青年マンガの感想・レビュー15391件<<276277278279280>>今週のバトルグラウンドワーカーズバトルグラウンドワーカーズ 竹良実人類連合協力課※ネタバレを含むクチコミです。料亭漫画としては〇、続編としては×新・味いちもんめ あべ善太 倉田よしみ 福田幸江名無し原作者の死去に伴い、新たな原作を付けた上で続編として始まった味いちもんめだが、正直「何故続編にした?」としか言いようがない。 原作者の料理知識自体は豊富なのだろうし、あべ善太ではない以上舞台を一新する必要もまぁわかる、煮方の伊橋を追い回しにするのも引き延ばしや成長物語色を強くする措置だろうし、決してそこまで話のレベルが低いわけではない。 しかしとにかく違和感が悪い意味で強すぎる、無印はそもそも後2,3年で終わる予定だったのが見え隠れする伏線が貼られ始めていたので、成長物語にするには5巻前に原作者が死んでいるならともかく、死去したタイミングから言ってもかなり無理があるし、 性別を理由にしたくは無いが、無印では風俗や競馬、落語といった親父臭い、男臭いネタも有ったのに原作者が女性だからか舞台が変わったからかそれらはほぼ無し。 ただ、これに関しては一応時代的にも風俗ネタは扱いにくくなっていた時期ではあろうので、判断が難しいが。 そもそも無印でこれらのともすれば低俗な話を用いたネタをあべ善太氏が好んでいたのは、引き出しもあるにせよ無印は反権威主義的な色彩を帯びているエピソードも多いが、連載の長期化や説教臭い回を出す度に自分自身が権威化することを恐れていたのではないかと思える部分が有り、新・味いちもんめは後半になるほど、上からの言葉と感じられ説教臭い回が素直に受け取れなくなっていて、もしも意図的に自らの権威化に注意を払っていたのなら原作者の力量に差を感じざるを得ない。 無印キャラの再登場も少なく、やはり別物として見るべきなのだろうけど、別物として見るにはタイトルも作画も味いちもんめである以上無理があり、その違和感を上手く擦り合わるのも失敗していて後半になるほど話の良さより違和感が気になってしまう。 ただし無印は良くも悪くも古い時代の作風で、こちらの方が時代に合わせようとしている感も有るので、こちらの方が合う読者も居そうではある。冷蔵庫の奥から乾いた柚子胡椒出てくるよね冷蔵庫のアレ、いつ使うの? 山本あり野愛「アレいつ使うの?」と言いたくなる冷蔵庫に残った半端な食材や調味料をなんとか使い切る知恵を授けてくれる漫画。 野菜とか肉とか生鮮食品は意識して使うけど、調味料はいつまでも放置しちゃうのわかる。焼き肉のタレとか柚子胡椒とかずっとある。 アレ使わなきゃな〜と思いながらピザ食べちゃうのもわかるし、大量に料理作って満足して2日目くらいに飽きるのもめちゃくちゃわかる。 わかりみが深すぎるあるあるの乗り越え方を楽しそうに伝授してくれるので、素直にやってみようと思えるのが良いところ。 白菜の漬け物余ったら古漬けチャーハンにすればよいということがわかったので、何も恐れずに白菜の漬け物作りました。ありがたい。謎と狂気が入り乱れるタイムリープサスペンス #1巻応援カイロスの猟犬 長田龍伯sogor25この作品は恋人である小鳥遊双葉を失った主人公の高校生・幸春道が、過去にタイムリープすることができる謎の鍵を手に入れたことで双葉を助けるために過去への跳躍を繰り返していくタイムリープサスペンスです。 物語のキーとなる春道が双葉を失う原因となった事件ですが、ただの事件ではなく、2人の担任の教師・岡が生徒30人を殺害するという大量殺人事件。 タイプリープ前の最初の事件では、春道自身も半身不随となる大きな傷を負います。 その事件を回避し、そして最愛の彼女である双葉の命を救うため、心身ともに傷つきながら春道が同じ時を繰り返していき、そして1巻終盤にはある衝撃的な事実が判明する、謎と狂気が入り乱れるタイムリープサスペンスです。 1巻まで読了 謎が謎を呼ぶノワールサスペンス #1巻応援降り積もれ孤独な死よ 伊藤翔太 井龍一sogor25冴木仁という刑事が空き巣の通報を受けて丘の上の豪邸を訪れる場面から物語は始まります。 屋敷の持ち主と連絡が取れなかったもののただの窃盗事件として捜査が始まったのですが、その屋敷の地下室から13人もの子供の遺体が発見される、という導入の作品です。 