reread
また読みたい
フォロー
1787年、オラトワール修道院付属学校の物理教師・コティの部屋から飛び出した気球。その気球を見つけ、コティのもとへ届けた青年こそ、若き日のナポレオンであった。そんなある日、技術や学問が活発な都会アラスの学院の教官に任命されたコティ。着任までの休暇を利用してパリへ寄り道することにしたコティだが、そこで待っていたのは…。
アラスの学院に赴任した物理教師のコティは、生徒たちの手荒い歓迎を受け、その生徒たちを巻き込み大騒動を起こす! そして、弁護士のロベス・ピエールに画家や商人、職人、軍人たちが集まる文学サークルに誘われたりと、新生活に馴染んでゆくコティ。一方、借金に苦しみ、援助相手を探すボルヘス子爵夫人は、ヴィクトリーヌの父親で金融家のオッシュに近づき、その色気で…。
混乱するフランス国家。パリ高等法院は国王に、貴族、僧侶、平民からなる三部会の招集を要求。1788年、グルノーブルにおいて一般市民が議員を守り、軍隊と対立。そして1788年末、フランス王国は破産寸前で、財務総監にネッケルが返り咲く。コティは特権身分の連中が高い地位を独占する社会を正すため、自分たちの代表を送り込もうと考えるが…!?
マクシムたち第三身分の代表者たちは、三部会を利用し、王室と貴族、高位聖職者によって支配されている社会制度を壊すため、ヴェルサイユへと。そこでイギリス風の国民議会に改組したいというマクシムの演説が大成功。国民議会を承認せざるを得なくなった国王に、アントワネット王妃は国民議会を認めないと宣言することを迫る…。
教師を辞職したコティは、資産家の娘・マリーと結婚し、地盤を固める。物価が上昇し、革命派と王党派の対立が激しさを増すフランス王国。亡命した貴族たちはドイツに集合し、オーストリア皇帝とプロシア王に働きかけてパリを破壊する、という脅しを突きつける。大混乱のフランス王国に、権謀家コティが頭角を表すが…。
ルイ国王は処刑され、国民公会はイギリスとオランダに対して宣戦布告。今やフランスはヨーロッパ中を敵にまわし、各地で暴動が頻発する。そして国家を救うため、穏健派の追放が始まった。一方、革命を成し遂げたはずの一般市民は食料が不足し、パリの街は絶滅の危機に。そんな中、コティは…。
総督となった権謀家コティは、リヨンの虐殺者と呼ばれるようになる。一方ナントの街では、銃殺された王党派の兵士の死体の山がロワール河を汚し、ペスト、飢饉により瀕死の状態に。その頃、パリに来て弁明せよとの手紙を受け取ったコティは、パリに戻り、妻や娘と再会するが、力をつけたピエールがコティを陥れようと画策する!!
人権と正義に基づいたフランス革命は、その後の陰謀により腐敗し、共和国としての声明は危険にさらされていると暴君ピエールは宣言する。だが、糾弾によりピエール派は逮捕され、ピエールは失脚。そのピエールを擁護するため、自治市会は蜂起を指令し、武装市民を市庁前の広場に待機させる。そして囚人たちも集結し、不穏な空気が…。
暴君ロベス・ピエールは処刑されたが、パリの街では再び大騒動が。内外の紛争へ政府軍が出兵している隙に、共和政府を倒してブルボン王朝を復活させようと、国民軍を率いる王党派3万が攻撃を開始。有能な軍事指揮官を必要とした政府は、ナポレオンに白羽の矢を立てる。しかし、26歳で最高司令官となったナポレオンは、力をつけ政府を無視し始め…。
1799年12月、新憲法が発表され、ナポレオンは第一執政に。そしてナポレオンは絶対的権力を手に入れ、フランスは軍人の時代へと突入していった。だが、一度でも遠征で敗れれば、ナポレオンの地位はもろくも崩れ去る危うい立場でもあった。一方、日和見主義者で人格を周囲から疑われているコティは、警察大臣に任命される。英雄と権謀家は手を結ぶのか!?