掲載誌情報ビッグコミックオリジナル小学館2025/01/04黄昏流星群/ミワさんなりすます/深夜食堂/釣りバカ日誌/昭和天皇物語/風の大地/セシルの女王/本の虫 ミミズクくん/まるさんかくしかく/テツぼん/三丁目の夕日 夕焼けの詩/バックホームブルース/サテンdeサザン/没有漫画 没有人生/父を焼く/神様のカルテ/卑弥呼 -真説・邪馬台国伝-/出かけ親/看護助手のナナちゃん/境怪線の忌子さん/世界の終わりの洋裁店/んば!/父を怒らせたい/れむ a stray cat/人のために働く/アンチリーガル ROCK AND LAW/フレデリック/特別のEGOIST/マザー クライシス/さよならごはん/ひげとパンダ/ほらあなレコード/シリーズ「諸島物語」/わたしの証拠/
作品情報著者中原とほるarrow_forward_iosカテゴリ青年マンガarrow_forward_ios出版社小学館arrow_forward_iosレーベルビッグコミックオリジナルarrow_forward_ios掲載誌ビッグコミックオリジナルarrow_forward_ios
何を隠そう私も自分の描いた漫画を第11回青年漫画賞に応募していたのです。とはいえ私は記念受験のようなものなので箸にも棒にもかからないのですが…それでも言わせて下さい、私のライバルって中原とほるだったのかよ!!と。いや〜でもこれは完敗です。だって全編を通して「漫画を描くのが楽しい」って感じだったじゃないですか。働きながら漫画を描くのは大変です。やりたいことがあるのは幸せだけど、休みの日なんかに一人で引きこもってコツコツ描いてると「誰にも求められてないものをこんなに一生懸命やって何になる?」と虚しくなります。それよりも情けないのは描きたいから描くのではなく「漫画家になりたいから描いている」という気持ちのブレが起きてしまうことです。それでは本末転倒なのです。だからこそ作中で叔父さんが言っていた『表現を続けなさい』というセリフに胸を打たれて勇気づけられました。それは連載デビューを経験された後も医師として働きながら投稿を続けられたご自身に対しての言葉なのかもしれませんが、私もこんな風に漫画と向き合いたいと思わされる姿でした。いつか私の漫画を中原さんに読んでもらいたい。漫画で話したいです!