その後、屋敷の持ち主の知り合いという人間が現れて徐々に事件の全容が見え始めるのですが、捜査の途中である事実が判明し、ただの担当刑事だったはずの冴木の運命をも狂わせる大きな謎が彼の前に立ちはだかることになります。 そんな、物語が進めば進むほど謎が謎を呼ぶ壮大なノワールサスペンスです。 1巻まで読了知らない世界を知る面白さ昆虫サマのおかげで食べてます ドラゴン先生~ビジネス編~ 岡村茂starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男岡村茂の漫画は「BAD BOY MEMORY」を月刊少年ジャンプで読んでいたくらいで、一時パチンコ/パチスロ雑誌で描いていたのは知っていたが昆虫漫画も描いていることを今回知って読んでみた。タイトル通り昆虫ビジネスをやるにはどうやっていくか、カブトムシ/クワガタなどの育て方、業界の話、海外の昆虫採集レポートなどいろいろあって面白い。今回はビジネス編だが違うものがあればぜひ読んでみたい。あと定期的に写真で作者が登場するのだがいつも同じ顔なのがすごい気になった。 イケてるジジイが主役しわあせ 山田芳裕かしここのところ山田芳裕の過去作を読み漁ってますがダントツで好きでした!気軽に月へ家族旅行に行けるような近未来が舞台で、人類はケンカもしないような腑抜けになっちゃってるんだけど、80年代をバリバリに生きてきた爺ちゃんだけは我が道を貫いていて、とにかく爺ちゃんがカッコいい!!ジジイ達がパーティー会場に集結してイカした80年代ファッションを競い合ってる話が面白かったな〜。わざわざ1巻の表記があるからまだ続くのかと思ったけど全1巻で完結っぽい。ラストもカッコよかったけどね……!またこんな時代にならないかなぁ。 『我らコンタクティ』の森田るり先生の新連載はスケボー(?)漫画!自転する彼(女) 森田るりstarstarstarstarstar吉川きっちょむ(芸人)森田るい先生が森田るり先生へ改名されたのってもう2年以上前だった気がしますが、連載できるようになってなによりです! https://comic-days.com/episode/3269754496561298337 まさか縦読み漫画での復活とは思いませんでした! 高校の入学式中にスケボーをやっていた「久作」と「みはる」に、「ハジメ」と不思議な出会いが訪れて…。 先読み2話まで読んで、とりあえずみんなめっちゃいい子だって分かりました! なんかみんないい子で愛おしいです! 今日公開なのでまだ伏せときますが、あの「ブリャペー!」の子もかわいくて賢いのいいですね。 スケボーの描写もかなりしっかりやっていたので、1話のあとがきで「ちゃんとスケボー漫画にしたかったのにこうなりました。」と書いてて笑いました。 スケボー描写もかっこいいので、スケボー漫画としても読んでいこうと思います! https://twitter.com/moiritarurib/status/1464093988319756288?s=20 このときの構想?から登場人物は残ってそうでいいですね。 https://twitter.com/moritarurib/status/1211307266516762625?s=20中年男性とパパ活少女、それぞれの絶望 #1巻応援私が15歳ではなくなっても。【単行本版】 あむ兎来栄寿今とても熱いレーベルのひとつであるコミックアウルから、新進気鋭の才能により放たれた鋭利なる一撃。 「これが令和の『罪と罰』だ!!!」と帯に銘打たれていますが、読んでいる時の常在的な息苦しさはまさにドストエフスキー作品を読んでいる時のそれです。 「中年になっても性欲はみじめに残る 俺は生きているだけで害悪だろうか」 と吐露する40歳中年男性がこの物語の主人公です。幼い頃は「お父さんみたいな人と結婚したい」と自分を慕ってくれた娘が思春期になると自分を汚物のように嫌悪してくるようになり、奔放に浪費する妻を尻目に辛い労働に勤しむ日々。 ぱっと見は普通の中年男性なのですが、娘のブラジャーを見て劣情を催したり、醜く毛が突き出た自分の手指を見て「俺 指も汚な…」と自己嫌悪を深めるシーンなどディティールの積み重ねによる絶望感が利いてきます。 父としても夫としても自分の存在意義に悩む主人公は、ある日15歳の訳ありパパ活少女と遭遇します。彼女もまた、とある事件とそれに起因する鬱屈した日常を送る人間でした。