青年マンガの感想・レビュー15391件<<277278279280281>>凄いぞ!日本の中小企業!!マンガで読む日本でいちばん大切にしたい会社 こせきこうじ 坂本光司starstarstarstarstarひさぴよ世間に知られてないけど実はスゴい中小企業を取り上げて紹介する漫画。日本凄い系のノリに近い。こせきこうじ独特のテンションから繰り出される謎の迫力に圧倒されると同時に、元気が湧き出てくる。色々とガチめな漫画なので万人受けはしないと思うけど「プロジェクトX」や「ガイアの夜明け」が好きな人であればハマるかも。カラーだけど真っ黒なケイトと生き人形のエミリコシャドーハウス カラー版 ソウマトウさいろく表情がなく、感情の起伏で身体から「すす」が出る貴族、シャドーハウス。 不思議な雰囲気と重厚な「何かある不気味さ」がある世界設定だけど、生き人形エミリコの底抜けに明るく真面目な性格で明るく明るく描かれる。 カラー版ならではの色彩と、遠近感や物の質感がわかりやすいところはとても良いけど、モノクロ版の良さというものもよくわかるという不思議な作品。 これはこれで唯一無二なのではないだろうか。きらら系に擬態したゆるアングラ日常もの #1巻応援ごくちゅう! 草下シンヤ こんぱる&ふじしまペポ 雨宮兎来栄寿刑務所生活は様々なマンガで描かれていますが、その中でも最もかわいく、しかしリアルでミニマムな事柄まで女囚の実態を面白おかしく描写しているのはこの作品でしょう。 独居房から雑居房に転房になった主人公うらら(罪状:大麻取締法違反)を中心に、目つきが悪く不器用だけど面倒見のいいひまり(罪状:業務上横領罪、スタイル抜群の美人な姉御・柚木(罪状:傷害罪)、大人しくてミステリアスな敬語キャラ・華(罪状:不明)のかわいい4人組が送る刑務所生活が描かれます。 日々の大きな楽しみである入浴時、お湯に浸かる際には外に手を出していないといけない理由であったり、獄中生活に大きな危険を及ぼす水虫にどう対処しているかなど、初めて知ることも多く興味が尽きませんでした。 幕間のコラムでは監修者の実体験が更に詳しく書かれており、コミュ障で集団生活が苦手という方の視点から語られる獄中生活は新鮮でとても面白かったです。 アングラに精通した草下シンヤさんも監修に入っているので、見た目に反したガチさは折紙つき。 「この世で最も聖地巡礼をオススメできない萌え漫画」という、usagiさんの帯コメントも大好きです。 彼女たちが一緒にいる時間は短い期限付きですが、ずっと眺めていたくなる魅力があります。元祖ハッカーマンガ?無力の王 能條純一starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男連載中に読んでいたが久しぶり読み返した。記憶の通りハッカーマンガだった。 スーパーハッカーの主人公が企業や銀行のセキュリティシステムを突破してモニターに「無力の王来たり 御座は何処に」を表示するマンガ。ハッキングやら主人公の職業やら色々不思議の思うところはありまくるが「月下の棋士」や「哭きの竜」の雰囲気でキーボードに向かうので俺があれこれ言うことではないなという結論に至った 全盲の青年がブラインドサッカー(ブラサカ)に出会うブクロキックス 松木いっか名無しブラインドサッカーって存在は知っていたけど「視覚障害者がやるサッカー」という認識しかない。目隠しをすれば誰でもできたりするのかな? 全盲の主人公がブラインドサッカーを始める…のか?という第1話だったけど、全盲なのに普通のサッカーの経験者というのがめちゃめちゃ気になる。笑うという行為は本来攻撃的なものであ…死スレバ華 伊原圜名無し笑うという行為は本来攻撃的なものであり獣が牙をむく行為が原点である byシグルイを彷彿とさせる笑顔とバイオレンスの応酬。最近だと「逃げ上手の若君」で異質な存在として描かれている足利尊氏だが、この物語においてもその異質さは際立っており、荒削りだが作者の暴力的なまでの才能を感じさせてくれた。学べます。間取りはどれにする? 高尾じんぐPom 面白かったー! もう少し、読みたかったな。 