あらすじ

「なめんなよ!俺の胃袋は琵琶湖並みだぜ!」彦根一の玄人(バイニン)・一トン爆弾のリキが、哲也(てつや)をオヒキにスカウトした!食えば食うほどツキが上がるリキと哲也のコンビが選んだ通しは“食いものローズ”。この珍勝負いったいどうなる!?「こいつと打つと必ず場が荒れる……」あらゆる常識や理論がまったく通用しない麻雀で、大阪の雀荘を荒らし回る仮面雀士(じゃんし)・暴風雨の目羅(めら)。目羅の“無秩序”な世界と、仮面に隠された目羅の正体に哲也が挑む!
哲也 -雀聖と呼ばれた男- 1巻
勝負の世界でしか生きられない人々がいる。人は彼らをギャンブラーと呼ぶ……。「雀聖(じゃんせい)」蘇る!!伝説の勝負師、無頼作家・阿佐田哲也(あさだ・てつや)の青春!昭和20年――終戦。16歳の哲也は生きる希望を見失うが、博奕場の真剣勝負を体験することで気力を取り戻す。もっと強くなりたい!もっと勝負がしたい!そんな哲也は運命の糸に導かれて、進駐軍の米兵が支配する横須賀の裏通りに向かった。命をやり取りする闇麻雀の世界で、駆け出しの“坊や哲”は生き残れるのか……。
哲也 -雀聖と呼ばれた男- 2巻
今の俺なら……誰にも負けねえ!横須賀を去り、哲也(てつや)が新たな勝負の舞台と定めたのは新宿。順調に勝ち進んでいたかに見えた哲也の前に、一人の男が現れた。「おめえのは所詮(しょせん)昼間の麻雀だ。“遊び”なんだよ」。玄人(げいにん)の“力”が哲也を打ち砕く――。強くなりたい!!師匠・房州(ぼうしゅう)から様々な技を吸収する哲也は、真のギャンブラーとして目覚めはじめた。
哲也 -雀聖と呼ばれた男- 3巻
新宿で、師匠である房州(ぼうしゅう)とコンビ打ちをはじめた哲也は、負けしらずの快進撃を続けていた。怖いものなどなにもないと思っていた哲也だが、ある日、房州がサイ振りをしくじってしまう。「俺の頂点(ピーク)はおわった」。突然ツキを失った房州を気遣いつつ、その勝負で天性の強運を発揮した哲也。「もう教えることはなにもない」。そう告げて房州は新宿を去っていった。また一人になった哲也はいつしかこう呼ばれるようになる――“坊や哲”と。
哲也 -雀聖と呼ばれた男-(4)
新宿にその人ありとうたわれる凄腕の玄人(バイニン)、その名も“坊や哲”!!そんな哲也(てつや)の前に、新たなる敵が忍び寄る……。「俺には牌(はい)が透けて見えるんだよ……」死神のような姿となり、新宿最強となった哲也の前に現れた旧友・印南(いんなみ)。その百発百中のガン牌が、哲也を窮地に陥れる!!
哲也 -雀聖と呼ばれた男-(5)
声と引替えに天から強運を授かった女雀士“不死身のリサ”と、坊や哲のコンビは、連戦連勝の快進撃だった。だが、とある男を見かけた途端、突然リサの力が消えた!「玄人(バイニン)ってのは、落ち目の奴の逆を行くんだ……!!」リサの勘を信じず、自力で勝ちを呼びよせた哲也は、リサとのコンビを解消する。東京の賭場(とば)で出入り禁止をくらうようになった哲也とダンチは、千葉まで遠征することに。その賭場で哲也は、思わぬ男と再会した!!
哲也 -雀聖と呼ばれた男-(6)
