あらすじ祭りで知り合ったデイブとウェスは、海外からの帰国子女が大勢いるセサミ中学の生徒。そのセサミ中学がベスト8の相手で、デイブとウェスが部員と知り驚くあきらたち。そして4番のデニムは、日本人にはないパワーを誇り、デイブ、ウェス、デニスの3人の力で4試合通算41点という、とてつもないチーム。デニスのパワー、10割バッターのウェス、抜群のコントロールのデイブに3回表を終えて、4対0という瀬戸島中。瀬戸島中の快進撃は、ここで終わってしまうのか!?
8人しかいない島の野球チームに、ピッチャーの主人公が転校生として加わるという野球物語。 大変面白かったです。理屈抜きに楽しく、読んでいて主人公の大活躍がとにかく痛快でした。昨今の作品に見られる妙に屈折した設定が無く、少年野球漫画として王道の健全な楽しさに満ちており、読んでいると野球をやりたくなるような大きな魅力を感じます。 また同時に、瀬戸内地方独特の大らかな風土の魅力も伝わって来るのが嬉しいですね。 とだ勝之先生の絵のタッチは子供のころに読んでいた漫画のタッチと似ていて懐かしさを覚えます。