建築、インテリア、趣味程度に好きな分野なので読んでてワクワクしました。 自分達で、こんな家住みたいなって考えながら間取り書いてしまう過程もとても楽しそう。 学んだことを活かせるって、とても素敵なことだな。 勉強になったし、2巻で完結が本当に勿体無いと思うくらい濃い内容の漫画でした。 妙な面白さのネメシスコールについて話そうぜ!!ネメシスコール にんじゃむ 森田和彦名無し最近ヤンマガで始まったオカルトホラーサスペンス漫画だけどマジなのかギャグなのかが判断できない。 宇宙人の造形をチュパカブラを意識しているのかな みんなは面白いと思う? 自分の読解力のなさに呆れるJ.boyセカンドシーズン 能條純一starstarstarstar_borderstar_borderマンガトリツカレ男「J.boy」を読んだので「J.boyセカンドシーズン」も読んだ。 薔薇の一族を探してビリヤードの勝負をする主人公で途中で薔薇の一族がそこそこ人数がいる感じで勝負していくのかと思ったが最終的に戦ったのは二人だけだった。面白いかどうかと言われたら「翔丸」/「月下の棋士」が好きなら勧めるが「ばりごく麺」が好きならすすめないという感じだ。誰か俺以外にこの「J.boy」と「J.boyセカンドシーズン」をクチコミを書いてくれないかな本作まで読んで欲しい続・星守る犬 村上たかし名無しタイトルにもなっている最初の話、星守る犬はひたすら哀しく心をえぐったが、本作の最後まで読み終えた時には印象が違ったものになった。 短編連作のそれぞれが独立した話でありながらその実、全ての話が僅かな接点で地続きに繋がっている仕組み。そんな交錯していく登場人物たちの人生にロマンがある。最初の話以外の三作にはそれぞれに救いがあったのも大きい。 ただただ悲しいだけの話で終わらず、因果を感じさせてくれるのが短編連作の魅力の一つ。このシリーズはそれを十二分に活用している秀作だ。 「神童」「マエストロ」に続く音楽シリーズ第3作!!ミュジコフィリア さそうあきら名無し「神童」ではピアノ、「マエストロ」ではオーケストラ、そして音楽3部作のラスト「ミュジコフィリア」では現代音楽と作曲がテーマになっています。現代音楽も作曲もあまり馴染みのないマニアック度の高そうなテーマですが、読んでいて音楽が流れてくるような感覚になれるのは他の2作品と同じでした。しかも「ミュジコフィリア」は音楽だけでなく偉大な作曲家の父を持つ腹違いの兄弟の確執も見どころです。主人公は音楽の才能に恵まれているものの愛人の子供なので環境に恵まれた兄に引け目を感じてしまい、あえて音楽を避けて生きてきたのです。しかし現代音楽と出会ったことで自分の音楽への想いに向き合っていくようになります。優秀な学生を集めて作曲合宿をするシーンでは「未聴感の音楽とは?」について語られるのですが、まさに「いい漫画とは何か?」と一緒だと思いました。ここについてもっと掘り下げて知りたい人はさそう先生の「マンガ脚本概論 漫画家を志すすべての人へ」を読むことをオススメします。ヤンマガにロケマサが殴り込みロケマサと僕 たーし名無したーし先生が漫画家人生を振り返りつつドンケツのロケマサと会話する8ページ。デビューしてからの12年間はヤンマガ一筋だったのに「ヤンマガをクビになって以降ロケマサというヤクザと契約してしまった」のだとか…ww https://yanmaga.jp/comics/%E6%88%91%E6%BC%AB%E3%83%AF%E3%82%AC%E3%83%9E%E3%83%B3台詞がなくてもかわいいし楽しい女子かう生 若井ケン野愛面白くてかわいい女の子の日常系漫画が大好きです。 中身のない話だらだらしててもよい、ガチガチのギャグ満載でもよい、部活しててもご飯食べててもとにかく何でも、楽しそうだったらこちらも楽しくなります。 台詞がなくても、楽しそうなら楽しいです。むしろこの作品は台詞がないからこそ、もも子ちゃんの無邪気な奇行っぷりが引き立つのかもしれません。 赤と白のしましまが今日のラッキーカラーだったから、その辺にあった三角コーンを持ち歩くもも子ちゃん。 ギリ犯罪じゃね?と思いつつ、三角コーンを片手に縦横無尽に暴れ回る姿に魅了されました。 