あらすじ総生島(そうせいじま)鬼伝説、ナゾに満ちた事件。名探偵の予言は……!?「鬼が人間に復讐(ふくしゅう)する」――。総生島にやってきた映画の撮影スタッフたちは、船が突然爆発したことから、孤島の霧越館(きりごえかん)に閉じこめられてしまいました。やがて女優が消されていき、山までもが消滅して……。“島のいいつたえ”と事件との関係を、わがままで変人で魅力的☆な名探偵、夢水清志郎(ゆめみず・きよしろう)が推理しますっ!!
はやみねかおる先生の「夢水清志郎シリーズ」のコミカライズであるこの作品ですが、 原作の夢水清志郎よりも全体的に明るめのテイストになっています。 えぬえけい先生のポップながら丁寧な絵柄が一役買っていることもあり、 高身長で黒ずくめ、いかにも怪しい細身の男の小説イメージから どこか憎めない、生活力はないけどなんだかすごい!と感じる男に。 原作を読了した方もそうでない方も、ぜひ一度読んでほしいです。