あらすじ

大手事務所のアイドルグループ、PRIVEEとの対決に敗れたBEATMENは、社長が師と仰ぐ伝説のプロモーターの下に身を寄せる。そこで課せられたのはなんと子供向けの戦隊ショー。しかしそこで凛は自らの大きな欠点を乗り越えることになる。新しい戦隊ヒーローのパイロット版の撮影に入るBEATMENのメンバー。監督との真剣勝負の果てに、なにかをつかみかけた凛。だが彼はそこでショービジネスの冷徹な現実を目の当たりにするが……。興奮のショービジネスストーリー!
DRAGON VOICE(1)

どこにでもいるちょっと不良な15歳、天海凛。ストリートでダンスを踊れば道行く人皆立ち止まるほど。でもそのしゃがれ声がコンプレックス。そんな凛がアイドルグループ「BEATMEN」と出会う。「悪魔のごとく個性的で、天使のごとく美しい幻のボーカル、それがドラゴンボイスだ。」コンプレックスだった声を武器に、ショ-ビジネスの世界へと迷い込んでゆく凛。イベント会場の事故で彼が取った驚くべき行動とは?

DRAGON VOICE(2)

アイドルグループ、BEATMENのメンバーになった凛。だが所属するのは零細事務所。大手芸能事務所所属のアイドルPRIVEEから妨害を受け、怒った凛は活動停止を賭けて対決するはめに。だがこの対決は脚光を浴び、BEATMENはさらに注目を集めてゆく。前代未聞の入場者数対決渋谷決戦。かたやPRIVEEはNHKホールに3,600人を動員。これを上回らなければ活動停止に追い込まれるBEATMEN。ここで彼らが取った驚くべき戦術とは?

DRAGON VOICE(3)

大手事務所のアイドルグループ、PRIVEEとの対決に敗れたBEATMENは、社長が師と仰ぐ伝説のプロモーターの下に身を寄せる。そこで課せられたのはなんと子供向けの戦隊ショー。しかしそこで凛は自らの大きな欠点を乗り越えることになる。新しい戦隊ヒーローのパイロット版の撮影に入るBEATMENのメンバー。監督との真剣勝負の果てに、なにかをつかみかけた凛。だが彼はそこでショービジネスの冷徹な現実を目の当たりにするが……。興奮のショービジネスストーリー!

DRAGON VOICE(4)

戦隊ヒーロードラマ、「ボイスレンジャー」をwebで流し始めた凛(りん)達。インターネットドラマという試みははやがてマスコミも取り上げ、町中の話題をさらうほどに盛り上がりを見せる。徐々に手応えをつかみはじめたBEATMEN(ビートメン)だったが、「ボイスレンジャー」撮影最終日、あとはラストシーンの撮影を残すのみというところで肝心の凛の声がでなくなってしまう。手に汗握るショービジネスストーリー!

DRAGON VOICE(5)

事務所も取り戻し、一息ついたBEATMEN(ビートメン)たち。そんな彼らに下された驚きのミッションとは、「学校へ行け」!!!!マネージャーの一言で、学校生活へとたたき込まれた凛(りん)達。入学早々ガラスを割った罰としてプール掃除をする羽目に陥る。しかしニューヨークの最新パフォーマンスさながらに、歌い踊りながらプールをピカピカに磨き上げ、学校中を唖然とさせたり。BEATMENの面々が次々襲いかかる難題に泣いて、笑う「高校生篇」!!

DRAGON VOICE(6)

BEATMEN(ビートメン)のセカンドシングルがいよいよ発売に。だが発売日当日、レコード店にはライバルのPRIVEE(プリヴェ)の新譜が山積みで、BEATMENのシングルはどこにも見あたらなかった。大手事務所S-FIELD(エスフィールド)が一週間にわたり、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌とあらゆるメディアを独占してBEATMEN潰しのキャンペーンを張っているのだ。絶体絶命!!凛(りん)達の運命は!?

DRAGON VOICE(7)

会場のボルテージは最高潮!なんとお台場の歌番組公開収録で、視聴者と会場の観客の投票により甲子園のテーマ曲が選ばれることに!BEATMEN(ビートメン)と対戦するのは大手事務所所属、因縁のライバルグループPRIVEE(プリヴェ)と天才少女ボーカリスト、セレン。勝敗を決めるのは前代未聞の3組同時ライブ合戦。20分間のライブの果てに、栄冠を手にしたものは……!?

DRAGON VOICE(8)

大逆転の末、ライブ合戦を制したBEATMEN(ビートメン)。そして、その課程で驚異のファルセット、「エンジェルフォーム」を完成させた凛(りん)。束の間の休息もそこそこに、夏の甲子園が幕を開けた。そこで大会行進曲を歌うBEATMENが見せた空前のパフォーマンスに、会場の観客も、出場選手も熱狂の渦に巻き込まれてゆく!!

DRAGON VOICE(9)

インディーズで話題の男声ボーカルデュオ、NO-BODYスナフキン(ななしのスナフキン)は、口コミだけでCDを数万枚も売り上げる驚異の新人だ。新曲の制作をしようと接触をはかるBEATMEN(ビートメン)の面々だったが、ひと癖ある彼らに手を焼く凛(りん)達を尻目にS-FIELD(エスフィールド)がNO-BODYスナフキンにその手を伸ばしてきた。さらに、S-FIELDは恐るべき罠を仕掛けていた。

DRAGON VOICE(10)

BEATMEN(ビートメン)vs.NOBODYスナフキン(ナナシノスナフキン)。自動車レースGT選手権と同時開催のライブで観客投票で勝敗を決することに。双方のスポンサーである自動車メーカーをも巻き込んだ大きなうねりが凛(りん)達を巻き込んでゆく。そんな中、凛の母、天海沙羅(あまみさら)が凛の前に姿を現す。死んだはずの母、その正体は!?そしていよいよライブがはじまる。凛は新たにマスターした「ボイパ」で観客を魅了するが……。勝負の行方は!?

DRAGON VOICE(11)

大活躍の一年も大詰め。ライバルを抑えて新人賞を獲得、メンバーそれぞれの活躍も目立ってきたBEATMEN(ビートメン)。そこにS-FIELD(エスフィールド)から驚くべき世界ツアーの提案が。メンバーは「神の声」シャール=レム=ガブリエル、OCEANVOICE(オーシャンボイス)セレン、そして、なんと最後のメンバーは凛(りん)。凛とBEATMENのメンバーの関係は!?そして、気持ちを通じ合った凛とサラの未来は!?ショービジネスストーリー、感動の最終巻!!