エキセントリックでかわいい女の子、最高です。 台詞のなさが独特の浮遊感を作り出していて、日常なのに非日常な世界観に夢中になっているはずです! 色んな人の感想がききたいです修羅と華 岩橋月巳名無し※ネタバレを含むクチコミです。現実世界の不思議な話。ブランクスペース 熊倉献starstarstarstarstar干し芋空想したものが、作れる力を持ったスイちゃん。スイちゃんにしか見えない透明なものだけど、周りの人は、音で気づくこともある。 いじめを受けているスイちゃんは、空想の世界で、作ったハサミや、カッターでじぶんを傷つけるようになっていた。そして、更には、巨大な斧を作り出そうとしていた。それに、気づいたショーコは、彼氏を作ったらと提案するのだった。そして、ついにスイちゃんは、作り出してしまったのだ、彼氏を・・・。 その他に、古本屋にあった『わが空白』という本を巡っての空想と現実の入り乱れた世界観が、今後、スイちゃんの作り出すものと同リンクしていくのか、楽しみ。 読者は、頭を使いながら空想する楽しみを教えてもらっている感じ。 2巻まで読了。「ぐらんぶる」よりラブとお色気強めてんぷる 吉岡公威六文銭好色な父親のせいで、不遇な毎日を送っていた主人公。(主に女性からの偏見) 結果として、 人生に女性など不要 豪語し、煩悩を断ち切る。 が、偶然出会った女子高生に一目惚れしてしまい、 今まで抑えてきた情欲がふつふつと沸き起こってしまう。 そんな自分にたえられず出家を決意するも、 その寺が「尼寺」で、件の女子高生がいたという流れ。 ここまでハイテンションかつ怒涛の展開に、 「ぐらんぶる」を彷彿とさせます。 ただ先方がサークルを通した男子高的なノリに対して、 本作はより女性陣が際立った感じがしますね。 作家さんがとても魅力的で可愛らしいキャラを描くので、個人的にはとても好きです。 「ぐらんぶる」 青春+ギャグ強め としたら 「てんぷる」 ラブコメとお色気強め といった感じでしょうか。 尼寺には妹たちがいたり、留学生(こちらも主人公同様、煩悩が強めで克服するため)がいたり、お約束的に容姿・性格ともにバリエーション豊富に攻め立ててくれます。 上述のヒロイン女子高生の蒼葉結月(あおばゆづき)が、修行をし1人前になってお寺を継ぐという本筋がありながらも、基本ドタバタしたラブコメ展開は読んでていた飽きないです。 「ぐらんぶる」好きな人は、もちろんですが、ラブコメ(ドタバタ的な)が好きな人も楽しめる1冊だと思います。 力強さに感動した。3月のライオン 羽海野チカクロキ羽海野チカ先生の絵が大好きなので読みました。 零という孤独な少年が、将棋によって再生していく、涙なしには読めない感動作です。決勝の名人との将棋戦が最高でした。マイナスなことだけではないよ、失踪宣言。失踪宣言 黒川依Pom 生きていて、楽しみがないわけでもなく、失踪したいわけでもないが、興味本位で手にとった。 失踪なんて考えたことなかったけれど、人生げんなりすることなんて生きてれば山程あるよね。ってまず思う。 生きている意味がわかる時なんて来るんだろうか。。? タイトルと紹介文読むととてもネガティブに捉えわれがちだけど、私自身答えは出てないけど何かを問いかけられてるようなそんな気がしました。あの恐竜を飼育する!?新たなお仕事系漫画#1巻応援ディノサン 木下いたる 藤原慎一カワセミ㌠ざっくり説明すると恐竜が絶滅しておらずその恐竜を繁殖させ動物園のごとく飼育しその恐竜達相手に日々奮闘する飼育員の日常を描いたお仕事系漫画であります ですが魚や普通の動物を飼育する物語とは一線を画す内容やストーリーとなっており恐竜の生態や特徴が現代社会の風景や情勢と見事に調和しあたかも本当に恐竜を飼育する施設が存在するのでは?と思わせたディノサンの世界観に魅了されましたね 天竺を目ざす高丘親王の幻想的な旅高丘親王航海記 近藤ようこ 澁澤龍彦名無し高丘親王航海記とても面白いです。美とエロスの人というイメージがあった澁澤龍彦ですが、ストーリーの奇想天外さに驚かされながら楽しく読んでおります。近藤ようこさんの絵のタッチが合ってますよね。ユーモアと色気があってうっとりします。