あらすじ

マジックの舞台は、現実世界(リアル)……。天才奇術師による密室トリック、ついに解明!!幻夢王(げんむおう)のマジックで、夢水(ゆめみず)たちの前から消えてしまった夫人……。さらに、「第2のトリックは脱出マジック」という予告がやってくる。華麗なトリックの裏に隠された闇がうかびあがるとき、夢水と幻夢王、宿命の邂逅が――!?
名探偵夢水清志郎事件ノート(1) そして五人がいなくなる

この男、自称“名探偵”、夢水清志郎(ゆめみず・きよしろう)!!亜衣(あい)の家のとなりに引っ越してきた男は、わがままでだらしなくて、すっごく変わり者!その名も、名探偵(!?)夢水清志郎――。遊園地で起きた「人間消失事件」のナゾを解くべく、天才魔術師(マジシャン)“伯爵”との頭脳勝負にいどみます!!

名探偵夢水清志郎事件ノート(2) 魔女の隠れ里

“名探偵”夢水清志郎(ゆめみず・きよしろう)、魔女と対決!!亜衣(あい)たち“そっくり三つ子”の家のとなりに住むオトコ、夢水清志郎。ズボラでいじきたなくて、かなりの変人だけど、ホントは名探偵なんです!「11体の人形」「死体かくしゲーム」「宙を歩く人影」……。“魔女がいる”という里で起きた事件に、名探偵の眼が光りますっ!!

名探偵夢水清志郎事件ノート(3) 亡霊(ゴースト)は夜歩く

「わたしは亡霊(ゴースト)。学園祭に地獄を!!」学園につたわる伝説、不可思議な事件。名探偵の眼が鋭く光る!!――事件は亜衣(あい)たち“そっくり三つ子”の学校で起こった!学園につたわる4つの伝説とともによみがえった「亡霊」のナゾ、学園祭を前につぎつぎと起こる不可思議な現象……。亡霊の正体と伝説のナゾに、「わがままで、だらしなくって、すっごく変わり者」な名探偵、夢水清志郎(ゆめみず・きよしろう)が迫りますっ!!

名探偵夢水清志郎事件ノート(4) 消える総生島

総生島(そうせいじま)鬼伝説、ナゾに満ちた事件。名探偵の予言は……!?「鬼が人間に復讐(ふくしゅう)する」――。総生島にやってきた映画の撮影スタッフたちは、船が突然爆発したことから、孤島の霧越館(きりごえかん)に閉じこめられてしまいました。やがて女優が消されていき、山までもが消滅して……。“島のいいつたえ”と事件との関係を、わがままで変人で魅力的☆な名探偵、夢水清志郎(ゆめみず・きよしろう)が推理しますっ!!

名探偵夢水清志郎事件ノート(5) 踊る夜光怪人

ナゾの暗号と黄金伝説、夜光怪人の恐怖……。すっごく変わり者な“名探偵”が、誠心誠意で大勝負!!虹北(こうほく)地方につたわる、黄金の仏像の伝説。仏像のありかが記されたナゾの暗号と、“コウダヨシサル”の伝承。そして、同じ頃に現れた、首がとれる“夜光怪人”――。伝説と怪奇現象のカギをにぎっている、(自称)名探偵の夢水清志郎(ゆめみず・きよしろう)が、推理のメスを振りかざしますっ!!

名探偵夢水清志郎事件ノート(6) ギヤマン壺の謎 【大江戸編】

幕末の名探偵・夢水清志郎左右衛門(ゆめみず・きよしろうざえもん)、江戸に現る☆時は幕末――。長崎出島の密室から、ギヤマン壺が盗まれた!!「化け物のしわざ」と推測されているのだが、さてさてホントの真相は!?一方、宿場ではお地蔵さんが峠をのぼり、江戸の空には黒い大入道(おおにゅうどう)が出現!?江戸時代の怪現象は、み~んなまとめて名探偵・夢水清志郎左右衛門におまかせあれっ!!