若い身体に価値がある内に小銭を稼いで海の見える遠い町で花屋を営み穏やかに生きて死にたい、と願う少女。二人の歪みが重なり合うことで生じる奇矯な関係性から、物語は駆動していきます。 とにかく本作はさまざまなシーンでの表現力と迫力が見どころです。全力の嫌悪感や全力の絶望感、背徳感と欲求との鬩ぎ合いが、叩き付けるような描写によって暴力的に繰り出され続けていきます。ひたすら辛いのに、ある種の疾走感すら覚えるほどです。 表紙のかわいい女の子からは想像しにくいかもしれませんが、読感としてはビーム系の作品に近いです。かわいい女の子を描けるからこそのギャップが非常に活きていると言えるでしょう。 闇の深い物語を好きな方には強く推します。萩尾望都と平本アキラがもう凄いから!ネオ寄生獣 岩明均 平本アキラ 遠藤浩輝 皆川亮二 植芝理一 熊倉隆敏 PEACH-PIT 太田モアレ 瀧波ユカリ 萩尾望都 韮沢靖 真島ヒロ 竹谷隆之桂川発起丸トリビュート作品って、今まで面白いモノに出会ったコトが一度も無かったんですが、自分が寄生獣好きってのもあるけど、ムッチャクチャ愛に溢れてて良かった。 萩尾望都先生のスピンオフとかホント天才的っす。 平本アキラ先生のは大爆笑しましたw ハートフルヒモ飼いおにロリ物語 #1巻応援凛子ちゃんとひもすがら 七瀬八兎来栄寿母子家庭でありながら母親が僅かなお金だけ置いて失踪してしまい、11歳の美少女・凛子が50万円でイケメンのヒモ・春乃を飼う物語です。「ひもすがら」と「ヒモ」が掛かったタイトルなわけですね。 「普通」に家族と暮らし、「普通」に色々な将来の夢を持って過ごすクラスメイトたちと対比して、温かいご飯を家で食べることすら経験できずに育ってきた不憫な凛子。彼女の欠けた部分を、働きはしないけれど家事全般は得意で優しい言葉もたくさん与えてくれる春乃が埋めていってくれる、奇妙な関係が成立していきます。 しかしながら、春乃の優しさも歪さが生んだものであることが段々明かされていきます。それでも凛子が現状で心を保って生き長らえるためには、それが解り切った空虚であったとしても必要なものであるという構造がエモさを醸し出します。メリハリのある心情描写がとても心地良く感じます。 そして七瀬八さんの絵がとても良く、苦痛に歪む表情も、見渡せば美しさが広がる世界も、総じて綺麗に描かれます。春乃は本当にだらしのない立派なヒモなんですが、顔が良い。ヴィジュアルも中身も、とても良いおにロリです。 母親が残した金額は僅かであり長い間春乃を養えるほどではないのが明白で、物語の期限を思わせます。ただ、1話の冒頭で凛子の幸せな未来が描かれているのが救いです。すべての黒髪ストレートロング美少女の安寧と幸福を祈ります。漫画に関わる世界は、深い!!東京ヒゴロ 松本大洋starstarstarstarstar干し芋漫画編集者の塩澤さんが、会社を辞めることから物語は始まる。 色々なものにこだわりがありそうな塩澤さん。 住んでいる部屋も、話し相手の九官鳥も、持っている漫画本も、テープで補強している眼鏡も? 自分の理想の漫画本を作るために、奔走しているところで、色々な漫画家の先生が登場する。 皆さん、個性的でそれぞれの悩みの中で漫画家という職業に真っ直ぐに向きあっているからこその各々の苦渋の決断により、辞めてしまったり、迎合して続けていたり、生活環境が変わって続けることが困難になったり・・・。 これから、物語が広がっていきそうで楽しみです。 そして、猫騒動で、青木君と林さんの関係も変わってきそう♬ 一巻読了。 永井豪が手塚治虫と過ごしたアメリカ旅(’80)を振り返るコミックエッセイ!豪TOトラベル 手塚先生とのアメリカ旅 永井豪 ダイナミックプロ名無し※ネタバレを含むクチコミです。 感情がめちゃくちゃにされる #読切応援大好きな妻だった 武田登竜門名無しまとめとかすごいバズってて読んだやつ。ただただ感情をかき乱されるすげえいい読み切り。 単話で発売されてバナー広告とかも出るようになったのでこれで作者さんにお金が入るといいな。 https://comic-action.com/episode/3269754496496695955ろくろ首なのか?妖怪伝奇Roku69Bi ロクロックビ 梅澤春人マンガトリツカレ男「異世界行っても少年マンガの主人公は1ミリもブレない!!!」