あらすじ梅の谷の自然を背景に「紅天女」を演じる月影に、マヤを始め、観る者は息をするのも忘れてしまう。ひとつにになりたくて狂おしいほど相手の魂を乞う阿古夜と一真。年齢も姿も身分さえ関係なく惹かれ合う本当の恋。阿古夜という娘と一真の激しく恋する姿をマヤと亜弓、そして相手役の桜小路たちは演じることができるのか…!!
お芝居を扱った作品をあまり読んだことがないということもありますが、 マヤの狂気じみた天才的な芝員の凄さが伝わってきて、 漫画で芝居の凄さをここまで表現できるのは凄いと、子供ながらに感動したのを今でも覚えています。 話の大まかな枠としては、 好敵手と競い合いながら、何者でもなかった主人公が才能を認められてのし上がっていくシンデレラストーリーに加え、 恋愛要素もあるという王道チックな感じですが、 何よりここまでバチバチな演劇漫画は未だに読んだことがないので、 今も昔も唯一無二な作品なのではないかと思います。 漫画を全く読まない祖母が唯一読んでいる漫画でもありますので、 何とか祖母が存命のうちに紅天女の主演を決定して完結してほしいと心から願っております。。。