んですぐに単行本買ってしまったのですが、女性のパパである東さんが小説家なだけあって作品自体も小説的な読み味ですごくグッときました……。

最後の終わり方はまさに「マーブル《ビター》チョコレート」という感じだけど、りこがああしたのは東さんに小説を書かすためだったんじゃないかな……作品さえこの世に出れば本を通じて繋がっていられるから。

めっちゃ面白いとかではなく、2人の関係性の良さがジワっとくるタイプの1冊です。

↓1話
https://comic-walker.com/viewer/?tw=2&dlcl=ja&cid=KDCW_EB01202642010001_68&utm_source=gdn&utm_medium=banner&utm_content=marblebitter_336_d01&utm_campaign=marblebitter&gclid=EAIaIQobChMIg4S5-YeU9AIVzw-9Ch25yQXEEAEYASAAEgL4bfD_BwE

↓Pixiv版

パパ活している女の子の話です。 次(https://www.pixiv.net/artworks/83064042)(8/4追記)最後のルポタージュ表記は...

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マーブルビターチョコレート

2021年の百合でトップクラス #1巻応援

マーブルビターチョコレート 幌山あき
兎来栄寿
兎来栄寿

イブニング新人賞やちばてつや賞を受賞、そしてジャンプ+ に載った読み切り「二番目の運命」も最高だった注目の新鋭・幌山あきさん。待望の単行本が遂に発売されました。 端的に言って素晴らしかったです。 苦労して生きるのが嫌で、パパ活で収入を得ていたりこの下に新しく現れたパパは何と女性。 「女性のパパはダメですか?」 というアラサー女子の東には、秘めた目的が……という導入から始まる百合です。今年読んだ百合系作品の中でも屈指の良さでした。 まずテーマとされている「消費」の描き方が、非常にリアルで心に迫るものがありました。形は違えど誰しも消費したり消費されたりした経験があるであろうこの現代社会。そこに宿された覚悟や祈り、りこや東の背景にあるものも含め恐らく多くの人に色々な形で感情移入できるポイントがあるでしょう。 そして明示的に悪役として描かれたキャラが登場するのですが、彼の言っていることは露悪的ではありながら現実的には合目的的であり、誰かを傷付けてしまう雑な消費の仕方を望む大衆がいるというのも事実。彼はその象徴のようです。そうしたものに触れると生きるのが辛くなってしまうこともあります。 しかし、本当は世界にはもっと美しいものも溢れているはず。それこそこの本を読んだ後にもらえる気持ちのように。そうした美しいものをこそ大事に生きていきたいと思える物語でした。 幌山あきさんは、ありふれた素材を使っていても独自の味付けと盛り付けで美味しさを提示できる稀有な描き手です。名前を見たら今後も全部読みたいです。

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青く褪せる

青く褪せる

大注目アーティスト・穂積弦と交際していた主人公・香帆。彼のヒットソングは自身と付き合っていたときのエピソードを歌詞にしていた。複雑な想いを抱く香帆は、彼との日々を振り返る。同じテンポを刻んでいた二人の人生はどうしてずれてしまったのか...。

星屑家族

星屑家族

家族を「許可」するのは、子ども。「扶養審査官」という名のもとに、子どもたちが親を審査する――。子どもを持つ事が免許制になり、人々は「理想」の社会を手に入れた。「扶養審査官」のヒカリは、日々、親たちの審査を繰り返すうちに、ある日、訳アリの夫婦と出会う。家族のカタチを見つめなおす、SFファミリーストーリー。●幌山あき ビームコミックス好評既刊●[マーブルビターチョコレート]●コミックビーム 公式ツイッター●@COMIC_BEAM

マイハートドライバー

マイハートドライバー

名家に仕える家系で育った佑は嫌々ながらも主である蓮城寺家お嬢様の運転手として働くことに。そんなお嬢様とは気難しい性格もあり、距離が縮まらない日々を過ごしていたのだが、そんな気難しさには過去の出来事が原因と分かり…!? 『二番目の運命』の作家が贈るハートフルストーリー86P!

二番目の運命

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OLの京香は職場で働く渉に恋をした。しかし彼には元カノの霊・まどかが取り憑いていた!恋路の邪魔ばかりしてくるまどかをどうにか除霊しようと試みるが…!?「ジャンプの漫画学校」出身の期待の新人が描く、元カノ幽霊との三角関係を描く恋愛ハートフルストーリー!

Moon light for

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地方大学に勤務する研究員・間宮聡が結婚した千鶴には、小学校6年生の娘・優理がいた。最初は聡に関心を示さなかった優理だが、聡の奮闘もあり、2人の心の距離は少しずつ縮まっていく。だがある日、優理は一生懸命に頑張っていたピアノをやめると言い出して‥‥。果たして聡と優理は本当の家族になれるのか。【第80回ちばてつや賞 ヤング部門大賞受賞作】(週刊ヤングマガジン2019年28号)

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