をよんでそういやジャンプで連載を持たなくなってから梅澤春人のマンガをあんまり読んでいないことに気づいたので一番最初に目についた「妖怪伝奇Roku69Bi ロクロックビ」を読んだ。 内容は人間界と天上界を敵に回し暴れ回った主人公が牢屋に入れられるが仮釈放で人間界での問題を解決していく 主人公側の妖怪はなんとなく妖怪の感じはするが、悪事を働く妖怪は「SWORD BREAKER」の魔城ガッデムにいてもおかしくないデザインだった そういや「ろくろ首」は首は長いが頭と胴体が繋がっていると認識だったがこれは首より上が飛んで戦っていた。頭と胴体が離れていても「ろくろ首」なのかというのが一番気になった ビッグコミック向けに抑えたマイルドな浄土。幸せ幼稚園 浄土るる名無し※ネタバレを含むクチコミです。 小林多喜二もびっくり #1巻応援新約カニコウセン 原田重光 真じろう兎来栄寿まさか、あの『蟹工船』がこんなSFバトルマンガにされるとは小林多喜二氏も想像もしなかったことでしょう。 この『新約カニコウセン』は、日々命懸けで「蟹」との死闘を繰り広げる立場の弱い奴隷のような労働者と、彼らを支配する者を描いた作品となっています。 恐ろしい進化を遂げた「蟹」とのバトルシーンは非常に激しく、緊迫感があります。傷つけ過ぎると商品としての価値が損なわれるのでただ殺せばいいというわけではないのは、モンハンでの捕獲の難しさを髣髴とさせます。 アクションも良いのですが、この作品の一番の見どころは何と言っても原作『蟹工船』に通底するテーマ性です。原作が書かれてから100年近くが経ちましたが、労働者の苦しみは今の世でも不変。もう少し未来になれば、AIなどによる労働が普及して人間が働かなくていいようになり事情も変わっているかもしれませんが、過酷な労働を課せられて命まで絶ってしまう人は令和になっても存在します。 しかし、もし仮に人間が全く働かなくて良くなったとしても、別の面で人間は互いを相対比較してマウントを取り争いを起こし優越感に浸る体験を求めて止まないし、それによって傷つき悲しみを抱える人間は尽きないであろうなという絶望感を感じさせるエピソードが描かれます。 SFバトルアクションになりはしましたが、一見した印象とは違い深奥のテーマとしてはしっかり『蟹工船』を踏襲しており、リスペクトも感じる内容です。 時代を越えて人間の普遍性へ響く名作の力を感じずにはいられませんでした。スペインはグラナダ、世界遺産の街での新生活 #1巻応援あかねさす柘榴の都 福浪優子兎来栄寿「天狗の赤い髪」、「ノウゼンカズラの夏」の福浪優子さんの初連載・初単行本が発売されました。 舞台は、スペイン、アンダルシア地方のグラナダ。『茄子 アンダルシアの夏』でご存知の方も多いかもしれませんね。 グラナダはスペインの南端にあり、街全体が世界遺産となっている場所。作中ではアンダルシアが大好きでバルセロナから夏になる度に来る、という人物も登場します。しかし、東端にあるバルセロナからは電車で11時間ほど掛かる場所。日本だと青森から山口まで電車で行くような感覚でしょうか。 グラナダは歴史があり自然も多く美しい街で「いつか移住したい」と語る夫婦には、かつて世界遺産に月1以上で通ってそこの自然と街並みを愛しすぎて移住した身として深く共感しました。 そんな余談はさておき、本作は両親を亡くした14歳の少年が叔母の住むグラナダに移住して新生活を始めるという筋書きです。 美人でスタイルも良くてぶっきらぼうで「強い女」感がビンビンの叔母さんですが、主人公に対しては確かな優しさを感じさせてくれます。 見知らぬ土地で少しずつ色々な人たちと関係性を築いていく様子や、慣れないスペイン料理を苦労しながら作って食べる日常風景は見ていて癒されます。ガスパチョやシナモンレモンプリンはとても美味しそう!福浪優子さんの絵柄がまたテーマにピッタリとハマっています。 現代のスペインをメインの舞台にしたマンガというのはあまり多くないのでそれだけでも面白く、このアンダルシアの風を感じる作品をもっともっと読みたい! という欲求に駆られます。いつか実際に行ってみたいですね。レディースとは。少女暴走伝説 Fair きらたかしさいろくシンプルなヤンキー漫画とは異なり、レディースというものがどういうものか、どういった事が起こりどういった葛藤を抱えているのか。 