かつての師・房州(ぼうしゅう)の葬式の最中、過去の勝負の清算をしろと乗り込んできた男。彼は“ドラ爆の鷹”と名乗った。房州の名誉のため、ドラ爆との勝負に応じる哲也(てつや)。「博奕ってのはな。運を比べて生死を決める場なんだ!!」房州の麻雀を貧乏くさいと言い放つドラ爆に闘志を燃やす哲也。しかし、和了(アガ)る度にドラが乗る“ドラ爆”の強運に、哲也とダンチはピンチに!ドラ爆の正体とは!?
哲也 -雀聖と呼ばれた男-(7)
「今日限り俺達コンビは解散だ!」両親を破滅させた玄人(バイニン)への復讐の念に駆られるダンチは、暴走した挙げ句、哲也(てつや)と袂(たもと)を分かってしまう!荒(すさ)みきり、汚い麻雀を打ち続けるダンチ。二人はこのまま終わってしまうのか!?玄人としての自覚が、ダンチを大きく成長させる!そして二人は新たな敵を求めて大阪へ。まるで磁石のように牌(ハイ)を吸い寄せ、和了(アガ)りへの最短の道を突き進む、“ブー麻雀の達人”ブー大九郎。その底知れぬ力の前に、哲也完敗か!?
哲也 -雀聖と呼ばれた男-(8)
大阪のブー麻雀に一矢報いた哲也(てつや)の前に、かつて横須賀の米兵相手にチームを組んでいた近藤が立ちはだかる。勝負運の無さを逆手に取った近藤は、闇タバコの仲介で一財産築き、その勢いを駆ったまま社会党の議員にのし上がった。國士無双(こくしむそう)がブンブン出る近藤の麻雀に秘密はあるのか!運を味方にする者と運をワザと手放す者――卓上で2つの型(フォーム)が火花を散らす!!
哲也 -雀聖と呼ばれた男-(9)
「おまえこそ運命の女神だ!」哲也(てつや)のオヒキ・ダンチが賭場(とば)で知りあった男爵の娘・カン子は、ツキを呼ぶ女神だった!ツキまくるダンチは、次第に大勝負ばかりを狙うようになり、“半ツキ”状態と呼ばれる状態へと突入してしまった。大味な博奕(ばくち)にハマり、次第にツキから遠のくダンチ。そしてカン子の本当の狙い――。二人の恋、そして未来を賭けた勝負の行方は――!?
哲也 -雀聖と呼ばれた男-(10)
女のために借金を背負ったダンチ。冷酷非情をモットーにする金貸しの信(しん)は、相棒の哲也(てつや)にひとつの条件を突きつけた。信が融資したビルに巣くう悪質な玄人(バイニン)をやっつけて追い払う。それが借金をチャラにする条件だった。哲也は雀ボーイのトリックを見破って倒したが、さらに上の階には謎の通しを使うサトリのコンビ打ちが待っていた!“あなた達には勝てないわ……この人達、人の心が読めるんだから……”。
哲也 -雀聖と呼ばれた男-(11)
人呼んで玄人(バイニン)殺しの銭亀(ぜにがめ)――。新宿界隈の麻雀打ちを喰いものにする悪徳刑事。この男と一緒に卓を囲んだら最後、無理にでも振り込まなければ、雀荘にいた者全員が警察にしょっ引かれてしまう。しかも、逆らえば刑務所行きが待っている。たった一人、哲也(てつや)はプロの意地を通そうとするが、それを見てついに仲間の玄人たちが立ち上がった!!
哲也 -雀聖と呼ばれた男-(12)
悪徳刑事・銭亀(ぜにがめ)との争いで新宿を離れた哲也(てつや)は北陸にやってきた。金沢で幼なじみの小夜子(さよこ)と再会するが、彼女は北陸最強の玄人(バイニン)と呼ばれるヤミテンの鎌田(かまた)に寄り添っていた。「てっちゃんは勝てないよ」幼なじみの小夜子が告げる非情な敗戦予告。宣告通り鎌田に敗北してしまう哲也だが、小夜子が鎌田にだまされていることを知り、鎌田との再戦を決意する!
哲也 -雀聖と呼ばれた男-(13)