この近藤さんのツイートを見てから毎号すごいものを目撃させていただいてるんだなという気持ちになりました。 https://twitter.com/suikyokitan/status/1243929971392835586 あんなに不思議な物語のすべてのエピソードを同じページ数で書くのはもちろんですが、それを漫画にするのも神業ですよね。厨二病JKは新☆地球冒険者 #1巻応援地球さんはレベルアップしました!@COMIC まいたけ 生咲日月 shnvaあうしぃ@カワイイマンガ地球のルールが変わる。 まるでゲームの世界の様な法則になった世界。そこでダンジョンを攻略してみせた新女子高生は、人生が変わる。 低い身体能力を、厨二病ならではの発想と攻略のための丁寧な検証でカバーし、初のダンジョン生還者となった女子高生。彼女が新しい世界に順応し、意外な方向に成長してゆくのは、なかなかに痛快。 そこは男とか女とか、大人とか子供とか関係なく、強くなると覚悟を決めた者のための世界。可愛くも芯の強さと凛々しさを獲得した主人公が、強くなりたい女子達を束ねて修行をしたり、能力の使い方を地道な検証で編み出してゆく様が頼もしい。 お父さんなんてだらしない!女の子達が一番頼もしい、未知のワクワク感がたっぷりの世界。次の冒険が楽しみ!ありえないサラリーマン漫画やあ<YEAH!> 山田芳裕かしこ現代人なのに常軌を逸した武士道を貫ぬく加藤。初出勤日に1時間遅刻しても平気でいられる源。どんなジョークでも笑わない女・小鳩。この3人の変人が同じ福利厚生課で働いて、社食のAランチのセットをライスとパンどっちにするかで会議してる現実とかけ離れたサラリーマン漫画です。が、こういうリアリティの無さが逆に懐かしくて面白かったです。 可愛いけど全員受刑者! #1巻応援ごくちゅう! 草下シンヤ こんぱる&ふじしまペポ 雨宮名無しお野菜(○麻)の所持で捕まっちゃった主人公が雑居房で楽しい仲間たちと一緒にムショ暮らしするゆるふわ可愛いコメディですが、監修はガチな人がやってるのでちょうどいい温度で女囚刑務所のことが学べます。お風呂シーンとか女の子達がキャッキャッしてるシーンはただただ普通に可愛い〜のですが、ふと「ここはシャバじゃないんだ…」とハッとさせられる瞬間があります。特に単行本で読むと各話の間に取材協力者の雨宮さんのコラムが載ってるのですが、この元・受刑者の雨宮さんが教えてくれるリアルな女囚刑務所の事情を読むと「やっぱり自由って最高だな!」って思いました。いわゆる臭い飯と呼ばれる刑務所のご飯ですが、みんなで食べると美味しく感じるのはここでも同じだそうです。献立には袋入りのきな粉がよく出てくるらしいですが、ご飯にかけたり、味噌汁に入れたり、それぞれで美味しい食べ方を見つけてるのがちょっと楽しそうでした。なんかクセになる面白さがあるので2巻も早く読みたいです!このわかったようなわかっていないような感覚J.boy 能條純一starstarstarstar_borderstar_borderマンガトリツカレ男たまたま見つけたので買った。確か月下の棋士が終わった後あたりにビッグコミックスピリッツで連載してたと思う。今読み返すと主人公のJ.boyの言動が初期の氷室将介っぽい あらすじはちょっと説明できる感じではないが、裏社会のボスがとある理由から自分のクローンを作ってビリヤードで対決をする。 わかったようなわかっていないような読後感のマンガはいつ読んでもいいもんだと思う。 自分でもあまりにひどいあらすじだと思うのでWikipediaではどう書かれているのかを気になってみたがここまで情報がないのは初めてみたかもしれん https://ja.wikipedia.org/wiki/J.boy <<277278279280281>>
世間に知られてないけど実はスゴい中小企業を取り上げて紹介する漫画。日本凄い系のノリに近い。こせきこうじ独特のテンションから繰り出される謎の迫力に圧倒されると同時に、元気が湧き出てくる。色々とガチめな漫画なので万人受けはしないと思うけど「プロジェクトX」や「ガイアの夜明け」が好きな人であればハマるかも。