あらすじ12歳から15歳までの選手による硬式野球ジュニアリーグ。各都道府県大会で優勝したチームは地区大会を戦い、勝ち残った8チームで全国大会を戦う。そして、その後ジュニアリーグ世界大会へと進んでいく…。その第一歩、広島大会の決勝戦、元気ッズと黒対峙ウォーリアーズの試合が始まった!巨漢投手・火沖と天才打者・須賀原のウォーリアーズに、元気ッズは勝つことができるのか!?そして、転校することになってしまった帆足は!?白熱の展開に手に汗握る最終巻!!
8人しかいない島の野球チームに、ピッチャーの主人公が転校生として加わるという野球物語。 大変面白かったです。理屈抜きに楽しく、読んでいて主人公の大活躍がとにかく痛快でした。昨今の作品に見られる妙に屈折した設定が無く、少年野球漫画として王道の健全な楽しさに満ちており、読んでいると野球をやりたくなるような大きな魅力を感じます。 また同時に、瀬戸内地方独特の大らかな風土の魅力も伝わって来るのが嬉しいですね。 とだ勝之先生の絵のタッチは子供のころに読んでいた漫画のタッチと似ていて懐かしさを覚えます。