名探偵夢水清志郎事件ノート(7) 機巧館のかぞえ唄

機巧館(からくりやかた)でひらかれたパーティーのさなか、少女まんが家が「消失」!奇妙なかぞえ唄をなぞるように殺人が起こり、“教授”こと夢水清志郎(ゆめみず・きよしろう)と亜衣たち“そっくり三つ子”たちにも、危機がせまる!!赤い夢と現実の世界が重なりあう、機巧(からくり)じかけのミステリー。「わがままで、だらしなくって、すっごく変人」な名探偵、夢水清志郎の推理がさえるっ!!

名探偵夢水清志郎事件ノート(8) 徳利長屋の怪 【大江戸編】

大人気の大江戸編、第2弾!!幕末の名探偵・夢水清志郎左右衛門(ゆめみず・きよしろうざえもん)が、みんなの幸せのために「江戸城を消す」……!?世は幕末、幕府軍と新政府軍が対立していた時代。徳利(とっくり)長屋に届いた、坂本竜馬(りょうま)からの手紙が、名探偵を動かした。戦から江戸の町と人々を守るため、なんと江戸城を消すというのだが……ねえ名探偵、どうやって、なんのために――!?

名探偵夢水清志郎事件ノート(9) ハワイ幽霊城の謎 <前編>

ふたりの夢水(ゆめみず)、名探偵勝負!130年の時を超え、ふたりの名探偵がハワイで大活躍!あいついでクリスマスに家族が失踪する、ハワイの大富豪・アロハ山田家。その謎をといてほしいと、なぜか夢水のもとに依頼が!「ユメミズ伝説」が伝わる楽園におりたった教授は、みんなを幸せにできるのか!?第33回講談社漫画賞[児童部門]受賞作品☆

名探偵夢水清志郎事件ノート(10) ハワイ幽霊城の謎 <後編>

呪われし楽園の謎、ついに解明!連続失踪事件の真相にせまる夢水(ゆめみず)。アロハ山田(やまだ)家に笑顔をとりもどせるのか!?驚天動地の謎解きが新たな「ユメミズ伝説」を生む――!45年前、7年前、そしていま。次々消えていくアロハ山田家の人々。クリスマスにハワイの大富豪をおそった不幸。みんなをさらった「幽霊」の正体とは……!?「ユメミズ伝説」が残る楽園で、ついに謎が明かされる!!

名探偵夢水清志郎事件ノート(11) 人形は笑わない

G県の小さな村・鞠音(まりね)村の伝説を取材することになった教授。夜ふけに「歩く人形」が目撃されるこの村では、明治の天才人形師・栗須寧人(くりす・ねいと)が作った「人形の塔」から会社社長が転落死し、寧人の孫・豪人(ごうと)が人形に斬られるようにして死んでいた。いっぽう文芸部では、部費獲得のためレーチが映画製作を提案。一同、教授の取材に同行して、鞠音村で本格ミステリ映画がクランクイン!夜の撮影で、ついに「歩く人形」に遭遇して――!?

名探偵夢水清志郎事件ノート(12) 『ミステリーの館』へ、ようこそ <前編>

天才マジシャンvs.名探偵!密室トリックの謎を解け!!引退したマジシャン・グレート天野(あまの)が建てた「ミステリーの館」に招待された夢水(ゆめみず)と亜衣(あい)たちは、天野の依頼で「幻夢王(げんむおう)」を名乗る人物から送られてきた脅迫状の謎を解くことになる。しかしそれは、奇想天外な「消失マジック」を使った復讐劇の幕開けで――!?

名探偵夢水清志郎事件ノート(13) 『ミステリーの館』へ、ようこそ <後編>

マジックの舞台は、現実世界(リアル)……。天才奇術師による密室トリック、ついに解明!!幻夢王(げんむおう)のマジックで、夢水(ゆめみず)たちの前から消えてしまった夫人……。さらに、「第2のトリックは脱出マジック」という予告がやってくる。華麗なトリックの裏に隠された闇がうかびあがるとき、夢水と幻夢王、宿命の邂逅が――!?