実際のところはわからないけど、きっと当時のレディースブームの真理に近いところなんじゃないかと思う。 漫画としてももちろん面白いしフィクションなのだけど、コロナの影響でバイクブームがまた到来している昨今、昔のように暴走行為を行うものは多くないだろうし純粋にバイクに乗り派手な音を轟かせるような子たちが今でも少し都心から離れたら存在している。Youtubeであったり色んな要素がある中、尖る方向としてこういった道を選ぶ子たちもいるだろうけど、今と昔は大きく違うなぁとこれを読んでいて思う。(自分は当時の方に近い歳になっちゃいましたが…) 続きが読みたくなる見える子ちゃん 泉朝樹ヒロまずアニメを見て、その先のストーカーが気になりマンガも読んでみた。主人公は「ヤバいもの」が見えるのだがどうしていいのか分からず無視をし続けます。 「何もしない。あなたにできる唯一のことです。そしてあなたにしかできない。」というセリフが印象的でした。クズと切り捨てられない #1巻応援クズ浪人生、人生が辛いので夜のお姉さんを呼んでみた こすずめあうしぃ@カワイイマンガそう、こちら野愛さんのクチコミ読んで第一話に触れてから、1巻待ち望んでたんですよ。ご紹介ありがとうございました! https://manba.co.jp/topics/32200 野愛さんのクチコミの通り、主人公はカワイイけれどとてつもなく駄目でクズな浪人生。思考回路が下衆で、不真面目で、人の言うことをちゃんと聞かず……。 そんな主人公は癒されたくて女性向けデリヘルのお姉さんを呼ぶんですが、その時にお姉さんのある秘密を知ってしまう……もう嫌な予感しかしませんね笑。 しかしここで大事なのは、主人公は何もできなかった、という事。 そこから分かるのは彼女の良心ではなく、彼女のお馬鹿さだったり、狡さだったり、お姉さんを独り占めしたい気持ちだったり……綺麗ではないけれども、複雑で強い心の動きがある。 さらにはお姉さんの隠している二面性も見えてきたり……カワイイ二人の癒し癒され空間を楽しみながら、なかなかどうして読み応えのあるストーリーなのです!『種族の垣根を超えた学園コメディ』(ニコニコ漫画トップ画像より)トカゲ爆発しろ okamuraサミアド多くの種族が共存する世界で学校に通うリザードマン「里佐土リド」が不可抗力で色んな女の子の胸を触ったりする漫画です(超訳)。 お色気要素は多いのですが作風のためかカラッとしていて健全な(?)サービスシーンという感じです。 リザド君はバカで貧乏で粗野でバカですが、強く優しく 頼り甲斐があって素直で 意外と責任感があってバカなので、トカゲですが皆に人気があります。結構モテます。存在がボケですが、時にはツッコミもこなします。 ヒロインレースは1巻表紙の眼鏡エルフで決まりですが、他のキャラも個性的で面白いです。少数ですが男キャラも出ます。 「トカゲが毎回災難と役得に見舞われる」コンセプトですが、そもそもリザドは性格的にもトカゲ的にもラッキースケベが役得にならないんですよね。読者目線では羨ましいかもですが… 体が金になってクラスメイト女子の換金用アイテムになったりと、災難は普通に降りかかります。 「スピーシーズドメイン」などと比べると恋愛ドラマは極少で、ヒロインの好意や嫉妬がギャグのネタとして使われる程度です。 「恋愛要素は絶対許せん!」という人でなければギャグコメディとして楽しめます。 キャラは可愛いので萌え需要もあると思います。 画像は立ち退き拒否して勝手に図書館の蔵書を護る炎の守護者と、図書委員のダークエルフです。 紺野さんの手の上で遊ばせていただきます紺野さんと遊ぼう 安田弘之野愛何がおこるわけでもなく、ただそこに紺野さんがいるだけ。 微妙に変化する表情、意外と大胆な行動、大人しそうな女の子に見えるのに妙に艶めかしい。 シュールでバカバカしくてニヤニヤしながら読んでるのに、紺野さんの色気にやられてドキドキしちゃう。 耳のアップ、やかんと佇む姿、いろんなものの匂いを嗅ぐ姿、白い肌に浮かぶ静脈。 どれもこれも生々しい。とんでもなくエロい。 紺野さんと遊ぼうというより遊ばせていただいてるみたいな気持ちになりました。スキピオを殺すために時をやり直す話異世界紀元前202年 甲賀長生名無し※ネタバレを含むクチコミです。<<276277278279280>>
※ネタバレを含むクチコミです。