あらすじ駒が浦中の驚異の4番打者、重戦車を、魔球・対戦車ミサイルボールで三振に仕留めた帆足だが、次の打席で完璧なホームランを打たれてしまう。試合は4回を終わり6対5の接戦。そして駒が浦は温存していたエースの黒梶木を1回戦から投入してきた。試合は6対5で駒が浦がリードしたまま、6回裏へ。瀬戸島中の逆転はなるのか!?
8人しかいない島の野球チームに、ピッチャーの主人公が転校生として加わるという野球物語。 大変面白かったです。理屈抜きに楽しく、読んでいて主人公の大活躍がとにかく痛快でした。昨今の作品に見られる妙に屈折した設定が無く、少年野球漫画として王道の健全な楽しさに満ちており、読んでいると野球をやりたくなるような大きな魅力を感じます。 また同時に、瀬戸内地方独特の大らかな風土の魅力も伝わって来るのが嬉しいですね。 とだ勝之先生の絵のタッチは子供のころに読んでいた漫画のタッチと似ていて懐かしさを覚えます。