あらすじ機巧館(からくりやかた)でひらかれたパーティーのさなか、少女まんが家が「消失」!奇妙なかぞえ唄をなぞるように殺人が起こり、“教授”こと夢水清志郎(ゆめみず・きよしろう)と亜衣たち“そっくり三つ子”たちにも、危機がせまる!!赤い夢と現実の世界が重なりあう、機巧(からくり)じかけのミステリー。「わがままで、だらしなくって、すっごく変人」な名探偵、夢水清志郎の推理がさえるっ!!
はやみねかおる先生の「夢水清志郎シリーズ」のコミカライズであるこの作品ですが、 原作の夢水清志郎よりも全体的に明るめのテイストになっています。 えぬえけい先生のポップながら丁寧な絵柄が一役買っていることもあり、 高身長で黒ずくめ、いかにも怪しい細身の男の小説イメージから どこか憎めない、生活力はないけどなんだかすごい!と感じる男に。 原作を読了した方もそうでない方も、ぜひ一度読んでほしいです。