金沢でヤミテンの鎌田(かまた)を倒したのも束の間、魚津では玄人(バイニン)を破滅に追いやる麻雀寺に迷い込んでしまう!!「おぬしの魂を救う唯一の方法は、御仏の前で打ち、そして負けることじゃ」レートは上げ放題、治外法権の山寺での大勝負!坊主たちの仕掛ける三人同時リーチに沈むか、それとも逆転のツバメ返しが炸裂するか!?哲也(てつや)の果てしなく続く麻雀行脚!!
哲也 -雀聖と呼ばれた男-(14)
佐渡島行きの船の上で、哲也(てつや)はとある女と知り合う。彼女は借金のカタに女郎として売られようとしていた。麻雀に勝ったら借金を帳消しにするという条件を飲み、彼女の代打ちとして密輸団の頭目・小龍(しょうりゅう)との麻雀勝負を引き受ける哲也。全局緑一色(リュウイーソー)を狙う小龍との白熱の戦い!哲也と小龍、天と地の強運に魅入られた二人の勝負師が、大荒れの日本海上で激突する!!
哲也 -雀聖と呼ばれた男-(15)
密輸船の海上麻雀に決着をつけた哲也(てつや)は、ほとんど無一文のまま弘前(ひろさき)の町に流れ着く。そこで出会ったのは、流行(はや)らぬ雀荘を一人で守る姉と、玄人(バイニン)気取りで借金を増やす疫病神の弟だった。店の権利をめぐって姉と弟が論争、麻雀で勝負をつけることになったが、姉はまったくの素人だった。負けられない姉に哲也が授けた秘策とは――!?
哲也 -雀聖と呼ばれた男-(16)
弘前(ひろさき)の雀荘の危機を救った哲也(てつや)は、青函連絡船で函館へ向かっていた。「達者で打ち続けてるか?印南(いんなみ)……」旅打ちの終着点、たどり着いた北の大地で哲也が耳にしたのは、哲也が本物の博奕打ちと認めた旧友、印南の壮絶なる最期!!その闘牌の記憶とは――!?
哲也 -雀聖と呼ばれた男-(17)
長い旅路の終着点――函館で、かつての旧友・印南(いんなみ)の壮絶な最期を知った哲也(てつや)は、玄人(バイニン)としての決意を胸に新宿に戻る。ダンチやドテ子、懐かしい面々と再会を喜んだのもつかの間、なじみの賭場(とば)からは玄人が消え失せていた!裏で糸を引いているのは誰なのか?黒幕を捜す哲也の前に、新宿を手中にしようと企む男、上野(ノガミ)のドサ健が現れた!!
哲也 -雀聖と呼ばれた男-(18)
哲也(てつや)の最大のライバル・ドサ健が送り込んだ玄人(バイニン)上野(ノガミ)四天王――!!一人目の玄人は、哲也のオヒキ、ダンチを精神的に壊した口蛇皮線使いの“奄美のハブ”!!彼の話術に翻弄されるも、裏をかき、みごと勝利した哲也たち。しかし次なる刺客(しかく)、最強コンビの美人双子・タミイとミミイに思わぬ大苦戦を強いられる!
哲也 -雀聖と呼ばれた男-(19)
容赦無いドサ健の魔手は、新宿の玄人(バイニン)であるユウさんをも哲也(てつや)の敵に仕立ててきた!!「裏切ったのかよ……新宿を売りやがったのかよ、ユウさん!!」連戦でツキを使い果たした哲也に、上野(ノガミ)側の代打ちとなった新宿の一匹狼・ユウジが牙を剥(む)く!新宿を愛する者同士が打ち合う、非情なる対局の行方は!?
哲也 -雀聖と呼ばれた男-(20)
「まずい……この勝負、負けるかもしれねえ……」ついに上野(ノガミ)四天王最後の一人、神保(じんぼ)が哲也(てつや)の前に現れた。11年前に師匠・房州(ぼうしゅう)と壮絶な死闘を繰り広げた玄人(バイニン)だ。一瞬にして牌(ハイ)の位置を記憶してしまう、「神の眼」を持つ神保に、哲也は戦慄する!
哲也 -雀聖と呼ばれた男-(21)
「まずい……この勝負、負けるかもしれねえ……」敵地・上野(ノガミ)に乗り込んだ哲也(てつや)の前に立ちはだかる、上野四天王最後の一人・神保(じんぼ)。一瞬にして牌(はい)の位置を記憶してしまう「神の眼」を持つ神保に、哲也は限界を超える早積みで対抗する!
哲也 -雀聖と呼ばれた男-(22)
「上野(ノガミ)だの新宿(ジュク)だのどうでもいいんだ……俺と奴、どっちが強えかそれだけだ!」出会ったが最後、生きるか死ぬか。ついに始まる玄人(バイニン)頂上決戦!哲也(てつや)とドサ健、己の全存在を賭けた運命の一戦が今始まる――!!イカサマの通用しないヒラの勝負で、哲也は危険を恐れないドサ健の勝負強さに圧倒されてしまう。哲也、最大のピンチ!!
哲也 -雀聖と呼ばれた男-(23)
出会ったが最後、生きるか死ぬか!玄人(バイニン)としての全てを賭けた哲也(てつや)とドサ健の頂上対決。最終局、哲也はダブル役満を狙った最後の大勝負に打って出る。新宿と上野(ノガミ)の麻雀抗争はついに終結。そして勝負を終えた哲也は、また旅打ちに出る。無賃乗車で捕まるところを救ってくれた女・千明(ちあき)に連れられてきたのは芸者旅館。そこで行われている裏名物、芸者麻雀の罠にはめられた千明を救うため、哲也の玄人(バイニン)魂が燃える!!
哲也 -雀聖と呼ばれた男-(24)
芸者麻雀を制した哲也(てつや)は、浜松へと辿り着く。賭場(とば)を探す中で知り合った父娘の頼みを受け、謎の風水師と闘うことになった哲也。「“北”……それがあなたの凶牌です……」風水の力で牌を引き寄せ、哲也の凶牌をことごとく言い当てる謎の風水師の正体とは?大自然の真理の前では、哲也の技も無力なのか!?
哲也 -雀聖と呼ばれた男-(25)
「なめんなよ!俺の胃袋は琵琶湖並みだぜ!」彦根一の玄人(バイニン)・一トン爆弾のリキが、哲也(てつや)をオヒキにスカウトした!食えば食うほどツキが上がるリキと哲也のコンビが選んだ通しは“食いものローズ”。この珍勝負いったいどうなる!?「こいつと打つと必ず場が荒れる……」あらゆる常識や理論がまったく通用しない麻雀で、大阪の雀荘を荒らし回る仮面雀士(じゃんし)・暴風雨の目羅(めら)。目羅の“無秩序”な世界と、仮面に隠された目羅の正体に哲也が挑む!
哲也 -雀聖と呼ばれた男-(26)
我々ゴールドマン一族は有り余る金を持ってる。……さァ始めよう我々とギャンブルを!!
哲也 -雀聖と呼ばれた男-(27)
人を探してんだよ……。かつて“七色ローズの瞳”と呼ばれた女をよ!!
哲也 -雀聖と呼ばれた男-(28)
打倒・満鉄を目指す康平を励ます大善。かつて新宿の玄人だった大善は「坊や哲」から学んだある哲学を康平に授ける……!!
哲也 -雀聖と呼ばれた男-(29)
勝っても負けても笑ってやがる…。こいつ只のガキじゃねえ、れっきとした玄人だ!
哲也 -雀聖と呼ばれた男-(30)
新聞記者の真琴が迷い込んだヤバい賭場で、彼女を助けるために打つ事になる哲也。敵は四人、一人は哲也を見張り、三人はやりたい放題。哲也はこの状況を打破できるのか…!?
弑逆契約者ファウスツ

弑逆契約者ファウスツ

とある山奥の病院に転院してきた、若き数学の天才・田宮六登。神父が院長を、修道女が看護師を務めるその病院では、ある「本」を解読するために、田宮の他にも様々な分野の天才が集められていた。「解読」=「不死」と信じられる本の正体とは? 「哲也」の星野泰視がおくる未体験サスペンス!!
日本を創った男~渋沢栄一 青き日々~

日本を創った男~渋沢栄一 青き日々~

幕末・明治を生き抜き、日本を近代国家に導いた資本主義の父・渋沢栄一。その知られざる、若かりし姿が描かれる。現在のみずほ銀行、三井住友銀行、JR東日本、キリンビール、サッポロビール、東京証券取引所、日本赤十字、日本郵船、川崎重工、清水建設、東京ガス、帝国ホテル、そして日本銀行、これらの礎となる481社もの企業を設立し、近代日本を築いた偉人! 令和新時代の今だからこそ知っておくべき日本No.1重要人物。農民から伝説の男へ。最強成り上がり歴史伝、開幕!
宗桂~飛翔の譜~

宗桂~飛翔の譜~

●安永四年(1775)、江戸―― 実在した将棋指しの物語。江戸には代々、将棋で俸禄を得る「将軍家将棋指南役」、つまり幕府公認の将棋指しがいた。実在した「将棋御三家」である。この物語は、御三家筆頭・大橋本家当主にして、後に八世名人を襲位する「九代目大橋宗桂」と、彼を巡る将棋指したちが織りなす葛藤と真剣勝負、夢と情を描いた本格将棋ドラマである。●星野泰視だから描けるひりつく勝負、渡辺明だから成り立つ唯一無二の精巧な将棋図面。指さない「観る将」でも将棋の内容が分かる! 本作で指される将棋は、現存する江戸時代の棋譜をベースにしたものはもちろん、それとは別に約半数は将棋界を代表するトップ棋士・渡辺二冠(棋王・王将)の手で初手から投了まで組み立てたオリジナルのもので構成。そこに『哲也-雀聖と呼ばれた男-』を大ヒットに導いた星野泰視による、濃密なキャラクターと心理戦が加わり、さらに史実も絡んだ深みのある「本格将棋エンターテインメント」に仕上がっています。さらにそれに留まらず、渡辺二冠による書き下ろし解説コラムを一話一話に追加!「将棋をしっかり描いている」のに「初心者も理解できる」、新しい将棋漫画体験がここに! ※電子版にはおまけマンガ2ページを収録。
デラシネマ

デラシネマ

映画が娯楽の王様だった時代、そのてっぺんを目指すデラシネ(根無し草)がいた。助監督と大部屋俳優、2人の夢と野望が新たな「映画(シャシン)」を創り出す!――昭和28年。黄金時代の日本映画界で底辺からてっぺんを目指す2人の男がいた。日映(にちえい)撮影所に所属する大部屋俳優の宮藤武晴(くどうたけはる)とフォース助監督の風間俊一郎(かざましゅんいちろう)。撮影所の伝統と慣習に阻まれながらも、2人は「作り物」ではない「リアル」な映画づくりを目指す!
江川と西本

江川と西本

あいつが、負ければいい―― 栄光の巨人軍を支えた大投手―― 「怪物」・江川卓と「雑草」・西本聖。二人の壮絶な“戦い”の始まりは高校時代へと遡る… プロ野球史に燦然と輝く最強のライバル伝説、開幕――!! 帯には何と国民的英雄・長嶋茂雄氏から推薦コメントが!!!
白魔殿の医師

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気弱な研修医・伊達翔司はひょんな事から南極へ向かうはめになる。そこに待っていたのは、日本にはない極寒・サバイバル環境。そして傍若無人、ムチャクチャ過ぎる観測隊隊長・鬼山隆一。自衛隊出身の鬼山に振り回され、てんやわんやの毎日を送る伊達だったが、徐々に鬼山の人間性と彼のサバイバルスキルに惹かれてゆく…。それもそのはず、鬼山の正体は、実は…!?
ABC殺人事件 名探偵・英玖保嘉門の推理手帖

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あの名探偵・エルキューロ・ポアロが、昭和11年の横浜に甦る! 相対するは、ABCと名乗る連続殺人犯!! アガサ・クリスティーの名作「ABC殺人事件」を、全くの新解釈で完全漫画化!! 昭和11年2月―― 226事件が勃発し、戒厳令が敷かれた 帝都・東京の浅草で、一人の惨殺死体が発見された。その前日には、横浜で名探偵と名高い英玖保嘉門の元に 犯罪予告状が届いていた……!!
蒼ざめた馬 名探偵・英玖保嘉門の推理手帖

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あの名探偵・エルキュール・ポアロが、昭和初期に甦る第2弾! 昭和初期、雨夜、東京両国。一人の町医者が撲殺された!! 遺品から見つかった一枚の書き付け。そこに名が記された人物達が不可解な死をとげていた―― 死が死をまねく“呪い殺人”に 名探偵・英玖保嘉門はどう挑む――!?
少年無宿 シンクロウ

少年無宿 シンクロウ

賭博寺に拾われて、仏の教えと賭場の空気に囲まれて育った少年・シンクロウ。胸に火傷の跡=刻印を持つシンクロウは、ある日、賭場で会った女博徒に“刻印”に隠された真実を知りたくないか? と持ちかけられる。真実を知りたいシンクロウは、女の申し出に乗るのだが……。